バオヤッキーのブログ一覧

2011年3月11日(金)、この日は皆さんの記憶にも残っていると思いますが、東北地方を震源とした大きな地震が発生し、当時新宿のビルの4階に居た私はあまりの揺れの大きさにビックリして地震が収まってから会社の同僚と避難地に指定されていた新宿御苑へ向かいました。そこで会社の同僚が持っていた携帯のワンセグ放送で何が起きたのかを知り事態の凄さに驚きました。

後に、この地震は東日本大震災と呼ばれるようになった訳ですが、実は僕は翌日の3月12日(土)に3月15日(火)が次男坊主の誕生日なのでフランス料理を食べさてくれる知人のお店にランチと誕生日ケーキを予約していたけどそれどころではなく帰宅難民で金曜日は帰れず会社に泊まっていたのです。

土曜日の昼近くになって電車が大宮まで行くようになり、その電車で大宮まで移動し、大宮からはタクシーで自宅に帰りました。

それからは皆さんが知っている通り、今も続いていますが被災された方達の復興支援を多くの方達が行われています。

そんななか、日本酒を作っておられる宮城の一ノ蔵さんが震災から11日後に日本酒作りを再開され、翌2012年のお酒には「特別純米酒未来へつなぐバトン」の売上げを私も支援させていただいているハタチ基金に寄付されました。そのとき購入した一ノ蔵さんの未来へつなぐバトンを昨夜頂きました。

 
本当は人が大勢きた時に開けようと思っていたけど、昨日は先方のチョットした手違いで本当は妹のところに届くはずだったカニがウチに届いてしまったので晩ご飯でカニ鍋にして食べたので日本酒が飲みたくなり開けてしまった所存です。

 
僕は蒸留酒は好んで飲むのですが醸造酒は二日酔いのときに辛いのであまり飲まないので辛口、甘口なんて利き酒ぽいことは言えませんが、飲んでていて非常に飲み易く、放っといたらクイクイ飲めそうな美味しいお酒でした。

日本酒を飲むのはお正月のお屠蘇くらいで、それ以外だとここ10年以上口にした事が無いんじゃないかと思ういくら飲んだ記憶がないけど、昨夜飲んだ日本酒は本当に美味しく日本酒の見方が大きく変わりました。

今日で東日本大震災発生から２年目を迎えました。

当時僕は新宿で仕事をしていて、激しい縦揺れがビル全体を襲いヤバいと思いビルに居た全社員と一緒に新宿御苑に避難しました。そして暫くして携帯で情報収集しようとしたけどウェブはサーバーが混雑し全然応答がありません。またメールも同様に皆一斉に安否確認のメールを家族に打っているのでネットワークのトラフィックは増大し相方にメールが届きませんでした。そこでtittwerでダイレクトメッセージを打つと速攻で子供達も含めて大丈夫だという事で安心しました。

また会社の同僚が携帯ワンセグで東北の太平洋沿岸で起きている惨事を知り、JRや私鉄などが電車の運転を見合わせて止まっていているので家に帰る事が出来ず、仕方なく会社に泊まり翌日昼に電車が動き出したので家に帰る事が出来ました。

ですが、その後は東北太平洋沿岸では福島第一原発や津波被害など惨惨たるニュースばかりが飛び込んできて、時間が1日、1日と少しづつ経過して行くと自分が被災に会われた人たちに何が出来ることが無いかを考えるようになり、たまたまハタチ基金という基金を知り居ても立ってもいられず支援の申し込みをしていました。あと18年、少額ですがこれからも継続して支援して行くつもりです。

ここで支援を受けている子供達も逆境に負けないように、そして自分達が生まれた町に自分達が還元できる事は何だろうと真剣に考え、見つけた目標を実現するために一生懸命勉強をしています。そういったこれからの未来を支える子供達のために少しでも役に立てば良いなと思って支援しています。

みなさんもご賛同頂けるのであれば、是非宜しく御願いします。

ハタチ基金はこちらまで。

学ぶために必要なことは「目的」と「場所」、そして「教えてくれる人」じゃないかな。

でも、その考えにたどり着く前の僕は「勉強することって意味あるの？」という感じで、学びに対して懐疑的でした。

ちなみに中国語で「勉強」は「無理強いする」という意味で、日本語の「勉強」にあたる中国語は「学習」と書きます。学習とは日本語にもあるように「学び」と「習う」です。

さすが中国語は漢字圏ですね、ちゃんと本質を捉えた漢字を使っています。そうです、僕らが使っている勉強とは無理強いなんですね。ただし動機を持った勉強は学習と言っていいでしょう。ここではあえて勉強と学習(学び)を使い分けることにしますが、そう言う意味では、これまで学校では勉強しかしてこなかった気がします。何にも目的を持たず机に座って先生の話をノートにとり、テストとための勉強、そんな感じだったと思います。

ですが、去年、某ビジネススクールで勉強する機会があり3ヶ月通っているうちに、勉強から学習に変わっているんです。でも、そのことに気がついたのは通い出して1ヶ月が経過してからのとこです。学びの場に足を運ぶのがすごく楽しく、また自分の思慮の浅さに気付き、また学習意欲が沸き、講義で足らないところに気づく、そんなサイクルがすごく新鮮で楽しくて楽しくて仕方有りませんでした。

ここで気づいたのは冒頭にも書いたように学ぶためには目的が必要で、何のため、あるいは実現したいことのために学び、学ぶためには場所が必要で、そして教えてくれる人が必要と言うことです。

教えてくれる人は講師の方であったり、同じ学びの場に足を運んでいるクラスメートで、彼らからの刺激であったりします。いくら学ぶ目的が有っても、モチベーションを維持し続けるには競争相手、あるいは競論相手がいた方が良いと思います。ここで競争相手や競論相手と勝った、負けたではなく、自分に足りないモノを映し出してくれる鏡のような存在と考えてください。「そっか、そこまで考えつかなかった」なんて事を感じ取れる相手ですね。

幸いにして、某ビジネススクールは全て揃っています。学びの場としては最高の環境だと私は思います。もちろん、他のビジネススクールや学びの場が悪いと言う事を述べたいのではなく「目的」、「場所」、「教えてくれる人」が揃ってる環境だという事です。

ですが、東日本大震災で被災された人達の中には、この環境が整ってない子供達がいます。その支援としてハタチ基金の実行支援団体の一つであるカタリバという特定非営利活動団体では被災した子供達にコラボ・スクール女川向学館や大槌臨学舎など学習する機会を支援する活動を行っています。


先日、大槌臨学舎プレハブ校舎のため寄付を募集しますという事でプレハブ小屋を建てたけど暖房機器、机などの設備が整って無いという事で支援を訴えられていたので「支援は、支援を欲している人に直接届くところにする」と言う友人の言葉が耳に残り、今回少額ではありますが支援させていただいた次第です。

それに対してカタリバの被災で学習支援を受けている方から文集が送られて来ました。

その中にはちゃんと目的を持ち、学びの場に足を運び、教えてくれる人と向き合って学んでいる子供達の熱い思いが伝わってくるもので、支援して良かったと思う内容でした。

私も少額ですが支援させて頂いているハタチ基金が支援している活動にコラボスクール(勉強する場を奪われた子どもたちへ、学べる場を)があります。今回、そのコラボスクールが2011年7月開校し、一年が経過しました。今回御紹介する映像は、開校直後に撮影したものだそうです。


そして、コラボスクールのホームページに女川向学館のアンケート調査では、「震災直後と比べて、勉強時間が2.7倍になった」「83％の生徒が、今後も向学館に通いたいと思っている」という結果も出ている。と掲載されています。

みなさんも、こういった活動に協賛していただけてるならハタチ基金あるいはコラボスクールなどのホームページより無理なく継続的に続けられる範囲内で結構ですので支援宜しくお願い致します。