左右ストラット部の錆、シール割れの板金修理

かなり頭の痛い34の錆の進行の早さ。
こないだのトランクに引き続き、こんなところにも錆が発生し割れてきています。

平成14年8月式であり、34としては1番新しいモデルで、しかも走行はまだ6万キロほど。
それでこの錆の進行スピードは本当に頭が痛いです。


ここは34では錆がよく現れる場所のようです。
純正のタワーバーだとここは常に見えますが、タワーバーを交換していて、取り付け部がO型だと、ここが見えないので注意が必要だと思います。

写真は修正前の右側。

こちらが修正前の左側。
左の方が錆が多く、割れも大きい。
純正スポットの数も左の方が少なめ。

こちらが修理後の右。
34は下回りからストラット部の鉄板の間に水が入るようで、どうしてもここに錆が出るようです。

今回、下から水が入らないようにしてもらい、錆び止め処置、裏側からスポット増し２ヶ所、再シールしたのち再塗装してもらいました。

見た目は純正スポットの跡が完全に消えており、シールの盛りも厚いです。
いやはや、凄いことが出来るものだなと仕上がりに感心しました。

こちらが修理後の左。
右と同様の処置をしてもらいました。
見た目にも実に綺麗になって大満足です。

今回は板金屋さんの腕に感心、感謝です。非常に残念ですが、やはり34は鉄板の質もあまりよくないとのことでです。錆の発生は避けて通れないようですね。

さらにシールも薄いため、錆により容易にここが裂けてくるようです。

まだ6年しか経っておらず、走行距離も6万キロで、しかも大事にしていてのこの錆は正直かなりショックです。

しかし、水が入るのが避けられない構造になっているのに、外から確認できない・・・錆を早く見つける以外に方法がなく、具体的な予防手段が思いつきません。なんともやりきれない思いです。
やはりこの時期の日産はコストダウンを推し進めていた時期だからですかね・・。
34も前期型から後期型のマイチェンで細かいコストカットもされています。
やはり年数が経つにつれこういうところで不具合が出てきているのではないでしょうか。32Rの時は錆でこんなに困ったことはありませんでした。



僕の場合トランクのハイマウント部と、エンジンルーム内ストラット部の錆という、34の錆の好発部位の錆を経験しました。特にストラット部は放っておくとどんどん裂けていくと思うので注意が必要だと思います。