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おみぞうのブログ一覧

2019年10月27日 イイね!

オールペン工程 その4

オールペン工程 その4続きです~

ドア4枚の下側を切り貼りしていますので、熱でひずんでいる部分をパテで整えサフェーサー塗装します。

そしてボディに戻し、ドア外板の細かいエクボを修理していきます。



今度は左リヤタイヤ後方、ちょうどフューエルリッドの下あたり。
リヤバンパーに隠れている部分ですが・・



寄ってみると・・うわーーーー
裏からサビて、穴があいております。。。


さらに奥側、ライナーの内側のフューエルフィラーパイプが・・・
うわーーーー でもこれは知ってたーーーーw



でも、こんなにひどかったかね??w



ボロボロで穴があきそうです。。これは知ってたのでいつかやろうやろう、と思っていたのですが、なんとなーーーく気分が乗らない状態が続いていたので(めんどくさかっただけw)部品だけ持ってて押入れでずっと暖めておりましたw
この機会に師匠に交換をお願いしました~

それとフューエルリッドの裏側も何だかサビっぽい・・



表側はシーラーが盛ってありますが、この部分って泥というか汚れが溜まるんですよね~



ソリッド塗装なので汚れは落ちにくいわ、洗車してて拭き上げてもここから泥水出てくるわ、で何とかならんものかと大昔にシーラー塗ったんですがバッちいのでここもキレイにしてもらいました~

他にもバックドアストライカ付近のサビ。
ウェザストリップで隠れる部分ですかね~ここは知りませんでした。。



これ以降、お店のブログが少々変わったので写真が小さくなりますがあしからず~

フューエルリッドの下側のサビは、裏からきておりここまで来ると切り取るしかありません。



切り取る為にケガキ線を入れた状態です。
そして切り取ると・・・あらら・・腐ってるうう~~



内側のサビもカバーできるように大きめに切り取るそうです~

そしてフューエルリッドのシーラーの部分ですが、サビはありませんね。



裏側は、パネルが二重になっている部分がサビています。



サビ取りするために、一度一枚のパネルを剥がすために切り込みを入れます。



そして剥がします。少しサビていますねぇ。



ナット部がサビているので新しくして、他の部分は研磨で落とせる程度のサビだったそうです。



地金だしたら防錆処理をして



切り取った部分を戻すカタチで閉じます。



そしてバンパーに隠れる部分のサビに戻りまして、



サビで穴があいたパネルは使えませんので、こちらは新たに作ったピースで閉じます。



切り取るラインはサビが切除出来ればどうでもよい、、ということはなくて、閉じるときに溶接の熱による歪が出にくいラインを選んで切るようにしているとの事です。

いやあ、すごいですねえ~ そんなのシロートにはさっぱりわかりませんもの。
これこそ幾千のもサビと戦ってきた経験により導き出される職人技ですね~
一朝一夕で出来るものではございません!すばらしい!

まだまだ続きます~

Posted at 2019/10/27 22:21:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | オールペン | 日記
2019年10月23日 イイね!

オールペン工程 その3

オールペン工程 その3続きです~

左側前後ドアの下部のサビですが、これを師匠の手によって修理してもらいます~

サビのひどい部分は切除して、研磨で落ちる部分は落として、の作業です。

これは左前ドアだったかな



こっちは左後ろドア
同様にキてますねぇ・・



こちらも切り取り、研磨



切り取った部分は鉄板から新たに同じ形状に加工したピースを作り、溶接して閉じていきます。
文章に書くだけならカンタン、しかし実際にやるとなると、こりゃ大変・・



フロント側もピースを作り・・



閉じていきます。



そして防錆処理してから



アウターパネルの折り返し分、もう一枚重ねます。





右側は自分ではサビは左みたいに出てきていないし大丈夫かと思っていましたが・・
↓こっちは右フロントドアです。





切り開いてみると・・やっぱりうわーーーー
師匠に発見していただきました。



結局、ドア4枚とも下部がサビでやられておりました。。折り返してある部分でしかも一番下なのでどうしても湿気がたまりやすいのですかね~
皆さんの愛車は大丈夫ですか~~

そして右側前後ドアも切っては落として・・



ピースで閉じたら防錆処理をします。



4枚とも同じようにサビ取り処理をしたら、いったんボディに戻して
溶接でひずんだ部分を確認、叩いて修正するそうです~~



これは時間が掛かりますね・・

年式が新しければここまでやる必要はないと思いますが、大事に乗っていても20年越えですからね。仕方ありませんね~

まだまだ続きます~
Posted at 2019/10/23 21:56:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | オールペン | 日記
2019年10月18日 イイね!

オールペン工程 その2

オールペン工程 その2続きです~~

オールペンでも板金修理でも、キレイな仕上げを目指すなら下地作りがとても大事ですが、作業的にはひたすら地味な作業が続きます。

まずは取り外したフェンダーを修理です。



取付け部などにサビが出ているので処置します。



フェンダーのボンネットに隠れる内側の部分、塗装がハゲてきてますね。こういう所、アメリカンクオリティなんですかねw
こういう端っこの部分、純正塗装がうっすいというかなんというか・・



以前にツメ折りしていたのですが、その前に車高下げ過ぎでタイヤに干渉、フェンダーめくれてしまった影響もあり、ひずみが出ています。それを修正していただきました~



そして修正したフェンダーとボンネットでサフェーサーでシールド。
地金をなるべく大気に晒さないという事で、部分部分で下地塗装までしているそうです。



そしてヘッドライトもクリアが剥がれかかっていたので、研磨して劣化した部分を落として足付けして



クリア塗装~
ヘッドライト曇ってると、それだけで古くボロっちく見えちゃいますからね。



死んだ魚の目より、パッチリキラキラおめめの方がいいですよね~



そしてこれからサビ修理に入っていきます~~

自分が把握していた中で、一番気になっていた部分、左側前後ドアの一番下の部分のサビです。ドア閉まっていると全く分からないのですが、開けてしゃがみこんで覗くと・・結構キてるんですよこれが・・ね・・



サビ止めやら何やら簡易的な物はやってみましたが、現状維持くらいにしかなってないようです、やっぱり。。

この部分はドアの外板を折り返している部分で、その内部からサビて表面に出てき始めている感じです。折り返しの内部からのサビなので、切り取るしか方法はありません。

ドアを取り外して



患部を切り開いてみると・・・うわーーー



酷い事になってますね、やっぱり・・・
そのままにすれば、いずれドア表面にまでサビは達していた事でしょう。

これを師匠のワザによって、直してもらいます~~

まだまだ続きます~~


Posted at 2019/10/22 11:53:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | オールペン | 日記
2019年10月18日 イイね!

オールペン工程 その1

オールペン工程 その1さてさて、それではオールペンの工程をご紹介したいと思います~~
カンのいい方が数名いらっしゃるようなのでw

ネタバレしちゃう~~ あっためておいたのに~~~ww  (((( ;゚д゚))))アワワワワ

ということで今回作業をお願いしたお店は、某県にある小さなお店です。
 
何年か前にそのお店のブログをたまたま発見して、とても丁寧な作業をする所だなぁと感心してみておりました。

自分のアコードの状態は、年式もそれなりに古いわけですから、ぱっと見はキレイですがボディのサビでの痛んでいる箇所もあり、その部分はおおよそ把握しておりました。

せっかくお金を掛けてオールペンするわけですから、長持ちさせたいですし、サビで傷んでいる部分も直したいですよね。なのでただのオールペンではなく、各部サビ修理もしながらボディのレストアも含めてのオールペンをしたかったのです。

サビの修理ですが色々な方法がありまして、軽いサビ程度なら研磨などで落としてしまえば問題はありません。しかしかなり進行してボロボロになっているサビに関しては切除するしか方法はありません。切除後、新しいパネルを溶接して塗装すればよいのですが、古いクルマですので純正新品パネルが部品として製造打ち切りになっているものがほとんどなのが現状です。中古品やドナー車両があれば使えるかもしれませんが、おそらく同じような年式ですので同じように傷んでいる可能性が高いです。

ではどうするのか・・・

平らな鉄板から切り出して、サビで切除した部分と同じ形に手作業で成形して溶接、再生していくしかありません。文章にするとカンタンですが、実際にやるとなるとそれはそれは大変で、非常に高度な技術と経験が要求されるものなのです。

今回お願いしたお店は、そんな手間の掛かるレストアサビ修理をたったひとりで日常的に数多くこなし、独自の発想やアイディアで多くのクルマを甦らせている、いわば職人さんのお店なのです。

自分がお願いするならここしか無い!と思い予約する事約3年・・・
そして去年の10月に入庫して早1年・・・w

まあだいぶ時間が掛かっていますが、全てをひとりで作業されているので仕方ないですかね。他のクルマの事故板金の修理などもされてますし。

自分普段はクルマあんまり使わないし代車もあるし、まー気長に待ちましょうw

でも、あと少しで完成です!!





前置きが長くなりましたが、お店のブログの写真をかいつまんで説明していきたいと思います~~

入庫前の打ち合わせで、車種は平成9年式アコードワゴンCF2とお伝えしてあったのですが、どうもお店の方、師匠(と呼ばせていただきますw)が想像してたモノとは違ったようでしたw


驚いていただけたら何よりでございますw

ボディの現状を把握するために、まず洗車してフェンダーなど外せる部分は外し、状態を確認するそうです。


内装もある程度ばらしていきます。あ、バッテリー替えましたw これは後ほど



そして雨漏れしていないか確認するそうです。



さて、オールペンの仕上がりや値段は、部品をどこまで外すかによって大きく変わってきます。もちろん全て丸裸ドンガラにして豚の丸焼き器wにセットして各部補修、電着塗装ドブ漬けからやり直し~~ が理想ですがさすがに費用の面で厳しいのと、そこまでは傷んでないので必要性もないかな、という所です。

ですがせっかくやるのですからキレイにしたいじゃないですかw ガラス外さずマスキングだとガラスのキワからどうしても剥がれやすくなりますし、近くで見ると分かっちゃいますし。

という事で、フロントガラス以外全て取り外しでオールペンする事にしました~



モール類も全て外します。クォーターのガラスも。
クォーターのガラスとバックドアガラス、モールと一体成型でモール単品で部品が出ません。再使用するため慎重に外していただきました。お手数をお掛けしますw



バックドア内側など汚れてますね~ このあたり全然汚れが落ちないし純正塗装もテキトーです。。




CE系の特徴的なクォーターガラス、慎重に外していただきました。オープンセサミ



フロントガラスはなぜ外さないかといいますと、CD、CE系のコアな方々なら判ると思いますが、ボロボロになるフロントガラスの周りのモールだけが外せます。なのでこの部分でマスキングすればマスキングの境目がモールの下にくることになりますので、ガラス外さなくてもキレイに塗ることが可能です。ガラス脱着費用の削減になりますしね~

はい、ガラスもはずれ解体車のように・・・w



養生をして、また洗浄するそうです~



各部、長年の汚れがたまりまくってますね・・





これを落とすのはタイヘン・・

これらを洗浄して開け放って乾燥させます。



これを全部ひとりでやるんですから時間かかりますよね・・

まだまだ序の口、続きます~~
Posted at 2019/10/18 01:09:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | オールペン | 日記
2019年10月12日 イイね!

生存報告

生存報告皆さん、大変ご無沙汰しております~~

実に4年と4か月ぶりの更新・・・w
その間、いろいろあったような無かったような感じですが無事生きております~

仕事は相変わらずで会社自体が大きな変化があったり異動があったりですが、一応辞めずに続けております。

まあ昔に比べれば、働く環境、残業時間なども良くはなっているのかなぁ・・とは思いますが、あまりお勧めできる業種ではない事は確かですw
今の店舗は大きな拠点で、外国人研修生も正社員として採用しておりまして、毎日ダメな日本語ばかり教えて仲良く仕事している次第です~ タガログ語ワカンネー

さて、肝心なクルマはと言いますと・・

もちろん維持していますよ~

写真のリーフはオトーチャンのクルマです。あんまし興味ないんで2回くらいしか乗ってませんw

新車から22年、パーツも入手困難な物も増えていますが、まあ、なんとかなる、というか何とかする!ってことでこれからも乗り続けますよ~

といっても未来は何が起こるかわかりませんので、もらい事故で全損!とか台風で水没!とか秘湯温泉の山道で落石喰らった!なんて場合もあるかもしれませんが・・どうにも再起不能になる以外は乗り続けますのでご安心を。

同期にはお前の霊柩車はアコードだからな!なんて言われてますからねw
まあ誰も強化クラッチの霊柩車なんて運転してくれるとは思いませんけどw

去年の9月、茂木のオフ会以降、いくつかのオフ会があったと思うのですが行きたかったのに行けませんでした・・
仕事の休みの関係もあるのですがそれよりなにより・・
肝心のアコードが手元にない!というのが一番の理由でして。。

なんで無いのかといいますと実は・・・













オールペンしております~~

(なーんだ、それだけか、なんて言わないで下さいねw)

大事にしていますがやはり登録後22年経過すると塗装も傷んでくるものでして・・

ソリッド塗装の純正フロストホワイト、いくら磨きこんでもツヤがイマイチ・・
角っこの部分、磨きすぎて下地が出てきちゃったり、元々USA製なので意外と細かい所テキトーな塗装だったり・・
リヤバンパーなどは劣化で塗装割れもありまして・・一所懸命洗車しても何だかなあ~という残念な疲労感しかなかったもので。。

オールペン後はオリジナルとは違う色ですが、写真だとあまり変わり映えしないかもしれませんw

去年10月に入庫して・・え~と、1年ですねww
1年間、代車生活をしておりますw

代車でオフ会も考えましたが、やっぱり自分のクルマが無いとねぇ・・

代車借りてからの走行距離5500キロw 軽自動車は燃費イイネーw
アコードの車検もとっくに切れ、代車の車検も切れそうになったので代車入れ替えw
ひとりで全て切り盛りしている板金屋さんで、コダワリを持って丁寧な作業してくれているお店なので、辛抱しましょ もう少しです~~

オールペン作業途中の画像もありますのでアップしたいと思います~

あ、今日は台風で臨時休業でヒマになったので更新しました~
臨時休業なんて20ウン年勤めてて初めてです。
またぱったりと息途絶えるかもしれませんがご了承くださいw

皆様、台風には十分気を付けて下さいね~




Posted at 2019/10/12 19:15:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #アコードワゴン ナビを新しくしたいなぁ(オンダッシュ検証3) https://minkara.carview.co.jp/userid/315089/car/210841/7227274/note.aspx
何シテル?   02/12 23:16
アコードワゴンを新車で買って早22年、高速道路で煽ってくる背の高いミニバン、ミーハーな感じの外車wに対抗するべく、5速MT化ターボ化し独自路線を突っ走って戻れな...
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