100型のドアミラーモーターを分解して内部を調べてみる

自分のチェイサーはミラーがボタンを圧しても閉じるのみで開きません。モーターを摘出したので中身を調べてみることにします。これはJZX100チェイサーツアラーVの助手席側ですがGX100も同じと思います。

ちなみにまだ新品は出る…らしいです。
運転席側　87946-2A370
助手席側　87966-2A370
10090円でしたがモノタロウにはありませんでした。ディーラー聞いたらあるかもしれません。

とりあえず赤丸のツメをこじって外します。反対側にもあるので4箇所。その後マイナスドライバーで隙間を抉ることに。粘着テープが付いてますが無視で。

外れました。基盤とモーターの部分はごっそり上に引き抜けるので外します。

外します。モーターのピニオンギアは特に欠けなどありませんでした。壊れてたらミニ四駆のとかで代用できないですかね…。

更に下行くためにネジ２本外します。

ネジ２本外したとこです。白い樹脂の部品を引き抜きます。裏にスプリングがついているので注意。

こっからギアやシャフトなど部品がごっそり抜ける可能性あるので注意。上からギアを一個ずつバラします。とりあえず一番上のギアを①とします。

ギアを一個ずつ外して全部バラしました。上から①〜⑧まで、長い棒はシャフトです。順番さえわかっていればギアの裏表はつくようにしか付きません。③と④は組み合わせて噛ませます。

原因調査。プラスチックのギアに欠けはなし。回転もスムーズ。気になるのは白い樹脂パーツ側はシャフトのガタが無いのに黒いパーツ側はえらくガタがある。よって軸受が摩耗してると判断しました。よくここは欠けてガタガタになるそうです。

悩んだ末ビニールを小さく切って詰め物にしてガタを無くすことに。ピンセット無いと辛いです。試しに取り付けましたがガタが無くなりました。

こちらが白い樹脂パーツ。黒いのがスプリングです。こちらはガタはありませんでした。

ここの部分が稼働して開閉する箇所なので、ギアを一個ずつ入れて動かしてかみ合わせや回転を見ながら組み直しました。

組み直す前はギアのかみ合わせが悪いのか可動箇所を手で動かして開閉出来ましたが、組み直したら組み合わせがカッチリしたのか手で動きません。

後日予備ハーネスを接続して開閉テスト。開くようにはなったけどまだ動作が不安定。なんでや…