「リバーサイドホテル」と言えば、我々からすると井上陽水でなく、ラブホテルでもなく、岡山市にあるカプセルホテルでもなく、初代ロードスターが創造された場所であるわけです。
今回は「リバーサイドホテル」の精神的な側面ではなく単に建築的な話で有り、私の安易にネットで調べただけの想像、妄想、憶測によるおとぎ話です。
ロードスターのカタログにも「リバーサイドホテル」の記載がありますが、そこには川沿いのロフトと説明されています。
マツダ100周年のサイトにロードスター誕生秘話には「リバーサイドホテル」の内部の説明の記載があります
チームに与えられた事務所はデザインセンター5階の倉庫の片隅。図面を描くのも苦労するほど薄暗く、まともな空調も効かない、コンクリート剥き出しの作業場であった。
また、貴島主査はgazooのインタビューでこのように言われています
当時、『リバーサイドホテル』と命名されたデザインセンターのパーキングスペースが専用オフィス。貴島さんは車両脱落防止のため設置されていたガードレールにもたれ掛かりながら、ドラフター(製図台)でサスペンションを中心とした図面を引いていた。
注意!
以下の文章は全く取り留めのない話ですので、読んでてイライラするかもしれませんので心が平穏なときに注意してご覧ください
(昨年のトヨタ博物館主催 クラシックカーフェスティバルにて)
今回、トヨタ博物館主催のクラシックカーフェスティバル(以下CCF)にエントリーすることが出来ました。CCFは開催30回目で、今年から平成元年車がエントリー可能となりました。
つまり、ユーノスロードスターもクラシックカーの仲間入りをしたと言えます。
ロードスターの「クラシックカー元年」にCCFに参加できたことを大変誇らしく思います。
(30周年ミーティングにて)
今までは、ロードスターワンメイクのミーティングばかりでしたから、ミーティングの雰囲気もわかっていますし、20年近くミーティングに出席していれば知り合いも増えてくるわけです。
そんななかで、「俺の車見てくれよ!スゲーだろ!!」と見せる、自慢することは楽しみの一つでもあります。
(昨年の旧車天国にて)
しかし、今回はいろんな車種が参加するわけです。特に、平成元年車ということでR32GT-Rや、NSXなどの同年登場の車とともに、今回は「平成元年車特集」として場が設けられています。
もしかしたら、R32GT-RオーナーズクラブやNSXオーナーズクラブの威信にかけてすごい”お宝”や唸るような話題が展示されるかもしれません。・・そんな中で今までのように「俺の車、見て見て!!」などという気持ちで参加する気になれません。
R32GT-RもNSXも素晴らしいヒストリーがあります。しかしロードスターもそれに負けない素晴らしいヒストリーがあります。そんなヒストリーを、ロードスターは知らないけど自動車は好きという方々にお示しできればいいなあと思っています。
もしかして、私の行動如何によっては今後のクラシックカーミーティングにおけるロードスターオーナー像が決定されるかもしれません。
トヨタ博物館側からは場を盛り上げるような展示やファッションなどを用意しても良いとの事でしたが、その選定にも迷うものがあります。
吉川晃司のような肩の張ったスーツで行けば良いのでしょうか?・・・ちょっとなあ・・オジサン太ってるし・・・
注意!以下の文章は個人の実感であり、一定の効果、効能を証明するものではありません。
また、長文で婉曲的な表現がありますので行間を読んでいただければ幸いです
10周年ミーティングの時は20歳代でした。
初めて出席するロードスターのミーティングであったため、ただただロードスターの量に圧倒されるだけでした。
20周年ミーティングは30歳代で、ロードスターのイベントにも慣れ、ただただ楽しいだけでした。
今回30周年ミーティングに出席するにあたり、40歳代の私は楽しさを味わいつつも、ロードスターの将来、自分のロードスター人生の終わらせ方をかんがえざるを得ませんでした。
平井主査が、様々な困難の末にロードスターを作り上げたその志は、「誰にでも手に入れることが出来るライトウエイトオープンスポーツ」を作り上げることであったはずです。そして、その車を作り上げたことで、日本発のロードスター文化を始めることができました。当初はイギリスのオープンカーの模倣と言われながらも30年継続できたことで独自の文化に発展しました。
「だれもが、しあわせになる」という言葉には、「誰にでも手に入れられるライトウエイトオープンスポーツ」を核にして、あらゆる人に楽しみを味わってほしいという作り手の願いがこめられていました。
作り手であるマツダからバトンを渡された「だれもが、しあわせになる」が、我々ユーザーの手で、「だれもが、しあわせになっている」に変えなければなりません。
今回のミーティングでも、ロードスターの圧倒的な台数を楽しむ若者、知り合いとの交流を楽しむベテランユーザー、そしてそんな親に無理やり連れてこられた(かわいそうな)子供たちなどいろいろな方々がいたはずです。
そんな「だれもがしあわせになっている」姿をみれば、純正タイヤだの、CAUTIONステッカーだの、車台番号だのというこだわりは非常に些末なものであると感じます。
人間関係だってそうです。大勢が集まれば摩擦も生じます。そのことに対して腹を立て、その人の人生やロードスターも否定することって「だれもが、しあわせになる」の実践になっているのでしょうか?
「世界は一家、人類はみな兄弟」とは、某氏の言葉ですが、今回の30周年ミーティングではロードスターを核にして、若者も、ベテランユーザーも、そのお子さんも、外国のクラブの方も人類みな兄弟になった瞬間であったと考えます。私もその一翼を担いたい、そんな気持ちになりました。
私は、残りの人生をロードスターを通じて、全世界の、全世代の、全オーナーや予備軍の方がしあわせになれるように活動をしてゆきます!
「クルマっちゅうのは文化ですから」とは平井俊彦主査のお言葉ですが、旧車天国に参加してクルマ文化について考えてみました。
60年以上前に生産されたフジキャビンの初期型を大切に保存されているオーナー。
走行状態に整備するとオリジナル部品が損なわれてしまうため、あえて整備せず、保存しています。1956年で時が止まった状態で我々が見ることが出来るのはオーナーのおかげです。「走れない車を走れないまま保存する」・・凡人には出来ません。(参考:オールドタイマーNo.163)
スバル360は昭和33年(1958年)に発売されました。その後昭和45年までに34万台が生産されましたが、昭和33年式はわずか300台余りです。旧車イベントではよく見るスバル360も、昭和33年式は本当に貴重です。
年式によりその車を味わう、いろんな違いを見つける、そんな楽しみ方もあります。
超貴重なフェアレディーZ432Rに、アドバンHFtypeDも素敵ですね。
復刻してくれたメーカーに感謝です。
全日本ダットサン会は古いダットサンを愛する集まりですが、いろんな車種のオーナーがいろんなダットサンで交流する・・・オーナーズクラブの鏡のようなクラブです。
「純正風味」のカーオーディオです。ハコスカの内装の雰囲気を壊さない最新プレイヤーです。
MP3が聴ける純正風オーディオって最高ですね。
プリンスが日産に合併されて50年以上経過し、錆びにまみれた部品を血眼で探しているオーナーを見ると、ロードスターの置かれた環境がいかに恵まれているかを実感します。
発売後30年たっても特に苦労することなく新品部品が手に入る状態を作ってくれているマツダに感謝しかありません。まして批判することなど・・・。
旧車イベントに参加すると、多様なクルマの楽しみ方を実感します。
多様性を許容する自分でありたいと思いました。
「クルマっちゅうのは文化ですから・・」
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