
富士スピードウェイ本コースで265/35/R18サイズのテストをしてきたので報告します。
タイヤの状態
TC1000 7枠
TC2000 1枠
合計8枠とA052ならサイドの溝が減り始めてくる頃合いです。当然タイムもコンマ数秒ですが落ちてきます。
TC2000ではA052と比較して1秒差がありましたが、その後にもう一度走った時はコンマ2しか変わらなかったのでここでも良いタイムが出ると予想できました。
富士スピードウェイでの過去のベストタイムはA052の265/35/R18で出した2分2秒フラットです。
当日の気温3℃ 路温1℃
路面温度が低い時のアウトラップは非常に滑りやすく危険です。
慎重に温めればアウトラップ後半でグリップが出てくる程度には発熱しやすいです。
恐らくタイヤ温度が20℃を越えればそこからの温度上昇は早いと思われます。
空気圧とタイムの変化
コースイン時
フロント 1.8kPa 1.8kPa
リア 1.8kPa 1.8kPa
計測3周目 2分2秒8
フロント 2.1kPa 2.1kPa
リア 2.1kPa 2.1kPa
計測5周目 2分1秒9(ベストタイム)
フロント 2.2kPa 2.2kPa
リア 2.2kPa 2.2kPa
空気圧を見て思ったのが、微妙な誤差があるものの、富士は全てのタイヤに均等に負荷が掛かるコースレイアウトということです。
また、富士スピードウェイ本コースはタイヤへの負荷がミニサーキットよりも高く、空気高めの方が剛性が出てタイムが良かった様です。
概ね2kPaから2.2kPaくらいの空気圧が美味しい所の様です。
走った感想としては縦のグリップは抜群に良いです。
反面横は縦ほどではないです。
ただ、横グリップも他のアジアンと同等かそれ以上なので決して低いわけではありません。
恐らく縦のグリップはA052以上です。
加速時のトラクションのかかりが素晴らしく、しっかり向きを変えればアクセルオンが速くなりました。
シバタイヤでのベストタイムは2分1秒9
自己ベストを更新してしまう程の性能に驚いています。
テスト時は強風で、ホームストレートで大きくロスしていました。
NEWタイヤで風もなければもしかしたら2分0秒台もいけたかもしれません・・・。
86という非力なパワーの車で2分0秒台は驚異的な性能で、とてもじゃないですが1本2万以下のタイヤで出すタイムではないです(しかも1発アタックだけで終わる様な使い捨てじゃない)
富士スピードウェイの
タイムランキング
でも、NA86クラスで1秒9は記事作成時点でNS4最速、かつ他車は高額なブランドタイヤでのタイムなので、いかに恐ろしいことが起こっているかお分かりいただけるでしょうか?
試作バージョン2も是非試してみたいです。
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Posted at
2022/01/24 14:13:49