AFS125型WAVE125i Helmet-inは2012年モデルから始まり、ビッグマイナーを含む改良を重ねつつ今も販売が続いているが、純正でキャストホイールモデルが登場したのは2014年モデルからだったりする。
私のは2012年モデルでスポークホイールしかなく、2014年モデル以降のキャストホイールも含め現地の事情もあるのかチューブタイヤが採用されている。
チューブレス化しようとすると、社外品のYOKOのキャストホイールに換装するか、スポークホイールのであればOUTEXのチューブレスキットを施工する、というのが常套手段。
ただ、私のの購入時点でも確かYOKOのキャストホイールは絶版になっていたし、スポークホイールのもリムやスポークの交換をしてから施工する例が多かったが、私のは純正のまま施工して乗っていた。
しかし、私のは購入当時からの持病として極低速域と高速域でふらつきがあった。ただこれ自体は先代のANF125型WAVE125iにもあったもので、そんなものかと思っていた。
そしてある日、カブを整備するYouTube動画のコメントか何かで似たような症状についての質問と返答を見たとき、リムの曲がりがふらつきの原因のひとつという表記が。
試しに前輪を浮かして回転させてみると、確かにリムより外側だけ変に左右に振っている。しかも、一部のスポークのニップル部分付近とリムに思い当たる理由のないサビまで浮いている。
スポークとリムを換装、となるとリムは国内カブの流用とか社外品でもよくてもスポークって輸入純正以外だと寸法の合う代物が手に入るのか未知数だし、スポークホイールの張り替えとチューブレスキットを再施工するとなるとこれもまた費用が結構するうえ、前回施工した店が閉店してもうないという問題もある。
それならいっそ純正キャストホイールにしたうえでバルブ穴を拡張するのが得策ではないかという考えに至り、早速購入。ちなみにバルブはスナップインではなくクランプインにするのが加工を最小限にするコツ。
かろうじて申し分程度に英語もあるパーツリストを見比べてみると、スポークホイール車とキャストホイール車では前後のホイールだけでなく、後輪のフランジも異なることが判明して一緒に注文。
前
44650-KYZ-T50ZA WHEEL SUB ASSY., FR
後
42650-KYZ-T50ZA WHEEL SUB ASSY., RR
42615-KYZ-T50 FLANGE SUB ASSY, FINAL DRIVEN
ちなみに、スポークホイールの場合だと、
前
06446-KPH-950 SPK. KIT, FR. SET 36PCS.
42701-KW7-901 RIM, WHEEL (1.40x17)
44635-KWW-650ZA HUB SUB ASSY., FR. WHEEL
後
06426-KFM-900 SPK. KIT, RR. SET 36PCS.
42701-KPH-970 RIM, RR. WHEEL
42635-KWW-640ZA HUB SUB ASSY., RR. WHEEL
42615-KYZ-T00 FLANGE SUB ASSY, FINAL DRIVEN
となるものの、代替しなくていいハブやフランジはともかく残りのスポークとリムの組み付け工賃高そうだし、キットのことを考えると店探し含め面倒だし、そもそもWAVEの見た目だったら正直スポークよりキャストのが合うしでパス。
ちなみに国内カブ110(JA44)のリムも調べてみると
前
44701-KPH-C00 リム, フロントホイール(17X1.40)
後
42701-KPH-C00 リム, リヤーホイール(17X1.60)
と地味に部品番号が違いつつ、KPHというANF125型WAVE125iと同じ記号の代物だったりすることに気づく。まあ流用きくのリムだけだし(というかそれなら社外リムでもいいじゃんとかなりそうだけど、キット問題解決しないしそれ含め)パス。
タイから部品を買うのは
BikerzBitsから直接できるのでここから購入。そしておよそ2週間ほどで到着。
現物を見てわかったことだが、純正キャストホイールは現地のエンケイ製だった模様(ちなみに純正スポークホイールのリムはホンダ系の合志技研工業の現地法人のサイアムゴウシ製)。
あとは同時にタイヤとか制輪子あたりは新調するので、まずはタイヤを注文。
現行のミシュランのパイロットストリートが廃止されてパイロットストリート2になったようだが中央に縦溝あるしちょっとコンチネンタルのコンチストリートにしてみる、と思ったら正規輸入の取り扱いがない模様。
輸入代行を通して到着待ち。
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2024/02/10 04:32:55