MICHELIN Pilot Super Sport 255/40ZR18  

18インチ9.5J ＋45のTC-4に245の純正タイヤを引っ張って履いていましたが、個人的にはムチムチが好きで、タイヤの存在感が欲しかったのと、車検が近いこともあって思い切って導入しました！
(履いている純正タイヤを車検用に純正ホイールに戻し、TC-4のニュータイヤを調達するという寸法。)

このサイズは元々狙っていたのですが、245でも引っ張りでなんとかフェンダーから逃げている状態だったので、正直不安でした。
爪折は絶対したくない派なので、ノーマルフェンダーでどこまで出せるのか...。。

しかし、このみんカラやSNSの諸兄から様々なお知恵を拝借し、交換に踏み切ることができました。この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました！

タイヤの出面は写真の通り、タイヤ自体がムッチリしているのであまり引っ張りません。それでいて角が丸いので上手く逃げてくれています。
前後通しですが、バンプして1番リスキーなのが写真3枚目のリアフェンダー後方のクリップ付近です。写真の通り、スタンネーションばり(笑)にタイヤを沈ませてもギリギリかわしています。
フロントは坂でも全切り可能。(写真4枚目)
キャンバーはナチュラルで前後約2度。
車高は純正から前後約3センチのダウン。(指一本入らない程度)
角が立ったデザインのタイヤだとさすがに当たるかもしれません。フロントはまだ余裕がありそうです。

そして245/40→255/40で外径が8ミリ大きくなります。たかが8ミリですが、意外と印象が変わります。フェンダーとの隙間が埋まり、タイヤが強調されるので、より走るクルマらしいマッチョな感じになります。
そして、車高が4ミリ上がります　笑

そもそもこの255/40サイズで現状の車体に履ける銘柄を探していたので、角の丸いミシュラン一択でした。
他にもPS4やPS4Sも悩みました。予算に余裕があり、PS4よりはグリップが欲しかったためPS4Sが最有力候補でしたが、このサイズが納期不明だったため、ネットで見つけ出した先代モデルのPSSにしました。先代モデルとはいえ、BMWやメルセデスで純正品のアフターパーツとして生産は続いているので、運良く2020年モデルを買うことが出来ました。
PSSはメルセデス承認とBMW承認がありますが、ロードインデックスが異なります。メルセデスは99Y(XL)、BMWは95Y。私のは在庫の関係でBMW承認なのですが、本当はLIの高いメルセデス承認の方が良かったです。
...とはいえ、WRX純正が93Wなので純正の270㎞→300㎞まで耐えてくれるようになるので必要十分な性能です。

まだ皮むき段階ですが、軽く首都高を流したところで純正との比較としては...

横方向の剛性がアップ
→Rが小さいカーブでもしっかり路面を捉えてくれている感じがあり、怖くありません。

直進安定性がアップ
→幅広になったからか、大径化したからかは分かりませんが、ハンドルがブレずに安心してアクセルを踏めます。

乗り心地がアップ
→細かい段差の突き上げ感が減り、路面の繋ぎも上手くいなしてくれます。外径が大きくなることでタイヤ内の容積が増えたからでしょうか...。

ロードノイズがアップ
→純正sport maxx はややコンフォート寄りのタイヤだったため、これは仕方無いかもしれません。とはいえ気持ち騒がしくなったかな〜？と言うレベルで、乗って数分で慣れてしまいました。笑

ちなみに最新のPS4Sとの比較ですが、ドライ性能は一緒だそうです。PS4Sはアウト側とイン側で違うコンパウンドを使っているため、ウェット性能はPS4Sの方が上です。
それでいて、値段はほぼ一緒。
両方買える環境ならばPS4Sをオススメします。笑

...しかし、個人的にPSSはサイドのデザインがカッコいいと思います！
PS4Sよりも大きなMichelinのロゴ、大きなフラッグデザインはよりレーシーな雰囲気があります。
まあ、これば完全に好みの問題ですね。

色々書きましたが、コストや性能を鑑みてこのタイヤにしてよかったです。耐久性は未知数なのでとりあえず星4つ。
いつかサーキットも走ってみたいです。
今後距離を重ねていく上で、気になることがあれば追記します。

(フェンダーとのクリアランス等は個体差がありますので、このレビューはあくまでご参考としてご笑覧頂ければ幸いです。)

走行18,205キロ　2021/8月