
10月27日は、午前3時にiPhone内の音楽で起床した私は、洗面をして身支度を整え、朝食にする予定の菓子パンとお茶を持って、漆黒の闇の中、慎重に中腹の展望台を目指しました。現地では、首にネックライトをぶら下げて準備に入りましたが、昨夜の撤収時に簡単に片付けていたので、思いの外に準備が早く済みました。4時40分に、兵庫県洲本市の柏原山で一夜を過ごした、前日にも交信したJK3/3局との朝の挨拶からスタートしました。
その後、4時58分には、朝食担当として、お好み焼きを作ると仰っていた和泉葛城山で一夜を過ごしたJK3/3にも、朝の挨拶を済ませてから、2日目の本格的な交信がスタートしました。しかし、キャンプ場のチェックアウトが11時だった事もあり、運用終了のリミットタイムは、10時と考えて、予定通りに10時前には交信を終了して撤収作業に入りました。メインの29FMにおいては、その場所で、聴こえて来る局とは、全て交信済みでした。
そんな事もあり、「令和6年 西日本・秋のGW交信を楽しむ日」的には、問題は無かったと考える事にした次第です。この時点での2日目の交信実績としては、29FMでは6局で、144MHz-FMで4局、430MHz-FMで5局の、合計15局の無線局との交信でした。キャンプ場に到着すると、コテージから荷物を降ろしていた家内と合流してから、車内に荷物を積み込み、管理人さんに挨拶をしてから、キャンプ場を後にしました。
そのまま、大川山を降りようとも考えましたが、それまで運用していた中腹の展望台に近付いた時、その日の最終目的地である香川県三豊市の「秩父が浜」には、1時間半程度で行けるとGoogle mapで示されていた事もあり、144/430MHz帯でなら、もう少しQRVしても良いなと考えて、モービルアンテナのCR-8900のみをルーフに設置して、IC-705で交信を開始して、14時前まで無線に興じました。
それにより、430MHz-FMが7局増えて、144MHz-FMも1局増えたので、2日目の総交信数は、2局の延べ局がありましたが、合計では23局となり、2日間の総交信局数は、39局となりました。その後は、家内のリクエストで、インスタ映えする写真が撮れる、2021年3月に続いて2回目となった香川県三豊市の「秩父が浜」に向かいました。ガラガラの駐車場に16時過ぎに到着した私達でしたが、手順は熟知していました。
それと言うのは、2021年に続いて2回目の訪問だった事もあり、秩父が浜の全体的な様子も、何が必要で何が不要かと言う、細かな内容まで、初回に行った時の反省点から、色々と学んでいたので、今回の秩父が浜は、取るに足らない存在でした。早速、家内は長靴に履き替え、私も靴下を脱いで、ジーパンの裾を巻き上げてから、サンダルに履き替え、無線で使用している折り畳み椅子を持参して、砂浜に繰り出しました。
すると、前回の時と比較して、砂浜に点在していた、海水の水溜りが少ないと感じたのでした。Instagramにアップ目的の人は、その水溜りの鏡面反射を利用して、インスタ映えする写真を撮る必要があるので、圧倒的に水溜りが少ないと、少ない水溜りにインスタ客が集中するので、単独で撮影する事が難しくなる問題点がありました。辺りを見回すと、長蛇の列が出来ていた場所があり、何だろう?と近付いてみる事にしました。
すると、年配の男性が、大きな水溜りに陣取って、順番に並ぶInstagramファンの為に、ボランティアで撮影を手伝っている様でした。自分の順番が来ると、その男性にカメラ(多くはスマホ)を手渡して、対岸で思い思いにポーズを取っていました。しかし、2回目の訪問となった私達は、前回の失敗を繰り返さない様に、周到に準備して行ったので、どんな水溜りであっても、ある程度のクオリティで撮り切れる自信がありました。
と言うのは、初めて行った時には、スニーカーで砂浜に繰り出したばかりに、砂浜に点在する水溜りを避けて進む必要があり、場所によっては、かなり、大回りに迂回をしなければ、辿り着けない事が多発しました。おまけに、場所によっては、大丈夫そうに見える砂地でも、スニーカーで踏むと、下から海水が湧いて来る場所もあったりで、本当に苦労したものでした。それに、撮影するにしても、かなりの苦労がありました。
それは、水溜りの水面ギリギリの高さで、スマホを構える必要があり、中腰であったり、膝を曲げて撮影するスタイルになるので、ウッカリするとひっくり返って尻が濡れてしまったり、腰や膝、腹筋に負担が掛かり、体力的にもかなりキツかった事から、今回はアマチュア無線で使用している折り畳みの椅子を用意して、座ったままで、少し屈むだけで、簡単に撮れる方法を選んだのでした。しかも、長靴履きの家内も、サンダル履きの私も最強でした。
共に、水溜まりの中でも自由に動けたので、無理をして、遠くの水溜りや大きな水溜りに拘る必要は無く、防波堤近くにある砂地エリアの、直ぐそばにある様な、砂浜の小さな水溜り程度でも、気軽な撮影が可能になった事で、思いの外に短時間で撮影が済みました。その後は、足洗い場で、私はサンダルを、家内は長靴の砂を落としてから、車に戻り、家内は長靴からスニーカーに履き替え、私も足をタオルで拭いてからスニーカーに戻りました。
広島への帰り道では、遂に本格的な雨に遭遇しましたが、朝が早かったので、途中で小刻みに、サービスエリアやパーキングエリアで、仮眠を摂りつつ、東広島市にある小谷サービスエリアで、夕食で唐揚げ定食を堪能した後、21時前に自宅に帰り着きました。今回の移動運用では、両日共に雨の予報だったにも関わらず、初日に、大川山キャンプ場前では、少し雨に降られたものの、移動した中腹の展望台でも、インスタ撮影した秩父が浜でも雨を避けられたのが、本当に良かったと感じましたね。
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2025/05/29 15:26:01