パワステフルード交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
車を購入以来、10年間一度もパワステフルードをメンテしたことがなかったので交換です。ホースを外すのは気が引けたので、タンク内のフルードをスポイトで吸い取る希釈方式で施工しました。
2
使用したフルードは通販で入手、三油化学のパワーステアリングフルード(飴色)2リットルです。
純正は赤色ですが、どれくらい入れ替わったかが見えやすいように着色していないタイプを選びました。
3
タンク底部にフィルターがあるので、その辺りまでスポイトで吸い取れるだけ抜き取ります。フルードの吸い込み口はフィルターより下にあるのでこの方法でポンプがエア噛みする心配は無さそうです。そのあと、Maxラインまで新しいフルードを投入し、蓋をしてエンジン始動します。
これでタンク内のフルードの循環が始まりますが、この状態ではポンプとタンクをぐるぐる回っているだけで、肝心のパワーシリンダに新しいフルードが回ってません。シリンダに循環させるにはハンドルを回してピストンを動かしてあげる必要があります。そのため、ハンドルを左右一杯に回す操作を行います。
希釈式の場合、徐々に新しいフルードに置き換わっていくので、抜き取り・投入・ハンドルの一連の操作を何度も繰り返します。
4
一番左は10年物のフルードです。若干赤みがありますが透明感はなく、タンクの外から光を当てても内部は全く見えません。メンテナンスノートでは特に交換指示はありませんが、結構汚れるものですね。
真ん中が3回ほど手順を繰り返して1リットル交換したときです。透明度がだいぶ上がりましたが、まだ赤いので新旧のフルードが半々ぐらいの状態でしょうか。タンク内も少し見えるようになりました。
右側は2リットルすべて使い切った状態です。8割ぐらいのフルードが入れ替わったものと思います。タンクの内部まで光が届いています。
5
最後にフルードがMax、Minラインの間にあることと、蓋がしっかりしまっていることを確認し作業終了です。パワステフルード交換はよっぽど汚れていない限り劇的な変化はないと思いますが、交換すると気持ちよく運転できますね。
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