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Serie 6 cilindriのブログ一覧

2020年11月11日 イイね!

このバイクは自分に合っている

このバイクは自分に合っている






秋も深まり、そろそろ冬支度が必要な季節になって来た。

予報を見ると、最低気温が平年よりだいぶ高い休日、まだ暗いうちにバイクを引き出し、走って来た。

昨夜降った雨が路面を黒く濡らしている。早く乾かないかと思う間、先に進むに連れ湿潤度が高まる。日中晴れるのは間違いないことを信じ、西に向かう。

いつもの遠回りのルートを止め、ショートカットのルートに切り替え峠に入る。想像した通り、濡れた路面に落ち葉が舞い散り、いつものように走ることが憚れる。

山を望むスポットで小休止。風が吹き落ち葉がカラカラと音を立てて舞う。これからどこに向かおうかと走り出したところに、綺麗な落葉を見つけた。

誰もいない一人の森の中、落ち葉に朝日が差し込み素敵な空間を作っている。写真を撮りながらしばらく佇んだ。




帰りは東側のルートを選択。太陽も上がり路面も乾燥。ボクサーツインは刺激ある音と振動と鼓動を発し、こちらの意図に対しスムーズな挙動を示しながら、乗り手に対し存分な楽しみをもたらす。あらためて、乗るたびにこのバイクは自分に合っていると感じさせる。

男と女がそうするのと同様、バイクと乗り手が呼吸を合わせるように一体になる。これまでは乗せられている感が強かったが、これは御している感覚。このような経験はあまりなく、未だ評価できる段階にはないが、私にとっては初体験である「空冷縦置きボクサーツインのシャフトドライブ」が、気持ちよさの源なのではと感じている。

帰着後、濡れた路面で跳ねた泥を綺麗に洗い、カバーをかける。これで最後になるのか、今年も二輪の楽しみを持てたことに感謝し、来春を待つこととしよう。

ひとつ、二輪をあきらめかけている貴方に、乗らないのはもったいないことであることを伝えておきたい。
Posted at 2020/11/11 22:49:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2020年05月05日 イイね!

「ボクサーツイン」誘惑、幻想、そしてわかってきたこと

「ボクサーツイン」誘惑、幻想、そしてわかってきたこと







ボクサーツインに誘惑され幻想を抱いた。手元に来てから未だ日も浅いが、少しずつわかってきたことがあるような気がする。

最初にエンストしたのはクラッチミートのタイミングの問題、気になったポジションもハンドルは適正化、ステップは停止時の足の出し方次第でと、体が車両に馴染んできたようだ。

4輪車でもあることだが、特に2輪車の場合、エンジンや構造の違いが操る側に相応の慣れを生じさせるように感じる。経験した方はお分かりであろうが、ゴルフクラブを変えるとそのスペックにあった振り方になると言われるのと同じことだろうか?

ボクサーツインに対し、「意外と普通」、「パルス感が少ない」、「質実剛健、実用的」とか、そのような印象を持ったが、これもまた変化をして来た。

3000回転程度から加速を試みたとき、ピックアップが鈍く物足りなく感じたことは、それを理解すると淡々と回転を上げて行くそのさまが味わいに思えて来る。そこから先は明確な意思を持って右手を捻れば、十分以上の加速を得ることが出来ることも確認。高回転域での官能性を求めることより、その手前の回転域を使って走るのが気持ち良いことも理解。ブリッピングも、思い切りよくタイミングを合わせることにより成功率も上がり、アフターファイヤ音を聞きながらのシフトダウンが待ち遠しくなる。

旋回時のマナーは最初の印象と変わらずすこぶる良好。まだ付き合いは浅いのにも関わらず、とても慣れ親しんだように錯覚を覚えるほど楽しい。気になりだしたのは深くバンクした際に、突き出したシリンダが接地するのではないかと感じること。そのようなことは無いのであろうが・・・。

先日、山に向かう道をゆったり巡行していた時のこと、緩やかに回転を上下させるその音がエアレースの航空機もかくやと思わせる音に感じ、「ああこれか、誰かがそのようなことを言っていたな」と一人頷いた。3,000回転プラスアルファ近辺。たぶんそこが気持ち良いのだろう、前後に車両が無い時など、意識せずともその回転域で走っていることを幾度か経験した。フラットシックスを搭載する航空機と、排気量も異なるボクサーツインの音に共通項があるとは面白いが、ついでにトヨタの水平対向2気筒エンジンもこういう音だったかと思い出した。

当初、少し物足りない印象も受けた空冷縦置きボクサーツイン。刹那的な官能性とは別次元の、滋味に満ちたエンジンであるように感じて来た。これからの生産車には多分搭載されないであろうこのエンジン、これからじっくり堪能してみたい。
Posted at 2020/05/06 12:04:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2020年03月08日 イイね!

紆余曲折の道のりを経ての出逢いは、

紆余曲折の道のりを経ての出逢いは、






偶々見た、ハスクバーナ VITPILEN にそそられ始まったバイク探しの旅。あっちに行ったりこっちに戻ったりしながら、目に入った RnineT 。ここにターゲットを絞り探し求めたこの1カ月。あちらこちらを回り何例かの候補を絞る中、埋もれていた中から、飛び切りの原石を見つけた。美しく綺麗なボディに内面も清新なままの姿に心を奪われた。

話はとんとん拍子に進み、互いの想いも高まり、これは良い娘に出逢ったと、心の底から思った。いよいよ契りを交わす段になり、相手からも早くしてと迫られ、こちらの都合も合わせながらそうしようと思った瞬間、悲報が報された。

「この娘は既に嫁ぎ先が決まってしまい、あなたとのご縁は無かった」と・・・。
そのショックは大きく、しばらくは言葉も出なかった。

判を押したり、手付を払ったりしていれば、つなぎ留めることができたかもしれないが、他方は既に契りを交わしているらしい。

これまで数多くの契約ごとに立ち会ってきたが、世の中にはこんなこともあるのか、と思い知らされた。まあ、損失が出たわけではないので、良い勉強をさせていただく機会と、自分に言い聞かせることとした。

このような事件が起きている販売現場の実情を、当該社の経営者の方はもちろん、インポーターもしっかりと認識するべきだと思う。

「ご縁が無かった」と気を取り直し、これまで候補に挙げていた中から選び直し、なんとか人並み以上の娘を見つけることが出来た。既に契りを交わしたこの娘が、本当に良き出逢いとなるよう心待ちにしながら、既にカスタマイズ計画は進み、妄想の毎日を過ごしている。
Posted at 2020/03/08 14:03:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2020年02月16日 イイね!

ボクサーツインの誘惑

ボクサーツインの誘惑






バイクの免許を取ったころは2ストが主流だった。あたり前のようにそれに乗った。

カフェレーサーが流行りシングルを楽しんだ後、バイクを降りた。

もう乗ることもないだろうと思っていたある日、憧れの対象だったLツインが目の前に現れ、リターンした。

充実したバイクライフの中、巡りあわせとご縁で現れたのが並列4気筒。しばらくはこれを楽しんだ。

仲間が増車したのを聞きつけ、刺激を受けて見つけたのが「ビットピレン」。再びビックシングルにでもと思っていたある日、ボクサーツインが突如私の前に現れた。





ベテランライダーが高速巡行しているイメージが強いブランド、年を重ね、いつかは乗ることもあるのだろうか、程度に思っていた。



そんな今、ボクサーツインがしきりに私を誘う。
「空冷はもう最後かもしれない」などと誘惑してくる。




スイッチが入った心は、留まることを知らないように進んで行く。




良い出会いがあれば、この春、素敵なパートナーとして迎え入れることが出来るかもしれない。と思うと、夜も眠れない。







まるでボクサーツインに取り憑かれたような毎日。

これがまた、楽しいのだろう。
Posted at 2020/02/16 07:16:55 | コメント(1) | バイク | 日記
2020年02月03日 イイね!

ビックシングルの新たな世界

ビックシングルの新たな世界
ハスクバーナは「CAGIVA」グループであった記憶があったが、現在「KTM」の傘下にあることを知らなかった。

「カフェレーサー」という言葉に反応してしまう自分にとり、ヴィットピレン701に乗りたいところだが、今回はスヴァルトピレン。成り立ちは同じだろうということで試乗した。

今バイクに望むのは、存在感があり、軽く、そこそこ速く、気軽に乗れるもの。この点においてヴィットピレン・スヴァルトピレンは、高いシート高と価格を除き、及第点は与えられる。私はこのデザインが好きになり、望みに近いことも体験した。ヴィットピレンにも試乗してみたいが、結論はそれが叶うまで待つとしても、「所有欲」という自分にしか決められないことを満たすかどうか、がポイントになりそうだ。
 
 試乗を終え振り返ると、自分の価値観の中でこれをファーストバイクとして許容することが出来るかどうか。増車するのであれば、文句無く素敵なバイクライフが待っていることは想像できるが、そこまでとは思わない。手持ちを売却し、これ1台になることを自分が実行するかどうか、にかかっているようだ。

ヴィットピレンにカウルを付け、エアロコンセプトを模したりするとさぞ格好良いに違いない、などと妄想する。悩みはしばらく続きそうである。

Posted at 2020/02/03 22:46:57 | コメント(0) | バイク | クルマレビュー

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