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エラーコインって知ってます？
エラーコインっていうのは、造幣局が貨幣を製造する工程上でなんらかのエラーが発生した結果生まれる不良品のことを指します。

これなんてすごいですよね。一円玉を製造する過程で生まれた不良品で、本来は弾かれるべきもので市場に出しちゃダメなやつですが、時には弾かれずに市場に出回るみたいです。これ普通だったら一円ですよ。でもエラーコインのコレクターの間では300万円弱で取引されているみたいですね。くどいけど一円ですよ。


先日、Revell 1/25 ポルシェ914が完成しました。Revellの古いプラモデルだったので金型は古いし、しかも経年変形でシャシーが微妙に反ってたりと作るのに結構苦労したので、次に何作ろうか色々迷いましたがタミヤの1/24 ロータスヨーロッパを作ることにしました。私が聞いた話ではタミヤのプラモデルは組み立てられて当然と言われるくらい金型の精度も高く作りやすいみたいなので、その恩恵に預かろうかなって感じです。

通常ロータスヨーロッパといえば英国車なので右ハンドルのものが多いのですが、今回は当時正規輸入代理店だったアトランティック商会が輸入していた左ハンドル仕様で作ってみます。

あらかじめランナーに部品がついたままの状態で中性洗剤を使いブラシで洗浄しておきます。

そして仮組みですね。

エンジンの仮組みを終えて、いよいよ足回りの仮組みに入ったところで、なんか写真右側の車軸がポジディブキャンバーが強いように見えます。


気のせいかなって思って、更に進めると明らかに噛み合わない。


まじ？
とりあえず曲尺の上に置いてみると一目瞭然。右側のアームが左側のアームに比べて時計方向に10度くらい回って成形されています。これじゃ、いくらなんでも上側のパーツと組み合わせると噛み合わないですよね。


更によく形状を見ると中心位置も超ズレてるし。
下の写真のT字になっているところ。横のバーと縦のバーの中心位置がズレているのがわかると思います。横のバーの中心位置が白の点線で、縦のバーの中心位置が赤の点線です。当たり前ですが、この中心線って重なっているのが正しい状態ですよね。このまま組み進めていくと片方のタイヤの位置がフェンダーアーチから大きくはみ出し、反対側のタイヤはフェンダーアーチ内に食い込んでしまいタイヤ取り付け位置が正面から見た場合に左右非対称になってしまいます。


とりあえずアームが回転して成形されている部分は一旦エッチングソーなどを使い切り離し、0.8mmの洋白線を軸にして取り付けようかな。

あとT字で中心位置がズレているのは、これもエッチングソーで切り分けてから中心位置が同じところで接着するとして、とりあえず切り分けて本日は終了。



とりあえずダッシュボードはスピードメーターとタコメータの位置を右ハンドル仕様から左ハンドル用に改造しました。あとはサフェーサーを吹いて目立った不具合がないか後日確認ですね。


いやー、プラモデルってなんでもできるので面白いですね。