ヘッドライト研磨（ペーパー研ぎ&3Mコート）

ヘッドライトが劣化して真っ黄っ黄なので研磨しました。

写真でもかなり酷い有様ですが、実物はもうちょっと酷いです。w
黄ばみに加え、ハードコートが剥がれてまだら模様+劣化による細かなヒビ割れなどがあり、夜間はかなりくすんでいてとても見ていられません。

HIDなのに黄ばみすぎてもはや電球みたいです...

作業場所がないのと、隅々まで施工したいのでヘッドライト本体を車体から取り外して作業します。
バンパー上側のクリップやビス等を外し、勘でここまでいけました。バンパーを完全に脱着せずに浮かせてズラして作業しました。

が、取り外す時はともかく、元に戻す時にかなりめんどくさいので外してしまった方が良いかも...w

家のベランダで作業開始(笑)。
細かいヒビ割れがかなりあったので、120番から研磨しました。
ご覧の通り、ヤニ汚れの様な黄ばみが出て来ました。
途中、試行錯誤しながらも耐水ペーパーで2000番まで順に研磨します。手作業なので中々疲れますw

レンズ内側に汚れがあったので、内部洗浄も行います。
こちらもYouTube動画で知りました。
中性洗剤を薄めて中に流し、軽く濯いだ後、精製水で再度濯いで乾燥させます。

但し、この方法は諸刃の剣で、確かに内側を綺麗にできる唯一の方法ですが、50%くらいの確率でメッキが剥げます(泣)
前車ラクティスでもこれで2個、今回も1つダメになりました。

リフレクター部などメッキがくすんでいたり、水垢みたいに汚くなっている場合は、汚れではなくメッキが浮いている証ですので諦めるのが賢明です。

劣化が激しい物ほど発生しやすく、逆にあまり劣化していない物はあまり剥げません。
恐らく、内部のメッキも紫外線やらで劣化して剥げやすくなるとかがあるのでしょう。

よって、劣化が激しい個体にはこの作業はオススメできません。

ヘッドライト補修ならウレタンクリア塗装がメジャーですが、クリア塗装は自信無かったので今回は別の物を試しました。
YouTube動画で見つけたのですが、3Mのヘッドライトクリアコーティングが中々良さそうだったので、こちらを施工。

キットに3000番のヤスリが付属しているので、これで最終研磨を行い、ウェットティッシュの様なコーティング剤を塗布して完了です。
画像はコーティング施工前の研磨終了後の状態。
3000番で磨いただけなので、表面は白く曇っています。

コーティング施工完了後です。
めちゃくちゃ綺麗になりました。
一体どういう原理で透明になるのでしょうか。傷埋め的な効果でもあるんですかね？？
これで耐久性があるなら塗装する必要が無くなるので良いかも！？

施工完了後の状態です。
最初の画像と比べると、もう別次元に綺麗です！
ダメになったのは助手席側なので、運転席側（画像の）は元々の個体ままですが、この綺麗さ。

正直、ここまで綺麗になるとは思ってなかったので驚きです。
ほとんど新品の様な仕上がりです。
細かいヒビ割れも全て消え去り、クリアな瞳になりました。
苦労した甲斐がありました！

最初の画像とバルブ類は全く同じですが、色が全然違いますww
純正HIDバーナーなのに青白く見える（元が黄色過ぎw）