• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ナオフミ@Jリミのブログ一覧

2009年11月29日 イイね!

距離オタク



注意!!以下の文章には個人的な考えが示されていますが、特定の人物を攻撃する内容ではありません。また、写真はイメージ画像です

・・「距離オタク」とは元カーグラフィック編集長である熊倉重春氏が作った造語で、自動車で長距離を走ることを無類の喜びとする人のことを言う・・。

「今日一日で800km走っちゃったよ~。」とか「2年で5万km走っちゃったよ~。」という人を距離オタクというらしい。地球何周分走ったとか言うのもそうだろう。
タクシーやトラックなど仕事で伸ばす距離ではなく、あくまでドライブの距離が基本である。自分の愛車で朝から晩まで走り続け遥か彼方へと旅行する面白さは格別であろう。乗った距離とは愛車を愛撫する時間なのかもしれない。

私の場合は”短”距離オタクである。
「エンジンはかけたけど走らせてないよ~。」とか「1年で600kmしか走ってないよ~。」とか言うのである。つまり、”どれだけ走らなかったか”に無類の喜びを感じるのである。
私をそのように駆り立てているのは福野礼一朗氏の「いよいよ自動車ロン」の「自動車世界遺産」を読んでからである。そこには「車を選ぶ時は車種ではなく程度を重視せよ」、「低走行の極上車両を見つけたら乗ってはならない」などの今までに聞いたこともないような論評が繰り広げられている。しかし、そこに書かれる文章には納得せざるを得ない。

だから、私は余程のことでないと愛車で県外には出ないし、運転する喜びを洗車する喜びに変えているのである。・・・・ということをドライブできない言い訳にしようと思う。
Posted at 2009/11/29 13:11:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | ロードスター論 | 日記
2009年11月25日 イイね!

NARDIの話



私もNARDIの話を一席・・・。
先日、20周年MTGで平井元主査御本人から聞いたお話です。

ロードスターを発売する直前の頃の事だそうです。
平井主査はロードスターにウッドステアリングをつけるならばNARDIでないといけないと考えられていたようです。
広島には府中箪笥で有名な府中市があり、そこの木材加工会社に頼めばNARDIよりもはるかに品質の良いウッドステアリングを作ることが出来るのは御存知でしたが、主査は車好きとはそういうものではないと考えられていたようです。つまり、”品質”よりも”ブランド力”が大切であるということです。
それは決して浮ついた意味での”ブランド”ではなく、日本のメーカーが努力しても追いつかないようなセンスや歴史としての”ブランド”なのでしょう。

ホンダS500、600、800のウッドステアリングは浜松の木材メーカーが作ったという話を聞いたことがあります。何でもテニスラケットを作る会社に頼んだとか・・(あいまいな記憶ですみません)。
ロードスターも府中のウッドステアリングであっても雰囲気は大きくは変わらなかったと思いますが、主査は我々車好きの気持ちをよくわかっていらっしゃるエピソードと感心しました。

そして主査はNARDIの社長に直談判しに行かれました。しかし、当初社長はまったく相手にしてくれなかったようですが、この車につけたいとロードスターの写真を見せたところ、社長の目の色が変わり、トントン拍子に交渉が成立し、めでたくVスペをはじめ私の車にもNARDIが付く事になったようです。

この記事は、NARDI について書いています。
Posted at 2009/11/25 23:29:08 | コメント(7) | トラックバック(0) | ロードスター論 | 日記
2009年11月08日 イイね!

次期ロードスター



先日ホンダS2000を初めて運転する機会がありました。
エンジン音、ボディー剛性、サスのハードさ、どれをとってもロードスター(NA6)との違いをみせつけられました。
NA6から再開した小型2座オープンカーの波のホンダ的な解釈がS2000であり、それはエンジンを回す楽しみ、操る楽しみ、早く走る楽しみともに高次元で融合させた車なのだと理解しました。
しかし、次期S2000は開発されること無く消滅してしまったのは楽しさだけでは車が売れないということなのだと思います。

20周年ミーティングで次期ロードスターの開発が明言されましたが、どうすれば未来につながる車になるのでしょうか。
速くて、剛性があって、パワーのある車は続かないことが証明されたのでそれを求めないほうが良いのでしょう。値段が安くて、車重が軽くて、小さければ売れるのでしょうか?そんな車を作ってもメインマーケットのアメリカ(中国?)が受け入れてくれるのでしょうか?
自動車の開発とはむずかしいものだと思います。「だれもがしあわせになる」とは無理難題のテーマです。

9年ほど前NCが開発される初期の頃、貴島さんはじめロードスター開発スタッフとお話しする機会がありましたが、その時私はND開発主査の山本氏に「エンジンは1.8でも速すぎなので1.3でいいと思います」と力説してしまいました。
1.3ではアメリカで売れないでしょうから極端な意見だと思いますが、これからの時代は生き残るために”エコ”も味方につけないといけないのでしょうからもっと大変です。
Posted at 2009/11/08 13:13:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | ロードスター論 | 日記
2009年09月22日 イイね!

ロードスター教

注意!!以下の文章には不適切な表現があります。お子様には十分お気をつけください

ロードスター20周年のために三次へ行ってきました。
参加台数、参加人数ともに10周年の2倍近くでした。まさにこれはロードスターを中心としたヒトとヒトとの交流の場です。
RCOJ代表 水落氏が「これは一種の宗教だ」と言われていましたが、まさに的を得た表現であると感銘しました。

教祖(平井元主査やマツダ)が作った経典(ロードスター)を信者(オーナー)がそれぞれの心情(趣味)にあわせて解釈(モデファイ)し、信仰(所有)してゆく。
解釈の違いによってはそこに宗派(走り系、イジリ系、お掃除系も?)が生まれ、やがて宗派間の争い(お前のホイールはかっこ悪いとか、そのエアロは無いだろうとか)が起こる。
熱心な信者の間には聖地巡礼(20周年ミーティング)のムーブメントが起き、一斉に祈り(高速路周回パレード)が捧げられ、少しでも教祖の声を聞こうと長蛇の列(サインの列)が並ぶ。
そして宗教の歴史が長くなればなるほど原理主義者(私のような純正至上主義者)が生まれる・・。


今回平井元主査にお会いした際に主査の作り上げた車を寸分違わぬ状態で維持し続けますと宣言したら、「改造する楽しみが味わえるように作ってあるのだから、いじったらいい。」と言われました。私は主査の手の上でころがされているのだと主査の懐の深さに心が打たれました。
Posted at 2009/09/22 10:07:58 | コメント(13) | トラックバック(0) | ロードスター論 | 日記

プロフィール

「平井号の内装がNA8前期になってるか?」
何シテル?   04/15 07:46
博愛主義者です。ロードスターが好き、人間が好き。 ロードスターをきっかけに世界が平和になることを祈っています・・・とか言いながら自己顕示欲はあります。でなきゃ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123 456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

ガレージ計画始動 まずはアジトを更地に 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/09/04 21:07:31
復刻マットがやってきた 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/11/22 18:54:25
なにわの中部ミーティング2018 レポート  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/10/06 14:30:29

愛車一覧

マツダ ユーノスロードスター マツダ ユーノスロードスター
2009年9月、20周年ミーティングに参加することが出来ました。そのときに平井主査にお会 ...
マツダ ユーノスロードスター マツダ ユーノスロードスター
98年に7年落ちの中古車を買いました。 この車は99年と09年、19年の三次テストコース ...
その他 その他 その他 その他
ブログ画像保存用

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation