
7月31日の日曜日には、家内のリクエストで広島県呉市にある野呂山にある「氷池」に行く事にしました。氷池とは野呂山中に無数にある池の中でも大きな池で、明治25年頃に川尻の中村亀太郎氏が掘った人工池で、年間約1500石の天然氷の製造が行われていたそうです。そして、大正末期に製氷工場ができるまで、野呂の天然氷は夏の貴重な味覚として、船で呉や尾道、遠くは愛媛県、山口県、大分県まで運ばれ、売られていたそうです。
現在はスイレンが咲き乱れているらしく、スイレンや蓮は午前中が勝負と言う事で、前日に天気予報で調べたところ、嬉しい事に曇り空だったので、家内の許しも出たので、ついでに、野呂山のどこかでアマチュア無線でもして帰ろうと準備したのでした。とは言え、前回の広島文化学園大学ルートは通行止だったので、今回は広島県呉市川尻町から野呂山を目指す事にしました。
しかし、いざ氷池に到着してみると、天気予報の曇り空では無くて、霧が立ち込めて小雨が降っていて大きく落胆します。それでも、時折、雨も止んだりしたので、急いで氷池のスイレンを撮影したものの、また、雨が降って来たりしたので、それでも奇跡的に回復するかもとの一縷の望みで待機しました。しかし、10時過ぎでも回復する兆しが見えず、後ろ髪を引かれながらも諦めて帰りました。でも、氷池のスイレンは辛うじて撮影出来ましたね。
次のタイミングは、8月8日の月曜日でした。この日は田舎の山の中にある、祖父母の遺骨が収められている墓所の清掃と、その近所に住む親戚に中元のビールを持参した帰り道で、アマチュア無線をしても良いよと家内に言われた事で、遽に準備を始めたのでした。帰り道で無線をする場所に選んだのは、7月13日に広島県呉市にある灰が峰の帰り道に野呂山に向かいながら玉砕した後、呉市の「休山」を目指すも、途中で腰砕け的に高烏台展望台を選んだものの、8日はその休山に向かう事にしたのでした。
ルートは前回と同じく高烏台展望台方向からのアプローチとしました。そして、到着した休山展望台の駐車場は、周囲が樹木に覆われた場所だった事で、大きく落胆したものの、家内を車内に残して、取り敢えずは展望台方向に歩き出したところ、展望台方向から、ランニングシャツ姿の高齢の男性が現れて思わず声を掛けました。「下から歩いて上がって来られたのですか?」と。すると、「走って来ました」と言いながら、下山方向に消えていきましたね。かなりの猛暑の中、走って上がって来た高齢男性には度肝を抜かれましたね。
その後、展望台には行かずに車に戻って、無線の準備に入ろうとトランクルームに近づくと、虻なのか蜂なのか解りませんでしたが、とにかく、ヤバそうな虫が浮遊していて、大いに戸惑います。何度も近づいては、攻撃に晒されてしまい、ハッチバックを開けないと無線が不可能だったので、遂には頂上での無線を諦めました。その後も何度も止まっては周囲を確認したものの、その都度、虻やら蜂の襲来を受けて、遂には無線を諦めて帰ることにしましたね。ついてない事は続きます。仕方ないので、自宅でD-STARを運用する事が増えましたね。笑
写真は車のハッチバック周辺を這いずり回る「虻か蜂」の様子です。^^;
Posted at 2022/08/11 20:31:33 | |
トラックバック(0) | 日記