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老人ギタリストもどきのブログ一覧

2022年04月19日 イイね!

太皷谷稲成神社とアマチュア無線玉砕記

太皷谷稲成神社とアマチュア無線玉砕記2022年4月17日は、天気予報の快晴情報から昨年から行こうと思いながらも行けずにいた島根県の津和野町にある「太皷谷稲成神社」に参拝して来ました。しかも、いつも出掛けるのは平日と言う、これまでのルールを破る日曜日のドライブでしたから、平日の移動と違って渋滞が若干気になったものの、同じ島根県でも人気の出雲大社では無いのだから・・・。と自分に言い訳しながら納得させたのでした。

前夜にGoogleで確認したところ、約2時間で到着すると表示されていたのを見た私は、どうせなら太皷谷稲成神社を起点として気軽に行けそうな場所をチェックしたのでした。そこでリストアップされた場所は、津和野神社(8分)鷲原八幡宮本殿(5分)大元神社(15分)徳佐八幡宮(15分)でしたが、その中に日原天文台(23分)但し13時半〜にオープンと言う場所を見つけた事で、遽についでにアマチュア無線もしようか?となった次第です。

リストアップした中にあった日原天文台のイメージは、天文台と言うからには、きっと見晴らしの良い場所にあるに違いないと勝手に思い込んだものでしたね。運用場所の次に調べた事は、アマチュア無線で「郡」を識別するJCGナンバーを調べる事でした。日原天文台の住所は「島根県鹿足郡津和野町枕瀬」でしたが、ネットで調べて見ると、アマチュア無線局の移動運用の記事が載っていて、鹿足郡津和野町を示すJCGナンバー「32008」の後にアルファベットの「C」が付いているのを見て大いに戸惑います。

と言うのは、7MHz帯で言えば、移動運用では郡番号と町村番号が重要なウエイトを占める事を理解していたからでした。(アマチュア無線では世界規模では全世界の国と交信したとか、国内で言えば全市全郡とか、町村名での交信が重要視されています)当然、私はこのアルファベットはなに?となった訳ですが、更に調べてみると様々なアルファベットが存在していて、何となくそれが町名を示すものだと知るのでした。

しかし、JARL(日本アマチュア無線連盟)の「市郡区番号リスト」にはアルファベットを配したものが無かったので、更に混乱する事になったものの、「コールサインの後のアルファベット」と検索すると、ターボハムログ(デジタル交信記録)の仕様で、より正確に住所を特定するために分類したハムログコードだと知るのでした。しかし、その時点ではターボハムログがインストールされたノートパソコンは既に車にあったので、日原天文台の「枕瀬」のアルファベットが不明のままに、それなら他に運用地候補はある?となりました。

すると完全な移動地のJCGナンバーが確認出来たのは「道の駅なごみの里」と「つわぶき高原パーク」での移動運用記が存在する場所だと判明したので、ターボハムログ に準拠したJCGナンバーが現時点では不明な日原天文台でのアマチュア無線の運用を、止む無く中止したとしても他に代替地はあるな。と、ひとりほくそ笑んだのでした。笑

朝8時前から出発した私達でしたが、流石の快晴の日曜日だけあって沢山の車に飲み込まれながら、最寄りのインターである五日市インターを目指しました。その後、無事に五日市インターから高速道路に乗りましたが、既に車の量は半端ない状態でしたね。しかし、私達のルートは山陽自動車道から分岐して中国自動車道方向に向かうルートの為、渋滞とは無縁である事も知識としてはありました。

予想通り、分岐した途端に一気に車の量が減ります。その後は六日市インターまでの道中を自動運転モードで進んだ私達でしたが、その後はナビの指示のままに一般道で山越えして9時半過ぎに太皷谷稲成神社の駐車場に到着しました。駐車場は既に本殿と大差ない高さレベルにありましたね。

取り敢えずは、車を駐車場の端に駐めて、入口にある大鳥居から撮り始めました。その後、石段を登って太皷谷稲成神社の本殿や社務所のエリアに足を踏み入れたものの、京都伏見稲荷の鳥居に似た、特徴的な鳥居を配した参道からスタートを切るべきと考え直して、神門から鳥居が連続的に並ぶ参道を、辺りの景色を撮影しがら地上に降りて行きました。

地上にある鳥居を潜って右隣りにある石標をみると、昨夜、Googleマップで見た「総霊社」がありました。更にその右奥には「弥栄神社」も認めたので、ついでだからと弥栄神社から参拝する事にします。弥栄神社は小さな社ではあるのですが、古くから伝わる古典芸能神事鷺舞は、国の重要無形民俗文化財に指定されており、県を代表する神社として全国的に有名な神社でした。

家内が御朱印を貰う間、先行して境内を散策しました私は、境内に独特の形をした樹齢600年以上とされる御神木が鎮座している事に感銘を受けました。そして、その歴史を感じさせる佇まいに癒されると共に、その悠久の空間に暫し身を委ねました。その後、家内と合流して、太皷谷稲成神社の鳥居の右隣りに位置する「総霊社」にも参拝しました。

総霊社は江戸時代までは神仏習合として、神様と仏様は共存してましたが、江戸幕府が終わり明治維新後の明治政府は神道のみを正当なものとし、神仏分離令を出しました。今まで仏式だった葬式も神道式に改めさせようと頑張ったようですが、神道式の葬儀が定着せず、結局、葬儀は仏式のまま定着し、現在までその流れで来ています。

つまり、結婚式は神道で、葬式は仏教という風に分業が成り立ったようです。明治政府の葬儀も神道でして欲しいという涙ぐましい努力の一つが祖霊社という先祖をまつる神社を作る事で、津和野の場合は、その祖霊をまとめた事で「総霊社」としたようです。総霊社の参拝の後は、いよいよ、太皷谷稲成神社拝殿への連続鳥居エリアの登りに突入しました。

軟弱な私にとっては登りはキツくなるのは必至の状況だったので、写真は降りる際に撮り進めていました。その後、再び神門の右横から本殿・社務所エリアに足を踏み入れた私達は、先ずは右手に鎮座していた「元宮」から参拝する事にしました。元宮に参拝した後は、元宮の右奥にある「命婦社」にも参拝して、太皷谷稲成神社本殿の参拝と裏側にある「新殿裏奉拝所」まで一気に済ませた私でしたが、御朱印を貰っていた家内とは元宮以降は別行動だった事もあり、暫し、駐車場を眺めて時間を潰しました。その後、合流した私達は本殿下にある販売所横のセブンティーン・アイスを食べながら車に戻りました。

駐車場を出て最初のカーブを曲がったところで右手にリフトを認めます。前夜に津和野城跡にアクセス出来るリフトの存在は把握していたものの、これ程近くにあるとは思ってなかったので、少し躊躇したものの、駐車場に車を駐めて、リフト乗り場まで歩いて行きました。津和野城跡に行くかは別として取り敢えずはリフトに乗って上まで上がってみよう!となりました。

リフトから降りると係の人から城跡までは15分と聞かされて、置いてあった杖を掴んで歩き始めたものの、その時点で既に昼の12時を回っていたので、城跡までの強行軍は諦めてリフトで降りる事にしました。リフトを降りて駐車場に戻った私達でしたが、昼食を摂る場所として考えていた「道の駅なごみの里」も日曜日でもあるし、時間的にも「密」になると考えて、リストアップしていた「鷲原八幡宮本殿」に行く事を思い立ちます。

鷲原八幡宮は流鏑馬馬場(県指定史跡)も擁する史跡であったので、期待感を持って近くまで赴いたものの、駐車場を探してウロウロしたものの、結局は発見する事が叶わず、ここも諦めて「道の駅なごみの里」に向かう事にしたのでした。道の駅なごみの里に到着すると、時間差をしたにも関わらず駐車場には車の他にバイク軍団(ハーレー、ゴールドウィング、カブ、モンキー)が多数いました。

その後、私達は土産物屋に併設されたにレストランに入りましたが、駐車場の様子を反映させる様な人の多さでしたね。しかし、私達が注文した料理が運ばれて来るまでには多くの客が帰って行きました。昼食を終えた私達は車に戻って暫く休憩していましたが、家内から「もう観光は十分だから無線をして良いよ」とのお墨付きが出たので、リストアップしていた日原天文台へ行く事にします。

時間も13時を回っていたので、日原天文台がオープンする13時30分過ぎには到着出来そうでした。道の駅を出発した私達は、途中で国道9号線と合流して進むうちに右手にある小高い山にある施設を確認します。「もしかしてアレか?」その場所はイメージしていた場所とかけ離れた雰囲気でしたが、ここまで来たからには行くしか無いと、枝道に分け入りました。

すると、いきなり狭い山道に突入しました。この道って、本当に天文台への道?と思わせる様な荒れた道に、山としても高さの無い事も相まって、一気に行く気が失せて行きました。すると、いきなり広い場所(キャンプ場や天文台等々の分かれ道でした)が現れたので、さっさとUターンして狭い山道を引き返しましたね。

あとは日原天文台が駄目ならと用意していた「つわぶき高原パーク」に行くしかありません。カーナビの設定で目的地が特定出来なかった為、今度はiPhoneのGoogle mapを起動して、カーナビ代わりとして利用する事にしました。来た道を再び道の駅まで戻って来た私達でしたが、今度は左折して山口県境方向に進みました。

そして、着いた「つわぶき高原パーク」は、素晴らしいロケーションとは言い難い、山道の単なる一角にしか過ぎない場所だった事に大きく落胆した私は、遂には無線はやめて帰ろう!となった次第です。その後、2時間半掛けて16時半過ぎに帰宅しました。無線的には残念でしたが太皷谷稲成神社はとても良かったのでヨシとしたいと思いますね。笑
Posted at 2022/04/19 08:43:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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