
『NX700X DCT typeLD』に乗って5年14,000km弱。乗り換えることにしました。
売却はレッドバロン植田店ですが、全国販売可能だったはずです。Gooバイク等の情報サイトには載らないのでレッドバロン各店舗で調べてもらうしかありません。
次に乗ってくださる方のために装備品のメモを残します。
一度もコケていなく、不具合も特にありません。最近のバイクは14,000kmくらいではなんともありません。激しい走行をしたかというと、そんな腕はないので大丈夫です。
このように前オーナーがわかっている車両はある意味安心して買えるのではないでしょうか(私が正直者な保証はないけれど)。とは言え責任は取れませんので悪しからずご了承ください。
いろいろと試行錯誤した跡があり、多少のサビや線キズはお許しを。
NC700Xはツアラーです。特にロングツーリングに威力を発揮します。
官能的、刺激的な仕掛けはなにもないけれど、とにかく楽に走ることに特化されている感があります。
バイクとはエンジンをぶん回すものだ!という方にはとてもすごく非常にオススメできません。
エンジンはパジェロみたいな低速トルク重視タイプで、高回転(4000~5000rpm)まで回すとガオォォォッ!と叫ぶけれど、特にいいことは起こりません。
ただ遅くはなく、DCTの高速シフトチェンジ性能もあり、低回転のうちに5速まで次々にシフトアップして巡航状態にもっていきます。
排気音はとても静かです。こう考えるとクルマ的な考え方のバイクなんですかね。
弱点は交差点を曲がる時の20~30km/hくらいの低速走行時で、DCTがシフトを落とすべきか維持すべきか迷う時があることです。これは四輪DCT車でもある現象ですが、二輪はその影響が大きいのでちょっと怖いです。多くの場合、シフトを落とすのが正解です。最近はマニュアルモード(シフトチェンジをボタンで指示できる)で走るようになっていました。
では装備品の説明をしていきます。

■ホンダ純正フォグランプステー
エンジンガードのつもりで買ったら、なんにもガードしていなかった代物。シルバーのパイプがアドベンチャーな雰囲気を醸し出す、飾りです。
■フロント延長フェンダー
脱脂して外装用強力粘着テープを追加して止めてあります。落ちることはないと思います。たぶん。
■ホイールテープ緑
貼るのにすごく苦労したので、できればこのまま使って欲しい・・・。ちょっと内側に寄り過ぎてしまいました。黒に緑のカラーリングが好きなのでこうなっています。美しい。

■フロントタイヤ溝
レッドバロンは交換すると言っていました。つまりお店に並ぶ時は新品。

■自作ラジエーターコアガード
結束バンド+針金止め。結束バンドが劣化してボロボロになるかと思っていましたが、今のところ無事。冷却性能にも問題はない模様。

■寺本自動車T-REV内圧コントロールバルブ(金色)
寺本自動車の方による無料取り付け体験キャンペーンで取り付けに4時間かかった苦労の一品。
その時の記事⇒
https://minkara.carview.co.jp/userid/312743/blog/35786111/
それなのに効果は体感できない程で残念すぎる。
しかも現在の体験イベントでは取り付け工賃は有料になったそうで、このNCのせいでしょうか!?
しかしきっと高回転時に効果が出ていたりするんです。大丈夫。NCで高回転は使わないけど。

■ホンダ純正ディフレクター
前輪の上げた水しぶきを防いでくれそうで防いでくれない。足首への風を防いで寒くならないかというと寒いものは寒い。効果がよくわからないがきっと何か良いことがあると信じています。

■ホンダ純正ディフレクター
膝への風を防いで体力の消耗を和らげてくれそうな気がする今日この頃。
こういうの3つ目ですやんホンダさん。

■リアフェンダー
後輪が巻き上げた水しぶきを受け止めて、本体への汚れがつくのを低減する・・・・・・低減されていない???

■ホイールテープ緑
いやあ、黒に緑って美しいね・・・。
■リアタイヤ
まだ溝はあります。前輪の方が減りが早いものなのですね。

■GIVIモノキートップケースE45NJ(45L)
売る気はなかったのですが、次のバイクには付かなかったので、付属品とします。
45Lはデカすぎですが、メットインラゲッジと合わせると結構な積載量となり、旅の時に便利で結果的に良かったと思います。
ダンパの宗谷岬ステッカーは前車ムルティストラーダ1000DSの時に買ってきたもの。
九州の宇佐神宮ステッカーはNC700Xで行った時のものです。結構しっかりしたステッカー。
納沙布岬ステッカーは安物でシワシワ。これはレンタカーのNoneで行った時に買ったものだからこのトップケースは未訪問。
と言ってもお店に並ぶ時はきれいに剥がされていると思われます。

上面のGIVIバッヂはさすがに色が剥げてきた。
あと付属のキーはあっさり折れましたので、鍵屋さんで作ってもらったものを使用していました。一応スペアで折れたものと同じものも一緒に渡しましたが、使うのは考えもの。

■EFFEXのざぶとん
ないよりマシ? お尻痛くなり度というのはお尻鍛え度に左右されることを知りましたので、つまりざぶとんの効果は人それぞれ。
なお、初期型NC700Xのシート表皮は滑りやすいものが使われています。
■タンクパッド
クリア層が剥がれてつやがなくなってきたので慌てて貼ったもの。自分で切ったのであまりきれいではありませんが、保護の役目は果たせたはず。

■デイトナの簡易グリップヒーター
グリップに巻くだけ。意外とこれが悪くないんです。ただ、止め方が難しい。巻き直そうと思っていましたが、結局やらずじまい。
■南海部品のアクセサリーソケット+USB端子(0.5A)
ソケットのフタはいつか落ちそうだなぁと思っていたらいつの間にか脱落して紛失。
側面にグリップヒーターのスイッチが付けられています。

後付ハンドルブレースに付けていたのですがブレースは回収したので、スイッチが危険な向きになってしまっています(雨に降られると浸水するかも)。ひねってスイッチが横になるようにしておきましたが・・・。

■スロットルキーパー
通称『へら』。付けたまま渡してしまった・・・。

■SW-MOTECHハンドガード
オフローダー風味になってカッコイイですね。フレームとカバーに分かれていますので、夏はカバーを外してハンドルガードにしていました。
BarkbustersのOEMです。SW-MOTECH以外から出ている製品もあります。
■CalforniaScientific製ウインドシールド・ミドル
これは良いものです。ヘルメット頭頂部のエアインテークに風が入る、ちょうどいい風防範囲。中央下の穴で負圧が発生するのを防いでいるので、頭が揺すられることもありません。たぶん風防性能はNC用の中では世界一。
ハンドガードと干渉するため、手加工で削っています。試行錯誤の末に線キズがあちこちに入ってしまってごめんなさい。純正スクリーンとスクリューキャップを添付しましたが、キャップははめると取れなくなる(外す時にまた傷がついてしまう)ので、外したままになっています。
あと、実はウィンカーと接触しているので、間に不織布か何かを挟んだ方がいいです。このアクリル、すごく硬いので、きっと振動でウィンカーの方が削れていきます。

■純正マフラー
この形が好きではなくて、音もおとなしすぎるのでモリワキマフラーに変えていましたが、モリワキマフラーは親父に譲り、元に戻したところ、その静音ぶりに非常に感心してしまいました。
音が静かだと加速がすごく力強く感じる不思議。純正侮りがたし。
■センタースタンド
あると便利なセンタースタンド。

■給油口
特に何もしていませんが、他のバイカーにNCの説明をすると必ず給油口のことを聞かれます。そんなに珍しい? 小さな物入れスペースがあるのですが、付属の工具袋は入りません。

■メットインラゲッジスペースの中のバッテリー
ものを詰めすぎてバッテリーホルダーのゴムバンドが下の引っ掛けに入らなくなっています。ここの未整理ぶりは課題だったな・・・。ちなみにレッドバロンにお願いしたものです。
■スペシャルパーツ武川のラゲッジボックスオープナーキット
ボタンを押すとメットインのロックが外れる、便利なキット。バッテリーの上にモーターが収めてありますが、端子が緩くて抜けかかるとオープナーが作動不良になるので注意。直さなくてすみません。バッテリー周りのスペース不足に悩みます。

■一体型ETC車載器
メットインのリッド裏にマジックテープ止め。ちゃんと通信できます。リッド側マジックテープはゴム系粘着剤でくっつけてあるので、そう簡単には取れないと思います。
なお、これのせいでメットインにヘルメットが入りません。自分のヘルメットはXLサイズなのでどうせ入らないからという理由で封印してしまいました。

■ETC行きケーブル+割り箸
リッドを閉めた時にケーブルを噛み込んでしまうので付けた矯正棒、と言う名の割り箸。必ず内側にケーブルが曲がるようになってるんですよ。割り箸だけど。取っちゃいます?

以上です。
次のオーナー様、このコをいろんなところに連れて行ってあげてください。
ぜひともよろしくお願いします。
販売価格 478,000円
ツーリングシーズンを前に強気の値付けだ!(もっとふっかければ良かった!)

でも装備を考えるとお得だと思います。ひと通り揃っているのでカスタマイズの楽しみはないけれど、最初っから全部揃っていた方が面倒がなくて良い!という人にはいいと思います。
予想通りステキ神社ステッカーは全て剥がされていました。また集め直しです。T-REVステッカーだけはわかりにくいので残してもらいました。

▲右リフレクターが砥鹿神社ステッカーを踏んでいたらしく、
少しゴミが残ってしまった・・・。
(後日追記)きれいに取ってありました。

▲新しい相棒、ヤマハMT-03。
クラッチレバーを握るのを忘れて1速に入れてエンスト。
信号待ちで発進エンスト。4速のままになってた。
ATに慣れすぎたようだ・・・。