
高山本線は、岐阜県の岐阜から富山県の富山まで結ぶ、およそ230キロの電化されてない非電化路線で、中山道の宿場町『大田宿』の美濃太田、日本三代温泉のひとつ、美人の湯で知られている『下呂温泉』、観光スポットでも有名で、白川郷や奥飛騨の玄関口となる『飛騨高山』、古い街並み残る『飛騨古川』を経由して、富山までと、岐阜県北部は一部ルートは異なりますが、大半は国道41号線と平行して走ってます。
昭和9年に全線開通されて、特急ひだ号は昭和43年10月のダイヤ改正デビューとなりました。
山あいを走って、川沿いや渓谷美が多く飽きない路線のひとつ。ただ豪雨等でよく土砂崩れや災害事故が多く、つい先月までも不通だったようです。
今回は、美濃太田からのスタートになりますが、待ち時間もあり暑くて合間にひとつ岐阜よりの『坂祝・さかほぎ』まで行くことに、今回は飛騨古川までの旅になります。
美濃太田は、太多線とかつては越美南線、現在は長良川鉄道の接続駅。
ちょうど、前車となる『特急ひだ7号』富山行きが到着。
長良川鉄道 ナガラ300形
長良川鉄道は、昨年に久々に何度か訪れましたが、この線も長良川の渓谷美が綺麗で推薦するローカル線のひとつです。
高山本線の普通列車は、岐阜~猪谷間はJR東海の管轄で写真のキハ25系がメインになります。
坂祝駅に到着。
岐阜行きが発車。
坂祝駅舎 無人駅です。
岐阜発高山行きが到着。
📷写真撮影して猛ダッシュ💨
ふたたび美濃太田へ。
特急ひだ9号高山行き、美濃太田に到着。
今回は、まれにある貫通形のキハ84系が前に(泣)
特急ひだ9号は、所定は4両のようで、土休日はだいたい6両で高山方にパノラマ顔の『キハ85形』が付くんですが、当日は先月までの不通やコロナ対策等で乗客減もあり、5両編成でした。
キハ84形(5号車指定席)車内。 普段にない貸切状態で、高山まで通して自分1人でした(笑) このご時世じゃ仕方がないですね。
👈美濃太田発車。
特急しなの号の貫通形車両みたいに、運転席側に乗降デッキがないだけに、思ってたよりは視界は良いです。
中麻生を過ぎて、間もなく右手には👀飛水峡が見えてきます。
途中、飛水峡信号場にて上り列車の行き違い。
だんだんと山深く、飛騨川の渓谷美も更に綺麗に。
白川口駅通過。
鷲原信号場にて、特急ひだ8号と行き違い。
中麻生~下呂間は、山間部で駅間が長い為に、途中に行き違いの信号場があります。
トンネルあり・・・
鉄橋も数多くあり。
途中、飛騨金山駅に停車して、左手には『下原ダム』が見えてきます。
焼石駅を通過して、いくつかトンネルくぐり抜けて長い『釣鐘トンネル』を抜けて鉄橋渡ると、もうすぐ下呂に到着です。
下呂駅の少し手前、少ヶ野信号場にて特急ひだ10号と行き違いです。
下呂駅に到着。
下呂駅を発車して、右手に下呂温泉郷が。
途中、飛騨小坂にて特急ひだ12号と行き違いで運転停車。
高山本線で、最も乗降客が少ない駅のひとつ『渚駅』を通過。
久々野駅を通過して、長い『宮トンネル』を抜けると、もうすぐ高山に。
高山駅に到着です。
📷高山にて。
時間があったので、飛騨古川まで来ました。
高山から乗る予定の高速バス『新宿行き』は、飛騨古川発にて既に到着してました。
飛騨古川から返して、途中の『上枝・ほずえ』駅にて、後車になる特急ひだ11号富山行きが行き違い通過。
☆富山行きは、高山にて切り離しして通常は3両になります。
📷飛騨小坂にて。☆こないだ撮った2時間遅れの特急ひだ5号。
特急ひだ号に使われている『キハ85系』は、自分でも現役車両で好きな車両のひとつ。しかしながら車齢30年がたち、近々新型ハイブリッド形車両の後継車両の導入も決まっており、沿線にはちらほらと『撮り鉄』の姿もありました。
もうすぐ、この『カミンズ』のエンジン音が聴けなくなると、また寂しい限りです。
高山本線も、時間が取れたら、今度は富山から回って見ようかと思っていますが、富山までの行程と、高山~猪谷間が本数が少ないだけに・・・
いつのことやら。 終
Posted at 2020/08/16 06:44:00 | |
トラックバック(0) | 日記