ルーフライニング 脱着洗浄（1. 脱着方法）

ルーフライニングを外して丸洗いしました。

購入前から数箇所気になる汚れがあったので、思い切って外して徹底的に綺麗にしました。

ルーフライニング脱着の為には、各ピラー内張の脱着が必要です。

Aピラーは引っこ抜くだけ（このオーリスはカーテンエアバッグ非装着の為）で、Cピラーは15系と同じ様に下から順に脱着。
（なので基本的にラゲージルームの内張りは全部剥がさないとルーフに辿り着けない形です。）

Bピラーはまず前後ドアのウェザーストリップを外した後、下側（黒い方）を内張り剥がしで外す。

上側（白い方）はネジが2箇所あるので、これを外してから引っ張ると外す事が出来ます。

次にルーフのクリップとルームランプを取り外します。
ルーフライニングは手袋が擦れただけでもすぐに毛羽立つ為、可能な限り触れないが吉。

次にルーフライニング上を通る配線（Aピラーの配線）を抜きます。

運転席側はラジオの配線で、コネクタが見えているのでそのまま抜きます。
問題は助手席側で、ダッシュボードを外さないと（或いはズラさないと）コネクタにアクセス出来ません。
またこの配線はTSSの機能も受け持っているので、抜くとメーター内にエラーが出ますのでご注意を（バッテリー外しで解除可）

Aピラーの配線を留めているクリップを抜きます。

このクリップが超厄介で、小さい割に固定が硬くて簡単には抜けません。（普通のプラ製の内張り剥がしだとしなって外せない）

金属製の内張り剥がし等を使っても中々外れない（グリグリやり過ぎるとクリップ割れるor塗装に傷）ので、今回はあまりにも固い物はニッパーで破壊しました。

配線クリップは数種類ありましたがよく解らなかった為、リペアは白いクリップのみで揃えました。
特に問題無く着きました。

品番 82711-1E450

各席頭上のアシストグリップを外します。
クリップが超絶固いので、金属製の内張り剥がしか、マイナスドライバー等でないと外せません。（このドライバーも先端が細い物でないと不可）

クリップを外すと中に金属製の爪が嵌っているので、これも抉って固定を外すとグリップが外れます。

クリップを外す時にどうしても滑ってしまい傷がついてしまうので、新品を発注しました。
品番 74612-12040-B0, 74611-12040-B0

次にサンバイザー、及びサンバイザー照明の脱着です。
照明は内張り剥がしで抉ると外れます。

固定フックは反時計回りに回すと、画像の様にロックが外れて抜く事が出来るようになります。フック台座は内張り剥がしで外します。

バイザー外側の方はネジで留まっているだけなので、ネジを緩めて外します。

ラジオ配線はCピラーにもコネクタがあるのでこれも外します。
ボディとの固定がややこしいですが、内張剥がしで抉れば外れます。

ここまで外すと、ウェザーストリップだけでかろうじて支えられている（或いは既に落ちてる）状態になるので、それらを外してリアハッチから抜き取ります。
途中、配線や出っ張り部分が引っ掛かったりですんなりとは抜けてくれないので慎重に行います。