Kashimura タイヤ空気圧センサーKD-220  

北米では装着義務があるタイヤ空気圧計測装置です。興味はあったのですが、粗悪品が氾濫しているようで手が出ませんでした。

国産でセンサーの電池交換も簡単ということで導入しました。

日々の安全管理というより、サーキットで積極的に使いたいと思っています。

日常点検的には季節の変わり目の空気圧チェック、パンクなどに起因する異常の検知に役立つでしょう。

サーキットではタイヤの温度と空気圧が最重要項目です。一般道で240kPaで燃費も乗心地も良いとしても最高のグリップは180kPaなんてスポーツタイヤは普通にあります。
また温度に関しても常温スタートしても三周くらい周回すると、60℃から80℃くらいに上昇して最適なグリップが得られます。それに伴ってタイヤの空気圧は上昇するので、走り始めは温度上昇を見越して前出の最適値より低い空気圧に設定するのです。

パドックに戻れば空気圧は測定できますけど時間を大幅にロスしてしまうので、カンに頼らざるを得ないというのが実情です。

まだ試せていませんが、感覚が数値で見える化されるって素敵なことだと思います。

だってリアルタイムで空気圧やタイヤ温度がモニタできるなんて、今まではワークスチームでないと無理だったんですよ。