アイドリング不調
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
久々のアップです。
仕事で通勤を社用車(トラック)でしていたので、バッテリーを外して、車検から半年くらい走ってませんでした。
オイル回さないとなぁ〜と、8月ですがエンジンかけたら…
ブブボボ…ボッ…ボボッ…ブブブ…ボ…
ガ!…ブブ…ガッガッ…ボッ…ボボ…
(ストール)
ん?ヤバくない?
もう一度かけて…
アクセルあおったら…
ブブ…ブォーン…ボッ…ガッ…ボ…
(ストール)
ダメだ。
久々たがら燃料がダメか?
ただ、Fuel1は入れてるから、多分大丈夫。
(もちろん適正量)
少しの間、アクセルあおりながら、様子見てたら、落ち着いてきたので、走り始めました。
あら?アクセルに追従して回らんぞ!
なんかワンテンポ遅い。
暫く走ったら、今度はクラッチを繋げなおそうが、アクセルを踏もうが、加速どころが、スピードが上がらない。
惰性でコンビニへ…
5分後くらいに再始動。
今度は落ち着いてて、ちゃんと回る。
とりあえず、近くのアポロになってないシェル(黄色い貝のガソスタ)で、申し訳ないがエンジン掛けたままハイオク20Lほど給油。
速攻で帰宅。
なんだ?なんだ?
帰宅後、冷えたエンジンで始動…
ボボボボ…ガッガッ…ブブ…ボボ
(ストール)
ダメだ。。。
ガッってなんだ?
ただの不良じゃないぞ…
燃料がリーン(希薄)?
インジェクター?
カムシャフトセンサーか?
エアマスか?
O2か?
燃料フィルターか?
イグニッションコイルか?
しかし、エンジン警告はなし。
これって…病院行きかな?
(と、この時点では、時間なくそのまま)
その2週間後、1ヶ月後も、同じ症状が直らない。
で、昨日から3日休みを貰ったので、先ずはエラーチェック!
OBDから、P170、P173。
吸気トラブル。
とうとう出ました、アイドリング不調😭
やれるとこからだな…と、
買っておいたプラグをまずやるか…
吸気のインマニまでの蛇腹ホースが劣化で割れてエアリークしてるとか、いろいろ見るところはありそうだな…と…トホホ
2
エンジンカバーを外し、プラグを外してみたら…
やっぱりね…
変えてないや。
ん?2000年の刻印。
車は1999だから、前オーナーがDで変えたか?
NGKの純正ね…
にしても、ススやらリークやら…
凄いなコレ…
と、デンソーのイリジウムに…
3
アップしたらわかりますが、カナリの劣化状態です。
締め付けトルク確認して、6本交換。
4
イグニッションコイルは大丈夫そう。
リークもないし…
ま、73000kmだから、そろそろ用意しとかなきゃ。
ちなみに、写真は外した状態で、ゴミが、はいらないように穴に入れてるだけです。
そのため、ケーブルを外して、抜いたプラグの箇所を90度回して穴にいれてるだけです。
外し方は…
イグニッションコイルは2本の10mmで固定されてます。
イグニッションコイルの金属部を持ち上げると、ロックが外れ、ケーブルが抜けます。
イグニッションコイル自体を引き抜けば、プラグが奥にあります。が、結構な力が必要です。
プラグはテンションがないと届かないのと、外したプラグを持ち上げるのに、磁石の付いたプラグ用ソケットがあると便利です。なければイグニッションコイルを使って引き抜くのもアリです。
装着はその逆です。
ただ、イグニッションコイルの固定ボルトにアースが付いてたりする箇所もあるので、ご注意を。
フロント側から、1,2,3…となり、バルクヘッド側が6で、この6番が結構やりにくいです。
5
プラグ交換完了。
さて、始動…
ブブブブブブブブ………ボボ…
(ストール)
やっぱり違うか…
でも多少改善したかな。
アクセル煽りながら、数分。
不安定ながらも、ストールしない感じなので、
エアフィルター〜インマニ周辺を視察・視聴…
ん?
なんかスーって音がする。
やっぱり、蛇腹ホース切れてるか?
もう一度診断。
消えてないP170,P173…
てことで、インテークまわりを分解確認。
1、エアフィルタボックス
→割れなど異常なし。
→内部清掃。
2、エアマス
→汚れ、割れなど異常なし。
→クリーナで清掃。
3、ジャバラホースA
→割れなし。柔軟性問題なし。
4、ジャバラホースB(インマニがわ)
→割れなし。柔軟性問題なし。
5、ジャバラAのバキュームホース
→問題なし。
ん?
インマニかい?
まさかガスケット?
とりあえず、見れる範囲でと、インマニに手を出したとき…
6
写真は戻しちゃってからなんでごめんなさい。
インマニのエア量を調整する(高回転と低回転で内部で蓋が開いたり閉まるやつ)ユニット(調べればわかりますが名前分からずすみません)を外そうとした時です。
T40トルクスで、赤い矢印の2箇所で固定されているのですが、なんか緩い…
❗️まさか❗️コレか❗️❗️❗️
上側はしっかりと締まってますが、下がユルユル。
オマケに、ユニットがグズグズ…
あ・や・し・い〜
しっかり締め付けて…
7
バッテリーを繋いで…
エンジン始動!
ブォーン…ブブブブブブブブ…
スーっていう音もしなくなりました。
カバーもどして、ひとっ走り…
20kmくらい走りましたが異常なし!
プラグ変えたせいもあり、すこぶる快調❗️
こんな事があるなんて、信じられない反面、たまには見直すのも重要だと、つくづく感じました。
にしても、イリジウムいいですねー。
アイドリング不調はともかく、イリジウム1本1000円はかなりお得に感じました!
めでたしめでたし😃
8
(追記)
※画像は流用させていただいたものです。
調べました…なんか、ヤバい系かも。
今回、このインマニに直結されたユニットの緩みが、アイドリング不調の原因でしたが、これ、DISAといいます。(マンさんありがとうございます)
で、M52、M54エンジンをはじめ、吸気システムの一部として使われています。
低回転だと蓋は閉じて、高回転で開く。
Z3は3750rpmで、蓋が開くようです。
制御は負圧から電気的にコントロールしてます。
この辺の不調でも、アイドリング不調に繋がるみたいです。
注意点は、
❗️緑のリングシールは、外す度に交換する❗️
だそうです。
今回、汚れを拭いて、軽くオイルを塗布して、そのまま装着しましたが、次回は交換しなきゃです。
また、このDISA、インテークにありますから、破損したら、エンジン破損に直結し得るわけで、なんやら、M52やM54に限らず、DISAそのものの蓋が、劣化などで致命的な破損を発生させたりしてBMWの欠陥みたいな言われてるみたいです。
なので、DISAユニットは予備保管や予後不良交換をしたほうがよさそうです。
が、2万円後半くらいします。
しかし、その蓋や強化パーツみたいなものもあり、こちらは1万円するかしないかで交換できそうです。
DISAの写真の赤めなオレンジは、ゴム?シリコン?樹脂?みたいな柔らかいものですが、意外とモロイ感じ。
さらには、油脂系だとすると、ブローバイで劣化してしまう…
実際、外した時は、かなり汚れてまして、時間をかければ、油が滴るくらい汚れてます。ですから、ブローバイも気にしなきゃってなりました。
RECS施工はともかく、オイルキャッチタンク付けるとかしたほうが良いかな…と、楽しみ😭がまた増えました…
インテークは空気だけにしたいですからね〜
以上、調査した追記です。
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