BAHCO バイメタルハンドソー  

BAHCOのハンドソーです。
アルミ板やステンレス板切るのに電力がない場所でも使える便利なハンドソーを探してました。

軽さ、切れ味、耐久性、使い勝手、どれを取っても文句なし。
ハンドソーの頂点の一品だと思います。

俺が語るより、ワールドインポートツールズの方が非常にわかりやすく特徴を解説してくれているので、以下転載します。

(ワールドインポートツールズＨＰより抜粋)
BAHCO(バーコ)といえばモンキーことアジャスタブルレンチが有名ですが、Sandvik社から引き継いだ120年以上の歴史を誇る鋸刃メーカーとしても絶対的な地位を確立しています。

その数多くのラインナップの中でオススメするこのハンドソーは、エルゴノミックス(人間工学)に基づいたデザインにより軽量ながら握り易く、使い勝手の良いモデルです。

スチールやアルミの切断はもちろん、木材など自宅の不用品を細かく切断する際にも非常に重宝します。

前部にもラバーグリップが付いている為、写真の様にガシッと掴んでしっかりとブレードに力をかけることが出来ます。削れていく感触が伝わり易いのも利点と言えます。

エアソーやセーバーソーなど動力を使う便利なアイテムは数あれど、高速ストロークに向かないアルミの切断に関しては、こういったハンドソーでゆっくり力を掛けてあげると面白いように良く切れます。

ブレードの交換はグリップエンドを反時計回りにクルクルと緩めていけば、両端で引っ張っているピンの間隔が狭まり大きな力を必要とせず簡単にブレードが外れます。

このアジャスター部分はグリップのデザインに違和感なく収まっており、とてもスマートです。

ブレードの長さは300mm、標準で付いてくる刃の山数は24山です。
18山、24山、32山とラインナップがあり、カットする対象物によって使い分けることになりますが、24山は中間となるので比較的オールラウンドに使用が可能です。

初めて使用される方には24山がおすすめですが、一般的に32山が硬い素材向け、18山が軟らかい素材向けとされていますので、素材等によって使い分けて頂くと良いと思います。

只、素材だけでなく、作業用途等によっても変わってきますので、一概にこの素材にはこれが良い、というものでもありません。

山数が粗くなれば切断スピードが上がり、細かくなれば切り口の仕上がりが綺麗になる、というあたりも1つの要素としてご考慮頂ければ良いのではないかと思います。

ブレードを外したところで、このハンドソーのさらに嬉しいポイントをご紹介します。

このモデルはブレードの角度を0°と写真のように55°の2パターンで使用が可能なのです!
どうにもフレームが干渉し思うように作業ができない!などといった状況でもこの角度なら回避してくれる場面は少なくないはずです。

ブレードはバイメタル構造ですので粘り強く折れ難いだけでなくステンレス鋼や合金鋼をも抜群の切れ味で非常に速い速度で切断出来ます。
さらに仕上げも綺麗な上、耐久性が高く長寿命を実現した理想的なブレードと言えます。

只、刃の張り具合も重要で、硬い素材に対して刃を張り過ぎの時にはいくら、強いバイメタル素材だとしても折れてしまう事があります。
逆にゆる過ぎても刃が外れてしまったり、歪んで力が逃げてしまう等、張り方1つで切れ味が変わってしまいます。

ブレードを交換したり、角度を変えたりした際には刃の張り具合にもご注意頂ければ幸いです。

※2013年04月06日頃購入。
安価ながら、のこぎりを使うようなシーンではしっかりしたハンドル&よく切れるし折れない頑丈な刃なので便利です。