3.適正空気圧
シバタイヤの適正空気圧はどれくらいか?
基本的にシバタイヤは横剛性が無いので剛性感を補完するために高めが良い気がしてしまいまいますが、それも違うと思います。
昔からアジアンタイヤは空気圧高めが良いと言われていて、空気圧高い方が
・発熱が良くなる
・低いケース剛性を誤魔化せる
というメリットがありましたけど、それは今までの低グリップなコンパウンドだからこそ有効であって低いグリップのタイヤを設置圧を高めて温めやすくする目的や、低いレベルのグリップ限界と剛性のバランスを取るには良いと思います。
しかしシバタイヤの様にコンパウンドのグリップだけは国産インチキラジアル並にあるような極端なタイヤだと
上記のメリットは元々温まりやすいこと、空気圧で上がる剛性はたかかが知れていてインチキタイヤのグリップレベルでは誤差程度で(高い進入速度で突っ込めば簡単にタイヤが変形する)
デメリットを消せるほどでは無いことから
むしろ空気圧を上げたことによるグリップ限界の唐突感が強くなってメリット以上に乗りにくくなると思われます。
実際自分の計測では
1.8kPaから2.2kPaがベストタイムとなっていて3.5kPaまで試した中では空気圧が高くても良くなることはありませんでした。
ただ、車のバランスや好みもあるので、オーバーを出しやすくするためにリアの空気圧を高めたほうがタイム出るということはあると思います。
4.シバタイヤは減れば減るほどタイムが良くなる?
これは公式が言ってることなんですが、摩耗して浅溝になるとタイムが良くなるらしいです。
曰く、浅溝効果でゴムのヨレが減ってタイムが良くなるらしい
自分の解釈だと降ろしたてが1番タイムが出ます。
なぜかと言うと降ろしたてが1番横グリップがあるから
理由はセンターリブの摩耗具合が横グリップに影響しているからです
写真だと分かりにくいですが磨耗が進むとセンターが斜めに削れます。
この状態だと設置面が単純に減るのと、舵を当てた時の追従性が落ちます。
なので新品時の、それも1発目のアタックが1番タイムが出せる状態でそれ以降はセンターリブはあっという間に千切れ、摩耗していくのでタイムが出せなくなります。
ただ、シバタイヤは溝が深くて表面のヨレが大きいのも事実で、公式が主張する様に浅溝の方が良いのも正解ではあると思います。
よって、最強は新品を削って浅溝にしてアタックすることだと思います(笑)
続く(かもしれない)
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2022/10/02 23:50:20