艶消し塗装(アイスシルバー)のコーティング

(注)この艶消し塗装のコーティングは、その車の塗装の施工状態や劣化具合によって使う洗浄のやり方、施工するコーティング剤も変わりますのでやる時は自己責任でお願いします

（注）青空駐車の人は、必ず施工する日とその翌日の天候、気温差、湿度に気をつけましょう！

まず、ボディについている砂埃を落とすために「水洗い洗車」します（流水しながらセームで洗うのを推奨。なければ普通に機械でもOK）

次に、YAMAHAマットブラッククリーナーの除去や過去のコーティングを取る為にケミカルリムーバー又は爆艶を撫でるように薄く塗布してすぐに流していきます
この時に、ドアノブ下、サイドミラー下に水垢がある場合は濃い目につけて暫く置いてから流す時に「これでもか！」と言うぐらい水で流します（高圧洗浄推奨）

ボディを乾かし、ドアノブやミラー根本、フロントグリル、トランクリッドの水分がほぼ完全に無くなった状態になったら施工を開始します

今回使用するのは、ネットで艶消し塗装やマット塗装で「使える」「使えない」と賛否両論のWako's Variouscoat(ワコーズ バリアスコート)です

バリアスコートの説明には「スプレーをよく振って専用のクロスに吹き付けてからご使用下さい」とありますが、今回はシミが酷いのでそのシミを消す為に濃い目に「直接」吹き付けます

気をつけなければならないのが「風向き」で、これがガラスにかかると除去が大変なのでガラスに掛かりそうだと思ったら、直射する前に吹き付ける部分を囲むように、クロスで包んでから吹きます

拭きつけたらムラにならないように拭き上げます
気をつけるべき所は「力をいれてゴシゴシ」するのでは無く、「動物を撫でるように優しく」拭くこと
汚れやある程度のシミは引っかかりますので引っかかりが無くなるまで伸ばしつつ均一に拭き上げます
クロスが汚れたら別の面で次の所を拭いていきましょう！

ドアミラーやフェンダーのブラックパーツ、ナンバープレートも同様に拭き上げます
この時も優しく撫でるようにしましょう

初施工時で拭き上げた際の付属のクロスの状態です
この様に艶消し塗装は、洗車した後に綺麗に見えますが実は塗装面が凸凹しているのでこの様に「見えない汚れ」が蓄積されています
ホイール表面も薄く軽く施工した時も表面上綺麗でも施工したらこの通り、汚れはかなり残っているのです

画像は専用クロス2枚目使用時点で1枚目はもう既に洗われてしまいましたが、これより汚れは酷かったです

施工したら、コーティング剤が硬化するまでに車庫や屋根付き駐車場に入れて24〜48時間乾燥させます

青空駐車のケースの場合、それが出来ないので雨が降らない日、湿度の高い日や極端に気温差が激しい日
(特に最低気温が氷点下じゃない2日間)の間、水分が突いたら即除去するようにしましょう！

2回目の施工の時に霜が降ってシミになったのでやり直して3回目にて上手く行きました！
尚、本来の施工は早くても1ヶ月に1回、通常は3ヶ月に1回が推奨です
やり過ぎると艶が出ますので、施工は計画的にしましょう！