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ナオフミ@Jリミのブログ一覧

2022年01月28日 イイね!

私のハードディスクから ~ロータリーのモロモロ~

私のハードディスクから ~ロータリーのモロモロ~山本アンバサダーと言えば、ロードスターのヒトだけでなく、ロータリーのヒトでもあるのでした。
・・というわけで、今回はロータリーエンジンについてのモロモロです。


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こちらは横浜R&Dに展示してあるコスモスポーツの試作車です。
東京国立科学博物館に長らく展示してあった車両かと思いきや、これは違う車両だったのですよね。

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こちらはトヨタ博物館に展示してあるコスモスポーツ(後期の前期??)です。
アームストロング船長とのコラボがカッコイイ!!

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ロータリーエンジンは各国で開発されていました。
こちらは名古屋市名東区にあるアウトガレリア・ルーチェで2016年夏の企画展「Dream of Rotary Eengine」に展示された、シトロエンが試作したロータリーエンジン車、シトロエンM35です。
こんな貴重な車両が日本でみられるのって最高ですよね。

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このシトロエンGSビロトールも希少さでは負けていません。シトロエンが初めて発売した生産型ロータリーエンジン車です。わずか847台しか生産されていないのに、故障が多くほとんどが回収されてしまった車両なのですから。

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スズキもロータリー車を発売しました。こちらは静岡県浜松市にあるスズキ歴史館に展示されているロータリーエンジンのオートバイ、スズキRE-5です。
前期型は丸いメーターパネルが特徴的ですよね。

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こちらは、滋賀県長浜市にあるヤンマーミュージアムに展示されている、ヤンマーが開発したロータリーエンジンの船外機です。なんとローターが横向きに配置してあります。
こうなるとジャイロ効果で船が曲がりにくくなったりしないのでしょうか??

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そして、こちらは、ロータリーエンジン搭載のチェーンソーRH350です。
ヤンマーは低振動で小型でハイパワーなロータリーエンジンのチェーンソーを開発することで、労働環境の改善を図ろうとしたのでしょう。

チェーンソーなどの振動工具を扱う職業の方に白ろう病と言われる振動障害が発症することがあります。現在の労働基準法では、事業者は作業者が一定の振動暴露時間を超えないように作業計画をする必要があります。

私が高校生のころ(1980年代後半)、保健体育のテストで、「チェーンソーなどの振動工具を使う労働者の白ろう病を防ぐためにはどうしたらよいか」という問いがありました。「作業時間の管理」などというありきたりな回答をしたくなかったので、「ロータリーエンジンのチェーンソーを開発」と大真面目に回答したのですが、見事オオバツを食らってしまいました。1978年にRH350が発売されていたことを考えるとあの時のテストはやっぱりマルだったと思います。
Posted at 2022/01/29 00:03:47 | コメント(3) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2021年10月31日 イイね!

唐沢寿明氏の元愛車を観察する

唐沢寿明氏の元愛車を観察する
私のブログはロードスター濃度が高いことが良いところですが、今回は2000GTの話です。
・・・まあ、ロードスターつながりということで・・・。

唐沢寿明氏が愛車であるトヨタ2000GTロードスターをトヨタ博物館に寄贈されたとのことです。



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この車はトヨタ2000GTの水没車をベースにTRDでオープン化されました。
TRDと言えば綱島工場であり、そこは、その昔「綱島ワークス」とよばれた、トヨタのレーシングカーの聖地です。

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先日お話しした2台のボンドカーはまさしくその綱島工場でクーペからコンバーチブルに改造されたのでした。
唐沢寿明氏はその「綱島工場」にロードスターの改造を依頼したのでした。「綱島工場」で2000GTのオープンカーを依頼することは、ある意味で「3台目のボンドカー」を制作依頼することと同じです。
通常であれば一般客のオーダーを綱島工場が受けるはずもありませんが、氏の熱い情熱に絆されたのか、依頼を受けることになったのです。

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氏はクーペの水没車を改造することにしました。当然、普通のクーペを改造すると、貴重な2000GTが一台消滅することにもなりますし、世の2000GT好きや、車好きの方から「なんともったいない!!」と言われるため、水没車を改造することを選んだようです。

綱島工場に2000GTロードスターを制作依頼するからと言って、”ボンドカー”のモノマネやオマージュではなく、現代の「2000GTロードスター」の制作を依頼したのでした。

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ですから、リアのラインはボンドカーのそれとはまったく違うものとなっていますし、ボンドカーは幌屋根がありませんが、2000GTロードスターは、格納式の幌屋根も装備されているのでした。

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内装も黒ではなくベージュの内装となっています。
ボンドカーへの敬意の表れと理解します。

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内装のでっぱりは屋根のリンクなのでしょうなあ・・。

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この車両を愛する氏は、自身が主演する映画にも登場させています。
映画の面白さはさておき、この2000GT登場シーンを見るだけでも観る価値があるのではないでしょうか?(ほんの数秒ですが・・)

そんなこだわりを持って制作した2000GTロードスターを「寄贈」するわけですから、氏の気持ちを察するに、断腸の思いだったのではないでしょうか?

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この車両を見ることで、皆が幸せな気持ちになり、うれしい気持ちになれば、氏の思いも成就するのではないでしょうか。

・・・でもこの車両をみて、「ボンドカーだ!!」と言ってはいけません。
あくまでも2000GTロードスターなのです!!

参考資料:カーマガジン386号
Posted at 2021/10/31 22:13:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2021年09月26日 イイね!

シルバーウイーク企画!数十年ぶりにご対面の2台を観察

シルバーウイーク企画!数十年ぶりにご対面の2台を観察ロードスター濃度が濃いのが私のブログの良いところですが、今回はロードスターの話ではありません。
ほぼ一緒に生まれたにもかかわらず、それから生き別れになり、数十年の時を経て久しぶりに対面した車両の話です。


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2016年夏、横浜グローバル本社でスカイラインスポーツのクーペとコンバーチブルが対面するとのことで新幹線に乗って行ってきました。
このスカイラインスポーツはともに試作車です。
プリンス自動車が初代グロリアのシャーシをベースにイタリアミケロッティにデザインを依頼、車両制作をカロッツェリアのアレマーノに依頼し、クーペとコンバーチブルを各一台づつ制作依頼しました。完成後2台は1960年トリノショーに展示され、イタリアの板金職人を引き連れて日本で制作開始したものの、高コストによる販売価格の問題で約60台の生産で終了してしまいました。

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その後、青いクーペは日産本社が所有していましたが、白いコンバーチブルは一般の手にわたり、見ることが出来なくなっていたのでした。
それが、日産ギャラリーで55年ぶりに会するわけですから、行かざるを得なかったのでした。

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本当に美しいです。

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クーペも負けていません。

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55年ぶりですよ!!

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後の生産車とは異なるインパネです(生産車は真ん中に4連メーターがあった)

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イタリアのカロッツェリアで作られた証です

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わずか2時間ほどの横浜滞在でしたが、歴史的な瞬間に立ち会えました。

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2017年11月トヨタ博物館で2台のボンドカーが展示されていました
当時トヨタ2000GTは市販化されてませんでしたが、俳優の顔が良くみられるようにとのことでオープンカーが2台(本番用と予備用)が制作されました。試作車をベースに作られました。本場用の車両は撮影→各国へのプロモーション→その後青く塗装されハワイのディーラーにありましたが、1970年代にトヨタが発見しパールホワイトに塗装され、1980年代は愛知県豊田市のトヨタ会館に展示されていました。私が小学校5年生の社会見学で元町工場を見学したときにはじめて見ましたが、大変流麗な車両でした。現在はトヨタ博物館の所有になっています。
もう一方の予備車両はプロモーションで各国を渡ったのち(?)富士スピードウエイでマーシャルカーとして活躍後、廃車となりました。しかし、本当は消滅しておらず見るも無残な廃車体となって残存していました。その車両が他国に輸出されるかもしれないと噂を耳にした2000GT愛好家により他国にわたることなく救出され、50年の時を経て2台が展示されることとなりました。

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手前がトヨタ博物館所有の”本番車”、奥が今回救出された”予備車”です。
今までは2000GTオープンカーが2台制作されたといわれていましたが、2台がツーショットで撮られた写真がなく、「ボンドカー2台あるのはホントかー(洒落)」と言われていました。「極上中古車を作る方法」でおなじみの福野礼一郎氏は1台説を公言するほどでした。
・・ということでこの2台のツーショット写真は2000GTの歴史の中でボンドカー2台説を主張する非常に重要な写真と言えるわけです。

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とてもきれいなレストアですね。

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ラジエーターグリルの上辺がまっすぐ平行になっているのが、2000GTの正しい佇まいとか何とか・・。

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テールランプの枠が白く塗装されているのが市販のクーペと違うところです。

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マフラーの出口がまっすぐ切られているのは試作車の特徴です(生産車は斜めにカット)。おそらく作り直しされていると思いますが・・

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ああ・・素晴らしいですね・・

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トランクもきれいに制作されています

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ヘッドカバーは生産車と同じになっていました。試作車は”2000”のところが”GT”だったと思います。
キャブレターは試作車はウェーバー、生産車はソレックスです。
ウエーバーのほうが断然エンジン音がいいのだ!

シルバーウイークの最後でロードスターと関係ない話を熱く語ってしまいました。
ロードスターファンの皆さん、取り乱してしまってどうもすみません。
Posted at 2021/09/26 22:09:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2021年09月25日 イイね!

シルバーウイーク企画!!トヨタ博物館クラシックカーフェスティバル2019を振り返る

シルバーウイーク企画!!トヨタ博物館クラシックカーフェスティバル2019を振り返る
シルバーウイーク企画第3弾!

楽しかった日を思い出す!
2019年10月のトヨタ博物館クラシックカーフェスティバルに参加した時のことです。


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花の平成元年組での参加です。クラシックカーフェスティバルの参加資格は30年以上であるため、この年が平成元年組の最初の参加でした。

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このジャンパーが着られるようになりたい・・

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これでもいいけど・・・。

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このクラウンを見ると一つ目タイタンを思い出します(しつこい)

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なんといってもトピーホイールがカッコイイんだな!
この車も本当に遠い存在になってしまいました。

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このタイヤの台がほしい・・

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私が免許を取って最初に乗った車がコレでした。SOHCのM型エンジンはものすごく遅かったなあ・・

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FC前期型のナンバーベースとNA6CEのナンバーベースは同じでないか?と写真を撮ってみました。識者の方、いかがでしょう?

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モリコロパークに展示していただいて、大変光栄でした。当日、山本アンバサダーも来場されていて色々お話ししました。

昨年と今年の今頃はこのモリコロパークでラリーが開催されるはずだったのですけどね~。
Posted at 2021/09/26 00:06:38 | コメント(3) | トラックバック(0) | ミーティング | 日記
2021年09月23日 イイね!

シルバーウイーク企画! オートモビルカウンシル2019を振り返る

シルバーウイーク企画! オートモビルカウンシル2019を振り返るシルバーウイーク企画第二弾!!楽しかった日の事を思い出そう!!

今回は2019年4月に開催されたオートモビルカウンシル2019の画像です。

こういうイベントは滅多に行かない私ですが、クラブレーサーが展示されるとのことで、「世界最古マニア」の私としては見なければならないイベントでした。


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でも、よく言えばマッシブ、悪く言えばボテッとしたスタイルにアメリカを感じたというか、なんというか・・(クラブレーサー好きのヒトゴメンナサイ)

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ドアノブの高さは意識の高さでもある!(しつこい)

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ロードスターの歴史も展示してありました。この間にどんなに主査とマツダの技術者の苦労があったかと思うと涙が出ます。

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このイベントに、私、いってました!!

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このイベントに、私、いってました!!(しつこい)

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007好きなので、この車にかなりグラグラ・・(嘘)

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一つ目タイタンといえば、このクラウンですね~。

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車両そのものというより、この偽装がかっこいいね。

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コレ欲しいわ~。「デットストック感」があってイイ!!

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最後におまけ・・
中山チーフデザイナー!何見てるの!!


Posted at 2021/09/23 09:20:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「平井号の内装がNA8前期になってるか?」
何シテル?   04/15 07:46
博愛主義者です。ロードスターが好き、人間が好き。 ロードスターをきっかけに世界が平和になることを祈っています・・・とか言いながら自己顕示欲はあります。でなきゃ...
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