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2024年09月23日 イイね!

ミュージアムに泊まるかのような宿泊体験

ミュージアムに泊まるかのような宿泊体験今年は周年記念の年ということで、どこかに行きたいと言われ旅行を企画。どこに行こうかあれこれ迷う中、家人が何かの特集を見てよほど気に入ったらしく、富士スピードウェイホテルはどうかと言う。存在を知りながら特に興味を示さなかった自分も、調べて見るとなかなか良さそうなホテル。富士山が見えるホテルに泊まりたい願望もあり行って見ることにしました。

御殿場に行くのはこれまでゴルフで数度ほど。行くたびに雨で富士山は眺められず、いつかはしっかりと眺めたいと思っていたけど今回はどうなのか。

JR経由御殿場線で御殿場入り。先ずは家人がポーラ美術館に行ってみたいとのことで車で箱根方面へ。

足はタイムズでN-BOXを借用。天井が高く視界も広く乗り心地も良く、これは売れるとの第一印象。箱根の山道に入り上りを開始、踏んだアクセルに加え、左右に動かすステアリングはゆったりとした感触。幸い後続車もゆったりペースで煽られることも無く同乗者からも好評でしたが、運転者にはそれなりのストレス。昼食を食べる時間を節約するためコンビニおにぎりを車内でいただきましたが、物を置く場所も豊富で、日本で一番売れている車がこれなのだと新たな認識。




御殿場駅からはホテルのハイエースで送迎してもらうとエントランスにはIQが2台。

右はMORIZO氏の愛車とされる車、左はレンタルに供される車。今回のホテルでの足はこれを借用。限定100台のIQ GRMNは大人のホットハッチに仕立てられており、楽しいひと時を過ごしました。


この旅行の企画時は二人で行く予定でしたが、息子たちに富士スピードウエイホテルに行くと話しをすると、お祝いをしてあげるから俺たちも行く!ということになり、大きな男の子?二人は別便で到着。宿代の予算が増えたな・・・。


このホテルがユニークなのは、入り口を入るとそこが「モータースポーツミュージアム」。”モータースポーツ”と銘打つだけあり、そこに特化した展示は興味深いものがありました。


長いエスカレーターを登った先がロビー階。3階のロビーから下を眺めると


ロビー脇のショップからもサーキットが目に入ります。



チェックイン後、部屋へ入るとそこには素晴らしい富士山が!




見えません・・・。上は公式サイトの写真を借用しました。

当日の写真はこちら



滞在中、顔を覗かせた富士山はこの程度。

これまでも御殿場近辺でほぼ見たことが無い富士山。今回も綺麗な富士山を見ることが出来なかったのは、家族の中で自分のせいになっています・・・。


部屋には息子たちからお祝いが届けられており、家人が喜んでいました。



今夜の食事は洋食。NY仕込みのシェフが腕を振います。

一皿目のサラダから、美味しくいただきました。


食事の後はジムにあるシミュレーターに勇んで挑戦!

難しすぎて撃沈。ブレーキが想像より効かず、ステアリングもシビア、決してアルコールのせいでは無く難しいシミュレーターでした。


翌朝も雨・・・。
散歩も出来ないので先ずはプールへ。

誰もいないプールで泳ぎ、泡風呂に浸かり、日常では味わえない朝のゆったりとした時間を過ごせました。

朝食後もまるで台風のような雨が続きます。サーキットでは二つのイベントが開催されており、見に行こうと思いつつ、あまりの雨に館内で様子見。小降りになるところを見計らってIQに4人乗車で向かいます。IQに4人で乗る場合、運転者が普通にポジションをとると、後席住人は足を横にしなければならないほどながら、このボディに4人が乗れることに驚く。車ってコンパクトなもので十分であることを再認識する機会となりました。


サーキットには宿泊者は無料で入ることができ、丁度そのころ雨も小降りとなり傘も不要なほど。アバルトのショップによるイベントに加え、アルファロメオのオーナーの皆さまが集まっており、元イタ車乗りの一人として遠巻きに眺めさせていただきました。




夕方からはパレードランをするとのことで、部屋に戻りテレビで鑑賞。
アバルトに続きアルファロメオの車列。



雨で大変だったことと思いますが、オーナーさんにとっては至極の体験になったことでしょう。翌日にもマセラティのイベントが開かれており、この2日間、日本に生息するイタリア車の多くがここに集まったのではと想像します。


今夜の夕食は炉端焼き。カウンターで親方の手捌きを眺めながら、美味しくいただきました。

ここはカウンターがおすすめです。


二次会はBARへ。個室内でプレイステーションが出来るとのことで遊びます。昨日のシミュレーターとは違いそのカジュアルさに、家にハンドルとシートまで準備している息子たちと盛り上がり、夜は更けていきます。




朝食はビュッフェも良いですが、部屋でのルームサービスもおすすめ。

見えない富士山を想像しながら、部屋でゆっくりいただくのも良いものです。


チェックアウトまでの時間はアルファードで送迎いただき、お隣にあるルーキーレーシングガレージへ。

MORIZO氏の熱い思いが込められた展示に加え、実際のガレージにはこれから走るであろうマシンも見ることが出来ました(ガレージ内は撮影禁止)。



今回宿泊した「富士スピードウエイホテル」は、アンバウンド コレクション by Hyattとなっており、「語るべきストーリーに彩られた唯一無二のホテルを慎重にキュレーションしたブランド」だそうです。

このホテルは、富士スピードウエイを運営するトヨタが所有~管理を行い、運営をハイアットが担っており、ホテル内の至る所に車をモチーフにした設えが施され飽きさせません。ホテルに到着しドアを開けた先が「モータースポーツミュージアム」であり、ロビーから常に目に入るのはそのミュージアム。朝起きてロビーに出るとそこはミュージアムであり、まるでミュージアムに泊まるかのような錯覚に陥るホテル。

トヨタの意向が存分に取り入れられたであろうその設計は乃村工藝社のようで、ホテルとミュージアムの融合によっていかに「モータースポーツの魅力と価値」を最大化できるか、を課題とした模様。その器を運営するのがハイアット。アンバウンドコレクションとして、トヨタ側も密接に関わって運営されているのではないかと想像されるほどユニークなホテルと評します。

余談ながら章夫氏が2007年、ニュルで24時間レースに参戦したころ、サーキットに併設されたホテルを見ていたことでしょう。旧FISCOを手中にし、完全子会社にする中で建設したこのホテルは、ニュルに始まる章夫氏のモータースポーツに賭ける思いを実現するひとつなのではないかと推察します。

自社でサーキットに加えホテルを所有し、プライベートでレーシングチームを持つなど夢のまた夢。それを実現し、もっといいクルマ作りを進める章夫さんのそんな想いは、素直に受け止めたいと思います。

客層は日本人8:外国人2程度、外国人のうち欧米系8:アジア系2のように見えました。ご家族連れが大半、若年カップルが少々、あとは自分も含めた熟年カップルという感じでしょうか。

さらに特筆すべきこととして、館内を自由に部屋着で行き来することが出来ること。
大浴場からプールへはもちろん、朝食からロビーそしてミュージアムまで、滞在中は終始リラックスした状態で過ごすことが出来ました。夕食時はお洒落をして出掛けることも忘れずに、ね。

今回はサーキット側と富士山側両方の部屋を予約しましたが、どちらが良いかは甲乙つけがたく、サーキットイベントを見る目的があればそちらに、富士山を眺めたいのであればこちらに、どちらも魅力的。今回は雨模様で富士山はほぼ見えない状況でしたが、ゆったり落ち着いた時を過ごすには山側が良く、朝からサーキットを走る車を感じたいのであればサーキット側が良いかとも思いました。

窓からは富士山が見えるはずでしたが・・・

サーキットへのアクセスは車で西ゲートが直ぐですが、宿泊者はホテル側から徒歩で入ることも可能。グランドスタンドへは距離もありますが、車を置いたまま徒歩で入るなど、使い方によっては考えても良いかと思いました。

ホテル脇の徒歩で入れるゲート  これはサーキット側からの画像です。 


スタッフの皆さんもそれぞれ誠実さを感じ、レストランもシェフ自ら料理を説明しながら配膳するなどフレンドリーであったことも良く、プールにジムにシミュレーター、ミュージアムもあり、リゾートホテルと呼ばれる他所と比較しても遜色ない、というより唯一無二な点においてはここだけの魅力に溢れたホテルと思います。

帰りは新宿までロマンスカーに乗車。御殿場発の車両には残念ながら展望席はついていませんでしたが、木目調の設えが整う内装に少しワクワクしました。JR経由よりこちらの方が乗り換えも少なく、時間が合えば便利かもしれません。


旅行中はほぼ雨が降るか曇り空であり、念願の富士山も眺めることは叶いませんでしたが、素敵なホテルを満喫する良い体験となりました。
Posted at 2024/09/29 20:50:08 | コメント(1) | 日常 | 日記
2023年08月14日 イイね!

クラウンにキャディーバックは4個載るのか?

クラウンにキャディーバックは4個載るのか?







夏休みに4人でゴルフに行くことになった。
一人では何度か行っているが、複数名しかも4人乗車でゴルフに行けるのか?
そもそもキャディーバックを4個積むことが出来なければ、車2台になるかと思う中、事前に積み込みテストをしたところ……

4個を積むことが出来た!
しかしながら積み方には工夫が必要。

一応キャディーバックはこんな感じ
①OAKLEY ⒐5型スタンド
②OGIO 9型スタンド
③VESSEL 9型カート
④VIVA HEARTレディース

①と②からウッドを抜いて奥に2段に重ねる。
抜いたウッドを③に入れ、手前下側に。
その上に④を入れると、見事に入りました。

当初空いたスペースは極小と見えたが、実際には小さめの荷物であればトランクに収まることを確認。工夫することにより4人で十分ゴルフに行けることが判明。

4個積めるとは自分でも意外だったので、情報共有させていただきます。


Posted at 2023/08/14 20:42:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2023年02月02日 イイね!

トヨタ自動車のいく先と、日本の自動車産業の将来

連日の報道で、「時代はEV、ガソリン車は消える」等々、BEV(EV)の文字が載らない日は無いのではと思うほど、メディアは過熱しているように見える。そこに判を押したように踊る文字は「日本は出遅れている」。次に「トヨタはHEV(HV)に固執しBEVの開発が遅れている」と続く・・・。

米国はTESLAを筆頭とし、欧州そして中国と、BEVにおける覇権争いが起きており、世はそれが一番だと言わんばかりになびいているように見える。

話は30年前に戻るが、「EVブーム」のあった1990年代、トヨタもRAV4のEV版を発売、EVといっても多くが反応もしないような世の中、大阪まで試乗に行った。その先進的な取り組みにワクワクし、このような世の中が来るんだと意を強くした記憶がよみがえる。

あれから30年、誰が言い出したか「地球温暖化」という言葉が世に浸透し、「SDGs」などという言葉が独り歩きし、「脱炭素」に巨額の投資が行われる世の中を真っ直ぐに捉えられない。自身、世の中を見る目が変わったこともあるが、トヨタもHEVの開発を進める中、知見を得、BEVが最適解では無いとしたのではないか。

そんな中、気になる記事を見つけたことがこれを書いている理由。
豊田章夫さんが社長交替を発表した後のインタビュー、ここに気になる文言がある。

以下はタイトルのみ
■自動車の未来
【EVはモリゾウとしてはもの足りない】
【カーボンニュートラル、全部本気なのはトヨタ】
■日本の未来
【気持ちでは日本を完全に見捨てた】
【タイは政府が一緒にやろうと言ってくれる】
【30年には雇用を150万人引き上げられる】
【自動車税制は競争力強化のためにどう使うか議論したい】
【550万人は全員が必要な人】
【製造拠点としての日本の魅力を再検討】
■トヨタの未来
【私の後は一人のスーパーマンではなくチーム】
【自分以外の誰かのために行動する】
【キーワード1=グローバル企業・トヨタ】
【キーワード2=地道なCO2削減を続けてきた日本
【キーワード3=トヨタが実施してきた成長と分配】
【キーワード4=後継者の条件】       (日刊工業新聞 2月1日)

記事の中身はそれぞれ確認いただきたいが、この中で気になるのは、
【気持ちでは日本を完全に見捨てた】の部分。

※一部を転載すると・・・
「タイを訪問したメーンの目的の一つであるトヨタ・モーター・タイランドの設立60周年記念式典では、より低価格で架装しやすさをコンセプトにしたピックアップトラック「IMV0(ゼロ)」と、主力ピックアップ「ハイラックス」のEVモデルを披露し、同時にCPグループとの協業も発表しました。式典はトヨタが未来に向けた決意表明を行ったステークホルダーミーティングだったような気がします。何よりもタイの方々や場の雰囲気がとても温かかったのが良かった。我々が必要とされていると実感しました。

その一方で、正直、日本は大丈夫かな、と感じています。日本は規制ばかりでプロジェクトが進みづらく、ねたみ、ひがみが風土として消えない。企業が国に貢献しても誰からも感謝されません。気持ちでは日本を完全に見捨てています。批判を受けながら日本のために働くことに疲れてしまった。
【タイは政府が一緒にやろうと言ってくれる】
タイは政府が一緒にやろうと言ってくれる。米国や中国も企業への感謝があります。このままでは、ひょっとしたら日本は取り残されるかもしれません。タイには相当数の日本のサプライヤーがいます。つまり(自動車産業に携わる)550万人の一部はタイにいるということです。日本のいろんな規制の中で、やる気のない人を説得することを考えるより、タイのように「自分以外の誰かのために」という意識を持って行動している国で徹底的にビジネスをすれば、日本の縮小部分をカバーできる。日本の雇用は守りつつ、(他の国で事業を伸ばし)グローバルで見ても仕事が拡大したな、という構図の方がいいなと心底思い始めました。」

もう一つ、日本の税制に関するコメント
以下転載
【自動車税制は競争力強化のためにどう使うか議論したい】
「日本の自動車関連の税金は、世界で見てもトップクラスの高さです。政府は自動車を、税金を徴収できる財布のようにとらえているのではないかと感じます。自動車関連の税制改正ではこれまで、2年ごとに表年と裏年があるのが暗黙の了解で、その場限りの議論に留まるケースが多かった。しかしそれは短期的に自分の成果がほしい「Iの思想」の人たちの考えではないでしょうか。未来のための「Youの思想」でやっている人は、今年だけで解決できるとは思わないでしょう。去年より今年、今年より来年の思想で議論を続け、5―10年後に「少し国際競争力ができてきたね」という風に持っていかないといけない。
過日、税制改正大綱が公表されました。22年に経団連で発足し私も共同委員長を務めるモビリティ委員会も活用しながら、23年をスタートとして日本の競争力強化のために税金をどう使うか、という議論に持っていければと考えています。」

※転載終わり


タイランドでの事業展開の中、章夫さんは達観したのか、後継候補を発表した中で自身の気持ちを正直に語っているのではと思われ、社長の座を譲る理由もここにあるのか?

「批判を受けながら日本のために働くことに疲れてしまった」章夫さん。
日本が現状のまま進んで行けば、トヨタ自動車そして章夫さんは日本を見捨てるのか?
自動車が「税金を徴収できる財布」である限り、日本の自動車産業の発展は危ういのか?

章夫さんのこのコメントを見て、トヨタ自動車がどこに向かうのか、日本の自動車産業はどうなっていくのか考えさせられた。

いい加減メディアももっと勉強し、政府も脱炭素に巨額のカネをドブに捨てるような政策を変更し、ミスリードを止めるべきである。

トヨタを批判するメディアや一般の人たち、大きな財源になっている自動車税制、これらが変わらない限り、トヨタは日本を見捨てるのかもしれない?

基幹産業を失った日本の未来はどうなってしまうのか、決してそうはならないことを心から祈るばかりである。
Posted at 2023/02/02 21:29:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2020年02月09日 イイね!

バレンタイン祭り

バレンタイン祭り








今週はバレンタインデーとやら。

これでも極く一部とは、よくぞこれだけ揃えたもの。

準備に余念のない家人のお仕事。
Posted at 2020/02/09 20:07:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常 | 日記

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何シテル?   04/10 22:14
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