【※】ここで仕事の事を書いたきっかけはこの製造業界は人手不足でイメージも悪く(3K)。。。確かにそうかも知れませんね。。。以前従業員でゲーム好きの子がおり、聞く話によると、相当上手いらしい?!そういう子は仕事をゲーム例えると、加工の失敗、製品不良(ゲームオーバー)の原因を予測し不安要素を洗い出し挑み、その加工品に適した最強の工具(武器)選択し、誰よりも速く、綺麗に仕上げ、完成させる(ゲームクリアー)
て言う発想のゲーム感覚らしいです。そもそも何かに取り組む目的は何か?クリアする事、完成させる事なので結局の所、遊びも仕事も目標を設定した時点でどちらも同じ(笑)ただ仕事はタイムイズマネーなので時間に融通が利く趣味であってはいけません、ただゲーム感覚というのは自分は悪い意味とは思っていません。
だからゲーム感覚の従業員に対しては😄全然なんも悪くないで!むしろ前向き😲当然納期にも間にあうし、適当にあるその辺の工具を面倒くさいから何も考えずに取付けるよりこだわりがあってエエ🤩
自分はゲームをしないからそんな感覚では仕事をしていなかったが、シビれる仕事は今まで何回もあるし地獄も何回も味わった。でも一線の超えないと、この業界のものつくりの真実は見えないです。
3Kとかどうでも良くなる程の違う世界が見えるから。。。
同じ加工者でもマニュアルが無いと動けない人。マニュアル(プロセス)を作る事に意味を持ち、面倒くさがらず考え、実行出来る人。
ただ後者を発掘するのはなかなか難しい。
割合も9:1くらいではないでしょうか。
と言うのが人手不足と言われる本音ではないか。
今回は自分が30年程使用しているマシニングセンターを紹介
マシニングセンター(縦)と言う機械は
左右、前後、上下の動きをXYZとし、その稼働軸をプログラム制御により自動で加工出来る機械のこと。(フライス盤の自動化)例えばインテークのポート穴をリューターで円周状に削る手の動きの座標を数値化し、マシニングにその数値をプログラミングしたら手作業と同じ動きを機械か自動でしてくれるような感じ🤔
【*】ちなみにマシニングセンター(横)もXYZ軸の位置が変わるだけで基本は同じです。

業界用語ではこのマシニングのサイズはBT50の5番。これで加工業者間どうしスペック、加工範囲もほぼ把握出来る。BT50はツール編で説明しますが、5番は機械サイズで特に決まった寸法では無いですがテーブルサイズの事を指すみたいです(この機械のテーブルは1300mmx550mm)
ただ機械だけあったら動く訳もなく、その他必要な備品もある
まずエアー源。
これが無いと機械は動かない。
コンプレッサー。

機械が3台程度になってくると10馬力は必要としエアーブロー加工も考えるとサブタンクも必要。その際工場にエアー配管をするのだが、なるべく長く張り巡らすほうが良い(管内自体がサブタンクの役目になるから)あとエア配管内を除湿するドライヤーと言われる乾燥機も必要。
油。
この機械は主に3種類の油が必要。

機械冷却油(#10)、油圧油(#32)、摺動油(#68)、#は粘度を示し数値が増える程、粘度の高い油になる。例えると#10は灯油に近い。#32はエンジンオイルに近い、#68はメイプルシロップかな??😅
さてひとまずこれで機械は動く(高圧電源は当然要りますね)
しかし!これでは機械は動く状態だけなので加工は出来ません。
興味はある方がおられれば最終的に加工編まで書こうかと思います🙄
まぁ無いか😔
Posted at 2023/07/16 20:33:02 | |
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