
デュアルコアLSDを86に取り付けて1年ほどサーキットを走ったので自分なりに評価したいと思います。
購入しようか検討していてとりあえず気になると思うのが、デュアルコアLSDは結局“良いのか” “悪いのか”という所でしょう。
自分なりの評価としては
「サーキットでタイムを詰めるには良くない」
となります。
理由はいくつかあって
1つ目の理由は特性
デュアルコアはイン側のタイヤがリフトすると素早くロックして外側のタイヤにトラクションをかけられる特徴がありますが、ここが曲者。
ヘアピンコーナーでタイヤにしっかり荷重をかけ続けて曲げていて、立ち上がりにアクセルで荷重をリアへもっていこうとしている絶妙なタイミングで唐突にトラクションが増えます。
アクセルで微妙にコントロールしていたのに一気にトラクションを増やされたせいでタイヤが路面から剥がれ、タイムダウンしてしまいます。
慣れていても前触れがなく、アクセルコントロールが本当にシビアで困ります💧
2つ目は取扱店の少なさ
「86で」
「サーキットに精通していて」
「OS技研のLSDを仕様変更できる」
この条件に合うお店を探すのが大変です。
ツテが有れば全然アリだとは思いますが、普通にノウハウが蓄積されているクスコのLSDの方が取り扱っているショップも多いですし話が早い気がする。
3つ目はアクセルオンの初期から強いトラクションがかけられることにメリットを感じない。
インリフトした状態から強いトラクションがかけられても、タイヤには当然キャパシティが存在するので、路面に伝えられる限界以上のトラクションは必要無し。
というか、sタイヤでも余裕でキャパ超えます。
大体こんな感じの理由ですね。
制作コンセプトを見てみるとジムカーナの問題を解決するために産み出されたLSDみたいなので、サーキットだと合わないのかなぁ?
特性を掴んで絶妙にセッティングしてくれるチューナーがいたとしたら、ワンチャン化けるかもしれません。
自分には無理でした。
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2021/12/08 19:12:54