
その後も、ひたすらCQを出したものの、ガッツリと空振ったので、チューナーを変更して430MHzの FMをワッチしたものの、ここでも交信は皆無でしたが、それでもメゲずにメイン周波数でCQを連発しました。しかし、コールバックが無かったので、仕方なく144MHzの FMに移りました。すると、大分県佐伯市の山に移動されていたJP6局がいたので、交信終わりにコールしたものの何故か気付いて貰えず、何度もチャレンジした後、遂に諦めて、止む無くメイン周波数でCQを出しました。すると11時05分に、廿日市のJR4局からお声掛けがありました。この局は、以前、比叡山でD-STARの運用時に、Fromを比叡山430に設定して、TOを廿日市430に設定したゲート越え交信をした事がありました。
その時のゲート越え交信では、廿日市のローカル局向けにCQを出した際、ゲート越えにも関わらず、京都市内の局からコールバックがあり、そのまま話していたところ、前出のJR4局から廿日市430から、貴局の声が流れてますよ!と教えてくれた局でした。JR4局の交信直後の11時08分には広島市佐伯区JK4局からもコールバックがありました。JK4局との交信の後、コールバックが無かったので、チューナーをAH-705に替えて、再度、29FMのメイン周波数でCQを出した私でしたが、やはりコールバックが無かったので、同じチューナーで運用できるものの、29FMと同様で望み薄の50MHzのFMのメイン周波数でCQを出してみたのでした。
すると、11時48分に広島市東区のJI4局から奇跡的にコールバックがありました。例によってその後はパタリと静かになったので、再度、チューナーを替えて、気まぐれでD-STARをする事にしました。先ずは、アクセスが可能である「UR?」が返って来た松山久万高原430を使用して、山かけ運用を試みたものの、コールバックがありませんでした。仕方ないので同じくUR?が返って来た松山高縄山430を使用して試したものの、ここでも玉砕となった事で、じゃあ、ゲート越えでもしよう!とFromをそのままの松山高縄山430に設定して、TOを高松430に設定。いつもお世話になっているJA5局にお声掛けしたのでした。すると昼食後のJA5局が直ぐに反応してくれて、いつも通りに世間話で花を咲かせた後、私も昼食タイムとする事にしました。
その日の天気は晴れたり曇ったりと目まぐるしく変化して、AH-705に接続している、ハムショップ・マッコイで買い求めたAH-705用のアース線(10m×2本)やアンテナの同軸ケーブルを、少し開いたハッチバックから取り込んでいる為、日差しが陰った時には、寒さを一際感じたものでした。昼食タイム明けは、430MHzのFMで13時01分に、廿日市市の山をウォーキング中だったJA4局を皮切りに、13時19分は岩国市のJA4局と続き、13時41分に松山市にある瀬戸風峠に移動されてたJJ5局と交信しました。13時59分には愛媛県伊予市のJI5局と交信しましたが、どの局とも1st-QSOに関わらず、ロングQSOとなりましたが、それもまたアマチュア無線の楽しみのひとつでもあったりします。そんな時、突然、まさかの軽自動車(ジムニー)が前面の坂道から現れました。
その時の私は、最初の石段の側から前面の一本道に若干、食い込んで駐車していたので、軽自動車の出現には大いに慌てたのでした。その車は、私の車を認めると直ぐにハンドルを切って、縁石を乗り上げて建屋の側に駐車してくれたので、私は車を動かさずに済みましたね。軽自動車に乗っていたのは若いカップルでしたが、その後、展望台の方に消えて行きました。そのカップルも直ぐに車に戻って来て、Uターンして姿が見えなくなりました。私としては、こんなマイナーな山に他に車が登って来るとは考えても無かったので、本当に驚いた次第です。これは、離合が困難な山道ゆえに、帰り道では登って来る車がない事を祈らずにはいられませんでした。
その後は、コールバックが無かったので、144MHzのFMに移り、14時14分に広島県呉市のJE4局との交信を皮切りに、14時23分には広島市安佐南区のJO4局、14時39分に広島県呉市のJA4局と交信した後はコールバックが無かったので、またまたチューナーを替えて、お決まりの29FMで声を出した後、50MHzのFMで広島県呉市の局と交信しました。その後、再びチューナーを替えて、15時16分に144MHzのFMで広島市佐伯区JO4局と交信、15時28分に広島市東区のJI4局と50MHzに続いて2回目となる2バンドQSOとなりました。そして、15時35分に広島県山県郡北広島町のJO4局と交信した際、山口県大島郡周防大島町がNEWだったらしく、430MHzもリクエストされました。取り敢えず、メイン周波数でお声掛けすると言う段取りで144MHzの交信後に430MHzにQSYしました。
そして、430MHzのメイン周波数で、一頻りJO4局を呼んだものの、結局は430MHzでは全く聴こえず交信不成立となりました。一旦、144MHzのメインに戻ってJO4局にお声掛けしましたが、タイミングが微妙だったようで、何度目かのお声掛けで繋がり、残念ながら駄目でしたね。と言う事でファイナルとなりました。いくら明るい時間帯と言え、狭路の山道を暗くなって移動するのは、あまりにリスキーだと考えて、そのJO4局との交信を最後に撤収に入る事にしました。撤収後は、狭い山道を慎重に下山して行きましたが、運良く対向車にも遭遇する事なく下道に降りる事が出来ましたね。下道に下りてからは、私と帰る方向が同じだった車の群れに埋没できたので、結構なハイペースで岩国市の玖珂インターまで到達する事が出来ました。その後、往路と同じく廿日市インターで西広島バイパスに下りて、18時半頃に帰宅しました。
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2022/12/26 19:35:01