ジャガーXFR【JAIA2010速報】

■XFのデザインに関しては異論反論様々でしょう。が、もうすぐ登場するXJを見れば、なるほどXFのデザインや存在意義が良く分かる、というものです。伝統のブランドにとって、スタイルをどのように変化させていくかというのは重要な案件。それを考えるとジャガーはまさに”攻め”なのであります。

■しかしながら、そうした”攻め”を押し出しつつも、歴史と伝統があるからこその雰囲気が漂っているのではないかと思います。また写真からでは分からないのですが、ジャガーの場合、乗り味走り味でもそうした部分を強く感じさせるわけです。

■乗り味走り味の仕立てもまた、歴史と伝統があるからこその雰囲気の中に、現代に相応しいダイナミクスが曾なっている…デザインに関してもそうですが、こういう味付けの上手さには本当に頭が下がります。

■Rはひとつの頂点を極めたモデルですが、それでもなお冷徹な高性能をアピールするのではなく、どこかに暖かみを感じさせる高性能ができあがっているのがミソ。人間味がある、というやつです。

■普段は使わないけれど、高性能を秘めていることこそ真価、ともいえます。なぜならばそうした高性能に裏打ちされた余裕やゆとりこそが深い味わいや世界観を生むのだから。

■一刀両断するだけでは見えてこない味わいが、そこにはしっかりとあるのです。走り、安全を高次元で備えているからこそ、そこから先に生まれる豊穣な世界がある。う〜ん、ジャガーはやはり深い、と思った次第。

■といいつつ、個人的な好みは先代（になる）XJなんですけどね、実はw

エコ度
★★☆☆☆
さすがに508psの5.0LV8スーパーチャージャーですからねぇ。

ファン度
★★★★☆
XFRのファンは、決してハイパフォーマンスだけに終らぬ味わい深さ。

欲しい度
★★★☆☆
意外に嫌いじゃないんです。ハイパワー＆滑らか足は生活を潤わせるはず！