前回は写真撮ってる暇が無いまま実釣テストしてきたため、イメージが分かりづらかったかもなので、今回は写真をアップしながら解説します。
まず最初に…
手元にあったライトカゴ釣り用の自作カゴを、スーパーライトカゴ釣り専用に作り変えました。
上がライトカゴ釣り用に作っていたカゴ。下は今回、専用に作り変えたカゴ。付け餌を収納する目的で、シャクるとオモリ部屋部分とコマセ部分が開く仕組みにしてたけど、上手く開かない事があったため今回は廃止。
シャフト全長が短くなり、コマセ投入口の部分だけスライド開閉させる仕組みに。
作り変えた2個のカゴのうち、実験でフックハンガーを設けたものも作りました。
先週の実釣テスト時にも使った、アポロウキ4号。と今回作り変えたカゴ。
ここからは仕掛け全容を解説します。
基本的に真鯛狙いの遠投カゴ作りのミニマム版といったところで、ウキとカゴをサイズダウン。天秤は軽量で愛用してるマルフジのストレート天秤。
スーパーライトカゴ釣り(磯竿ver.)
・竿 磯竿2号
・リール スピニングリール2500番
・道糸 ナイロン3号
・ウキ アポロスーパーライトウキ4号
・天秤 マルフジストレート天秤40cm
・カゴ 自作カゴ4号
・ハリス フロロ2号1ヒロ
・針 ケン付きチヌ針4号
竿は磯竿2号を使います。
スーパーライト…とはいえ、2号の磯竿のオモリ負荷は5号相当なので、あまりコマセを詰めすぎないように。それなりに重量のあるカゴを投げるので、価格の高くなるカーボン比率の高めな竿より、粘りのあるグラスの割合がそこそこある、購入し易い磯竿が良いでしょう。
注意点として、大経口の遠投ガイドではないため、ウキ止め糸はズレやすいです。20投くらいするとタナが狂ってきやすいのでチェックしてください。。
ウキは断然、アポロウキがオススメ。
EVA製の遠投サビキ用とか、プラスチック製でも使えなくはないけど、飛行姿勢や飛距離の面では発泡ウキには敵いません。これから購入しようと考えていられる方はアポロウキが良いですね。
道糸はナイロン3号を使用。
もともと風が強い日は向かない釣法なので、PEラインでも良いかもしれません。
天秤はマルフジのストレート天秤。
よくあるステンレス製の天秤でもいいかもですが、重量増による竿への負担を減らすために、樹脂製で軽量、糸絡みの少ない実績のある、40cmのストレート天秤を使いました。
カゴは自作。
アポロからスーパーライトカゴ釣り専用でウキとカゴ、それぞれ種類(2·4·6号)がリリースされています。(後日、アポロカゴ4号を注文してみました)
ハリスはフロロ2号の1ヒロ(1.5m)
市販のライトカゴ釣り用の仕掛けだと全長70cm程度がメインらしいので、もう少し短くても良いかも。使ってるコマセがバラけやすく潮に流せるようにしてあるため、アジの他、イナダやグレも狙えるように長めにスタート。
針はささめ針のケン付きチヌ針4号を使用。
僕は日中の釣りなので、エサを大きく見せるため、ケイムラ発光の針を使っています。また、ハリスを結んだチモトには、ソフトタイプのケイムラ玉を装着。フロート効果もあるそうなので、コマセと自然同調させる目的と、ヒラメなどの歯の鋭い魚が食い付いて来た時の、保険の意味も込めて使ってます。
最後にエサ。
コマセは自作。ヌカ6・釣り用でのパン粉4くらいをベースに、余ってたフカセ釣り用なんかの比重の軽い集魚剤を1カップくらい。それに冷凍アミエビ300gくらい。アミエビは入れ過ぎるとエサ取りがひどいので、1袋の半分以下で良いかも。パサパサ具合の方が海中でバラけやすく寄せやすいため、水分量は気を付けて。
僕は冷凍アミエビは半分に割って、半分ずつタッパーに入れて冷凍庫保管しています。
サシ餌はオキアミのM。
大きな魚がいる場所ならLサイズのオキアミが良いでしょう。これもタッパーに小分けしておいて、使う分だけクーラーボックスから取り出して、鮮度良い状態のものを使うようにしています。
余談ですが、
スーパーライトカゴ釣りのアポロウキの保管方法。以前、ブログでもあげた、ダイソーのパスタケースが使えました。羽根があんまり大きいと入りきらないんだけど、発泡ウキって簡単に潰れちゃうし、ポキっと折れちゃう。
厳密にはわずかにフタが閉まらなかったけど、許容範囲かな。お高いメーカーさんのタックルポーチまで手が出せない…って方には、仕舞えるウキの寸法をちゃんとチェックしてから検討してみてください。
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2024/10/04 20:38:21