MUGEN / 無限 Sports Exhaust System  

納車直後からマフラーが外から見えないことに悶々としていたが、このほどついに念願の無限マフラーへの換装を果たした。

N-ONE用の無限マフラーは4つのタイプがあるが、
逃亡者が選んだのはフィニッシャーレスタイプ。
フィニッシャーと呼ばれる出口の飾りやバンパーのガーニッシュが付いておらず、
本体には無限の刻印すらなく、一見ノーマル品かと見紛うほどのさりげなさだが
このプレーンな形状がN-ONEのネオクラシカルな外観に見事にマッチしていて、
全体のフォルムの中に完全に溶け込んでおり不自然な後付け感は一切ない。

だが大人しい見た目とは裏腹に、その性質はなかなかにスパイシーだ。
まずエンジンを起動させると、アメ車のスポーツカーのような重低音が盛大な音量で唸りを上げる。
アイドリング中にも重低音はドロドロと響き、静粛性の高さがウリの車内にも容赦なく攻め入ってくる。
アクセルを踏み込めば、ハイトーンで乾いたエンジン音とドスの効いたマフラーの咆哮との「喧嘩」が実に刺激的で、
アクセルを踏むのが楽しくて楽しくて仕方なくなるほどの中毒性をもたらしてくれる（笑）
音質自体は上質であると思うが音量はノーマルよりもかなり大きくなるので、車内の静かさをキープしたい方は見送りが賢明かと思われる（汗）

そして意外だったのが性能面での変化である。
当初購入前は、換装後のトルク落ちやレスポンスの悪化を懸念していたが、
トルクは落ちるどころかむしろさらに上がっており、吹け上がりもさらに鋭さを増して
純粋にエンジンの性能が底上げされたのだ。
スプーンのエアクリとのシナジーなのかもしれないが、これは換装直後から体感できるレベルの変化なので
おそらく気のせいではないと思う。多分（笑）

フルノーマルでもかなりのポテンシャルの内包を予感させるN-ONE・RSだが、
無限マフラーはもしかして、RSの眠れる獅子を叩き起こしてしまう、
大きな鍵なのかもしれない。。。