編集追記: 2024/03/09
このブログに書いた事を2024/03/09にアップした、『これがスルカゴ』にまとめたので、良かったら見てみてください。
良かった、みんカラはクルマ好きのSNSだけど、知らない人でもネットから検索出来るみたいだね。
前回のブログでは文字だけだったんで、今日は写真を撮ってスルカゴ仕掛けの作り方や解説をしてみます。
この仕掛けの最大のメリットは、フカセ釣りの柄杓ではコマセが届かない所までカゴを遠投出来て、かつ、柔らかい磯竿で竿がブチ曲がるくらいの引きを楽しむ事ができるということ。オモリを必要としない特殊なカゴ釣りなんだね。
では、さっそく自作したスルカゴを解説していきます。
ほぼほぼダイソー釣り具で道具は買い揃えられると思います。
写真は、ぬこまた釣査団さんというYouTuberの動画をもとに、僕なりのアイデアといかに安価に作れるかをテーマに作ってみました。
必要な部品は、プラカゴ・玉ウキ・ウキ留めゴム・シモリペット・ステンレス鋼線です。ステンレス鋼線以外はダイソーで集められるかな。鋼線は折り曲げや切断しやすい0.8mmのものを釣具店で購入。自作天秤や自作ヤエンのコーナーで見付けられると思います。
曲げる寸法とかは下記の写真を参考にしてみてください。
寄せエサ(コマセ)をカゴに入れる時は、鋼線のハンガーをめくり上げてこのまますくってコマセバケツの壁に擦り付けるだけで簡単OK。
カゴは穴が開いたままなので、冷凍アミエビを使う場合はキャスト時に汁が飛び散らないよう、アジパワーやパン粉でドリップを吸わせて粘度調整して、周りに迷惑の掛からないように。
全遊動の反転カゴなので、竿を上げるとこのように。
カゴの下に玉ウキがあるので、着水するとクルッと反転してカゴの中のコマセが水中に広がっていきます。
玉ウキの固定は、ウキゴムをカゴの中側からぶっ刺しただけ(笑)
仕掛け全体イメージ
キャスト時に竿を構えると仕掛けはこんな感じになります。
折り曲げた鋼線の端を使ってフックハンガーにしました。これが結構使えるので自作される方は試してみてください。
仕掛けの解説。
上から
・道糸3号
・自作反転カゴ(カゴが全遊動なのでウキ留めゴムは使いません)
・シモリ玉(ラインの結束部の保護。余ったウキゴムでも良い)
・ゴムより糸50cm
・ハリス1.5号1m
・チヌ針2号(ターゲットに合わせて大きくしてください)
ちなみに僕のタックルは、磯竿1.5号4.5m、リールは3000番を使用。セット販売されてる、サビキ釣りの竿やリールで全く問題ありません。
着水するとこんな感じ。
玉ウキの付いたカゴが反転してコマセをバラ撒くと同時に、フックハンガーに掛けて投げた喰わせ餌が水中投下される仕組みです。
付け餌の沈下スピードは、ゴムより糸の自重だったり、お好みでハリスにガン玉を打ってみたりして試してみてください。
フカセ釣りでは絶対に届かない沖での、スルカゴっていう特殊な釣り方。レギュラーサイズのアジでも竿がブチ曲がる引きを楽しめます。
コレ、1回やるとハマりますよ~♪
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2023/10/24 23:28:19