
2022年5月22日は、早朝からGoogleの検索で「車で登れる山」としてヒットした広島県山県郡北広島町にある「掛頭山」に、アマチュア無線を目的として登って来ました。同地域は「赤蕎麦」であったり、「カキツバタ」であったりと訪れる機会が多い場所ではありましたが、観光以外で訪れたのは初めてでしたね。掛頭山(かけずやま)は芸北国際スキー場の6人乗りリフトの終点と同レベルの標高でもあったので特別な期待感もありましたね。
登った日を2022年5月22日の日曜日にしたのには理由がありました。先ずは当日の天候が快晴であった事と、アマチュア無線的にはEスポと呼ばれる、いつもなら電離層を突き抜ける電波が、反射して思いの外に遠くのエリアに異常伝搬する時期であった事、それに日曜日でもあったので沢山のアマチュア無線局が出ている可能性があったからでした。
日頃から移動してアマチュア無線を運用する機会の多い私にとっての掛頭山の登山道と言うかアクセス道路は、若干、離合出来る場所が少ないとは感じたものの、朝の8時過ぎであったので、降りて来る車も皆無で実に快適に登る事が出来ました。1126mの看板のある頂上に到着して、車を通行の邪魔にならない様に斜め駐車して準備を始め、アマチュア無線の運用を開始したのが8時半でしたね。それから12時前まで楽しく運用する事が出来ました。
撤収前には遠くに見えていた芸北国際スキー場のリフトまで歩いて行きましたが、私達が駐車した1126m表示のある場所から先は、未舗装の道で車の轍があり、真ん中の部分が盛り上がっていたので、普通車では底を擦りかねないと感じました。しかも、途中で1箇所泥濘の所もあって、バックで引き返した車もありました。
リフトの終着駅は、以前は立ち入り禁止の措置がなされていた風でしたが、現在はアクセス可能であったので、他の方が躊躇なくリフト駅に立ち入り写真を撮る姿を見て、悪いとは思いましたが、私も撮影する為に自己責任で足を踏み入れた次第です。片側しか手摺の無い階段にも登りましたが、先端には行かず速攻で撮影して降りましたね。
掛頭山は比較的マイナーな山と思っていましたが、日曜日と言う事もあったのでしょう。割と頻繁に車やバイクが登って来た事には驚きました。私達が撤収するタイミングでは、私達よりも、かなり年配とお見受けする夫婦が、小振りの椅子とテーブルを設置して、デイキャンプの雰囲気で寛がれていました。その後、昼食時(昼の12時台)でもあったので、復路も登って来る車に遭遇する事なく、広い道まで辿り着けた次第です。
昨日、書き忘れたのですが、掛頭山から降りてからは家内のリクエストにより「井仁の棚田」に向かう事にしました。その時、掛頭山への往路で戸河内インターから降りた際、標識の中に「井仁の棚田」があった事を思い出します。ナビの設定を「井仁の棚田展望台」と入力して出発します。私達は来た道をひたすら戻って戸河内インターまで戻って来ましたね。その後、インター前の交差点を左折して井仁の棚田を目指したのでした。
山道をひたすら登って行くと、いきなり眼前に「井仁トンネル」が現れます。しかも、そのトンネルは車1台分ちょっと(めちゃくちゃオーバーです)の幅しかなく、もし対向車が来ると、どちらかはバックする羽目に陥るものでした。若干、躊躇したものの井仁トンネルに突っ込んだ私達でしたが、運良く対向車に遭遇する事なく、トンネルを通り抜ける事が出来ましたね。トンネル出た私達はナビの指示のまま、展望台を目指すために車を右折させました。
家内の友人に棚田ファンの人が居て、家内は以前に友人から「広島と言えば井仁の棚田だね!私も行った事があるよ」と言う言葉を覚えていたらしく、戸河内インターから降りた時に、棚田の標識を認めて帰りに立ち寄ってみたいと思っていた様でした。細い道をひたすら登った先にあったのは「これが展望台?」と言うものでしたが、トイレも併設してあったので、棚田に興味に無い私は車に残って、家内だけが撮影の為に徒歩で向かいました。
展望台と思しき場所にはトイレと案内図もあったものの、車を2台駐車できるくらいのスペースしかありませんでした。暫くして家内が戻って来ましたが、それによると「あまりに休耕田が多くて映える写真が撮れない」との事でしたね。確かに、私から見ても休耕田が目立っていて、休耕田には黒のビニールが被せてありましたが、棚田の写真にしては映えないのかな?とも思ったものでした。車に乗り込み展望台を後にして坂道を降り始めた時、井仁トンネルの反対側に駐車場があるのが見えました。
その駐車場には数台の車が駐車してありましたが、後から知った事ですが、その駐車場の前から撮るアングルが、「井仁の棚田」としての映えるポイントだった様ですね。家内はトンネルの左側から続く坂道の遥か向こうで写真を撮る人の姿を認めて、私もあの場所に撮りに行きたいと言うので、井仁トンネルの手前で車を停めて家内を降ろしました。家内が撮影で移動してる間、車の中で待機していると井仁トンネルに吸い込まれる車が数台あったものの、反対側からの車は皆無でした。私達が通り抜けたタイミングが絶妙だった様で単純に喜んだ私がいました。その後、家内と合流して帰途に着いた次第です。
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2022/05/24 11:11:50