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イイね!
2013年12月22日

最近発売されたセブン雑誌のターゲット

20年以上も前の事ですが学生の頃に良く購入していた自動車雑誌と言えばCARBOYやOPTIONでした。良く購入していたと言っても基本的にはバイクの方が好きだったのでバイク雑誌でGARRRR(ガルル)やBACK OFFなどで比較的オフロード系の雑誌を好んで購入していました。父親がバイク好きだったと言う事も有りますが、元々は中学生時代に読んでた「バリバリ伝説」と言う漫画の影響でオンロードモデルが好きで、折しもWGP500という2スト500ccを使った当時の国際レースの最高峰のバイクレースも華やかな時代でした。レーサーも個性的でバリー・シーン、ケニーロバーツ、フレディースペンサー、エディーローソン、ウェインレーニー、ワインガードナー、ケビンシュワンツなど今でも覚えてます。

それから就職しバイクから徐々に車に移行し、初めに書いたような雑誌で取り上げられるハチロク、シルビア、180などの峠道を楽しく走れるような車に憧れて実際にFD3Sを購入するに至った訳です。それから年齢を重ねる毎に、今思えば学生時代に友人に勧められて読んだ「GT roman(西風著)」の影響を受けているようで、ある意味原点回帰なのかもしれません、セブンと言う20年来憧れていた車を購入しました。

とはいえ、いきなりセブンを購入した訳ではなく、原点回帰が遅かった分いろいろと解らないことだらけです。

そこでインターネットの常時接続が当たり前になりそうな時代背景もあり、当時住んでいた借り上げ社宅に繋がっていたJCOMに申し込みインターネットが存分に使える状況にしました。

そして色々と調べるとAutoJumbleなどの雑誌にセブンが色々と取り上げられている事を知り、今でこそAmazonなどで中古本を扱っていますが、その当時は有名どころではブックオフなどでしか扱っていませんでした。なのでブックオフを見つけてはAutoJumbleなどを探しますが、なかなか置いてある所が無く、ようやく見つけたのがVol.32です。書かれている事が本当かどうか解りませんが、でも胸をドキドキしながら読んだのを今でも覚えています。次に買ったのがTIPOのLOTUS&SUPER SEVEN Part.2です。それからも二玄社のSUPER SEVEN、WORLD CAR guide 8 LOTUS、SUPER SEVEN owner’s bibleを買い妄想を莫大に膨らませていました。





そして最近またセブン関係の本が1冊発売されました(実はその前にセブンとは関係ないのですがCLASSIC & SPORT CARというのも購入)。この2冊に共通して言える事は前半半分は読めるけど、後半にはあまり興味がわかないと言う言うか、一冊丸々読めないということです。もちろん知りたい人には必要な情報として載せてあるのでしょうね。



そこでなんで半分くらいしか読めないのか自分なりに考えてみました。

セブン予備軍時代に僕が購入したセブン関係の雑誌にはセブンってどういう乗り物なのか、構造はどうなっているとかセブンの面白さを記者の方の目線で雑誌の90%くらいを埋めています。ですが最近買った2冊は前半セブン(あるいはクラシックカー/スポーツカー)の面白さを記者の方が書いていますが後半はショップの紹介に近いもんばかりです。もちろんセブンに興味を持っているけどメンテナンスはどうすれば良いのか不安はあるでしょうし、ショップの方からしたらお困り事は当店にって感じ認知度アップなどの面で良い事なんでしょうね。でもね仮に雑誌が100ページあったら昔の本は90ページかけてセブンの面白さや楽しさをアピールしているのに最近の雑誌は100ページの中の50ページ分で昔の90ページ分の面白さを伝えなければならないんですよ。そんなのライターの方の腕が上がって密度が濃い内容になっているならまだしも、読んでても心ここに在らず的な文章じゃワクワクもしないっての。果たしてそんな雑誌を読んでセブンを買いたいと思う人ってどんだけいるんでしょう?



セブンに関してある程度の継続性を持って記事が書かれるからセブンの面白さは十分解っているけど、メンテナンス関係でちょっと不安があるからセブン購入に踏み切れないような方にはセブンの面白さ50%でメンテナンス関係のショップ情報も含まれていた方がいいでしょう。

ですが、セブンの楽しさはまだ十分に解っていないけど、何となくセブンに興味があると言う人にはショップ関連の情報よりも面白さを十分に伝える必要があると思うし、セブンの面白さも解っていて既にセブンを持っている人にとってもセブンの面白さが十分伝わるようなページ配分の方が読んでて楽しいと思うんじゃないかと思います。

ただし、セブンに興味はあるけど十分面白さを解っていないという人には普段から定期的にセブンの情報が掲載されている雑誌の方が取っ付き易いと思います。そこで徐々にセブンへの興味を高めて行ってから今回のような雑誌を読んでいただき購入に向けて一歩踏み出してもらいオーナーになってもらう、こういう作戦が必要と感じるのですが、ですが特集号的な感じの雑誌の立ち位置って「セブンに興味があり購入に踏み切れない人」から、「既にセブンの楽しさを知っているし、オーナーだよって人」も含まれているよな感じがするので最近購入した雑誌に不満が湧いてしまうんだろうなって感じです。

そもそもメンテナンスショップの情報が必要な人は「セブンに興味があり、購入後のメンテナンスに不安がある人」が対象な訳で、そういう人ってセブンに興味がある人の分母集団から見たら多くても25%程度です。そこをピンポイントとした雑誌作りってのも凄いなと思った次第です。

あと、最近の雑誌もF1と同じでパイロットがお金を出してF1に載せてもらっているのと同じで、この手の雑誌って、本を購入した人からの購入料金と、雑誌に掲載してもらったショップの方も掲載料って感じで費用を払って作っているんですかね。もしそうだったら業界自体が破綻しているような気がします。だって車に興味を持ってもらいたいと思っている層にメンテナンスショップ関係の情報ってそんなに多くなくても良いですよ。それよりも車に興味を持ってもらう方が先な気がするんですけどね。まっ、あくまでも私見なんで突っ込みどころ満載だと思いますが、そこはご容赦ください。

私はパラパラめくって、満足に内容を読まずに本棚にしまいました。大変申し訳ありませんが、それくら昔買った雑誌に比べてワクワクしなかったってことなんですけどね。
ブログ一覧 | Seven | 日記
Posted at 2013/12/22 17:03:05

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この記事へのコメント

2013年12月22日 17:33
実は…せっかく嫁様が買って来てくれたんだけど、おいらもあまりワクワクする内容ではなかった様な気がしました。


今日もお山で話ていましたが、軽のセブン…車的には楽しいと思うけど、あの価格はどうなのかな…と疑問が…(--;)
コメントへの返答
2013年12月23日 8:23
おはようございます。

その気持ち解ります。奥様の心意気を無にしない心遣いも立派ですね。

軽のセブン、確かに車的には絶対に楽しいと思うのですけど仰る通り価格的な魅力が皆無ですよね。

そのうちケータはハイパワー化とともの価格高騰になり、我々庶民に買えるのは軽ターハムってことになりますね。
2013年12月22日 17:45
わしは昔、働く車 を読みょ~りましたが・・・・

コメントへの返答
2013年12月23日 8:24
さすが師匠!

働く車、息子に買ってやりたくなったでがんす。

2013年12月22日 17:51
最近「本」から…遠ざかってます。




…ご近所に…本屋が無い!!のが原因?かな


コメントへの返答
2013年12月23日 8:26
そうなんですよね、Amazonの進出により近くの本屋で本を買う必要性が極端に減ったんですよね。

だって、今回のセブン本が書店で売り切れていたので本屋に注文すると1週間かかるって話で、Amazonだったら2日で届きますからね。

頑張れ、地元の本屋さん。
2013年12月22日 17:55
私も買ってみて、う〜ん?という感じでした(^_^;)
そっと本棚に‥‥。
コメントへの返答
2013年12月23日 8:28
おはようございます。

ですよね、わざわざAmazonでお取り寄せしたのに残念でなりませんでした。これだったら本屋で手に取って中身を確認してから買えばよかったと反省。

あっ、すでに本屋で売り切れだったのでお取り寄せしたんでした(とほほ
2013年12月22日 18:41
私も殆ど読まないで本棚にしまいました。
だってスポンサーさんべったりな内容なんですもの?
コメントへの返答
2013年12月23日 8:32
おはようございます。

スポンサーさんが必要な時点で本としては失敗な気がしますし、多様化した生活様式の中でやはり車と言うモノの位置づけも変わってきているんだと思いました。
2013年12月22日 21:35
ワインガードナーモデルのメットが欲しかったのですが、友達が先に買っちゃって、ドミニカサロンモデルを買った記憶が!


僕もオンロード派でした。

鈴鹿8耐とか観に行ったことは無いですが、録画して何度も繰り返して見てましたよ。

高校時代に原チャリで四国一周とかして(笑)
【セピア色で懐かしい。。。】

大学に入ると親のすねをかじりスカイラインに。
あれ依頼、バイクどころか原チャリも乗ってないなぁ。



コメントへの返答
2013年12月23日 8:35
原チャリで四国一周ってのは凄いですよね。

そういうセピア色の思い出って本当に重要で、バイクや車じゃなくても良いのですが今の時代どうやってセピア色の思い出を作れるか凄く考えさせられます。

子供にもそういうセピア色の「お父さんが子供の頃は・・・」って言う思い出を作って欲しいと思います。
2013年12月22日 23:04
本も出せば売れる時代ぢゃないのよ。

スポンサー代をもらっている作り記事、テスト車借用してのベタ褒め記事、、、

そんな大人の事情を知らずにいれた頃が良かったのかもね。
コメントへの返答
2013年12月23日 8:53
本を出せば売れる時代じゃないってのは、まさにその通りですよね。

僕自身もピュアだった頃が懐かしいです(泣
2013年12月22日 23:57
セブン本というかケータハム本でしたね。

今やスポンサーの付かない車種は記事の対象にならない…残念なことです。
コメントへの返答
2013年12月23日 8:58
そうですね、セブン本と言うよりはケータ本でしたね。

個人的にはチャント取材に取材を重ねて丁寧に作られた本だったら嬉しかったのですが、なんか切り貼り感がして、即席で作った本だったなってのがパラパラ読みで感じました。
2013年12月23日 4:45
GARRRR(ガルル)やBACK OFFって、私の愛読書でした!
私も九州の林道案内人で投稿してたこともありました。
懐かしいです。
コメントへの返答
2013年12月23日 9:01
林道案内人に投稿した事があるんですか?

すげぇ〜っっす。

僕はそれを参考にツーリングさせて頂いていた派でした(とほほ

懐かしい!
2013年12月23日 11:24
初めまして☺︎おじゃまします。

自分はスーパーセブンに関して全くの素人でして、今回の本はそこそこ楽しめました🎵
出版社としては、130の発売に乗っかって急遽出してみた感じかも知れませんね。。

あと、自分はシルビア13・15と乗り、最近までカプチーノでしたが。ケータハムにスズキのエンジンが乗る!ということからケータハムに興味を持ちました。

スーパーセブンの面白さがわかる本を読んでみたいです🎵
コメントへの返答
2013年12月23日 12:35
初コメントありがとうございました。

今回のブログはかなり私見が入っておりますので不快な部分はスルーして頂けると幸いです(汗

あるセブン乗りの話だとセブンは「五感番長」と言っていました。

ですので「五感番長」が本から伝われば、それは面白い本のような気がします。

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「初のUSCP(ウクライナ)からのお取り寄せ。 ディテールアップ商品を扱っている国内のメーカーさんからは何回か取り寄せたことがあるけど、ウクライナからは初めて。 前から興味があっただけに、うまく取り寄せられて一安心。」
何シテル?   07/17 21:24
はじめまして09年7月、念願のセブンを購入する事ができました。 2011年4月エンジンO/H実施 ・IN/EXポート加工 ・ダミークランク&ダミーヘッ...

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