MF22S ヘッドカバーパッキン交換未遂+PCVバルブ交換

帰省してるからって娘の腹吸ってるだけじゃないニャンよ(アレルギーで真っ赤な鼻を拭く挨拶)

【使用工具】
・8mm-10mmソケット
・10mmコンビレンチ薄口
・短めプラスドライバー
・マイナスドライバー
・ピックツール
・エクステ100-300mm

【部材】
・11189-58J30 シリンダヘッドガスケット　¥3,289
・18118-65H00 PCVバルブ ¥1,748
・11198-58B00 PCVバルブシール ¥219


【適用効果】
不整脈緩和、PCV正常化による息継ぎ解消、シール正常化による油圧正常化

【手順詳細】
基本的にはボルト類をゴリゴリ外してシール打ち替えするだけです。
ボルトの落下とかエアクリボックスやステーのハマり方、オーバートルクとヘッドカバーしばき過ぎて変形に注意していれば作業自体は簡単です。

導風口のエアパイプが固定されてるプラリベを外し、エアクリボックスに繋がってるゴムパイプ部分をスッポ抜きます。
手前側はボックス下部についてる固いプラ部分ではなく、途中にゴム部分があるのでそこから外しましょう。

今度はスロットルに繋がってるホースクランプをプラスドライバで緩めます。
バルクヘッド側は狭いので短めのドライバ推奨です。

エアクリボックス上部右側についてるデューティソレノイドっぽいバルブのホース2本とカプラーを外します。

エアクリボックスのツメを外したらエアクリ上部が取れるので、吊られてでてくるバキュームホースとエアフロセンサーぽいもののカプラーを外します。

エアクリボックス下部は10mmのボルトと、ブッシュにボックスの突起がハマってるだけなのでボルト外して横に揺すると取れます。

エアクリボックスを留めてたステーがヘッドカバーを縦断してて鬼邪魔なので10mmボルト2本外して除去。
この奥側の10mmはソケットが入らなかったので薄口のコンビ2面側で外しました。

プラグカバーを8mm4本外して除去。
スロットル保定用のステーが10mmボルト2本と10mmナット2本で止まってるので外します。

DIを右から1本ずつ、カプラー外して10mmボルト抜いてを3セット外します。
そしてPCVバルブのホース外してオイルレベルゲージを引き抜き、カバー全周6本のとDI2番付近の1本計7本のボルトを抜きます。
後は邪魔なカプラー線をステーに刺さってる返しから解放して、プラハンでしばけばカバーが外れるんですが.........パッキンが強すぎてカバーが外れません。
しかも懸念してたオイル漏れはPCVバルブシールからのみで、DIのゴムカバーはサラッサラの状態。

下手にしばくとヘッドカバーが曲がり、オイル漏れを新たに作り出すビジョンが浮かんだのでここで作業をオミット。
PCVバルブとシールだけ交換します。

車検前にガスケットメイク塗って誤魔化してたんですが、オイルが浸潤して嫌な色の樹脂になってますね。

PCVバルブ自体は素手ですっぽ抜けます。
バルブシールは硬化具合にもよりますがかなり固いです。
バルブを引っこ抜いた穴にピックツールをいれて浮かせ、プライヤーで掴んで引き抜けましたが、もうちょい硬化が進んでたら崩落してカバー内にブッシュの残骸が落ちかねない感触だったので、パッキパキになってる人は大人しくカバーごと外して交換しましょう。

取り付けの際はシールとPCVバルブに軽くエンジンオイル塗って潤滑してそいやしました。

後は逆手順で組んでいくだけ。

PCVバルブはブローバイで汚れてるせいか、振ってみるとねちょついたカチカチ音がしました。
そして車検の時にエアクリボックス開けた業者さんがハメ方が甘かったようで、ボックス干渉でカタカタいってた異音が消え、吹け上がりが良くなった様な気がします。

しかし安心の為に純正パッキン選んだせいで中々部材が高くつきました。
まぁ次回オイル漏れしたらリベンジします。