
時は10月7日の深夜・・・
日付も変わった真夜中に大量のブツを
車に積み込んで走り出す気まぐれ王。
まずは近所のスタンドで久々に満タン
給油して窓ガラスをクリーニングです。
出発準備が整ったら、ウーロン茶を買ってNexus7でナビをセットして出発進行。
普段は栗東ICから高速に乗ると京都方面へ向かいますが、今回は米原方面へ。
本線への合流加速ゾーンでアクセルを一気に踏み込むと、気持ちも昂ぶります。
ほぼ90%の工程で高速を走り、約4時間弱かかって到着したのはこちら。
のと鉄道 穴水駅
時は9月9日(金) 何か新情報無いかなと、たまに確認するのと鉄道のページで
見つけてしまった、大いに気を引くフレーズ・・・
◎第3弾「花咲くいろは」ラッピング車両(改)運行開始!
「改」ってなんぞやw と詳細を確認すると、片面花いろ、もう片面が北陸3部作に
なっている第3弾ラッピング車NT203が退役し、両面花いろラッピングのNT204が
新たにデビューするという嬉しい情報です。
このNT204、片面はNT203の花いろラッピングを引継ぎ、もう片面が完全新作の
ラッピングになるとの事。つまり、北陸3部作面が見納めになるわけです。
NT204のデビューデーは10月8日(土) NT203のラストランは10月10日(月・祝)
つまりその3連休、2泊して能登に常駐せぇという事ですねw
とりあえずお宿の空きを確認しましたが、七尾駅近辺のビジホは軒並み9日しか
空いておらず、8日の夜は車内泊を覚悟しました。
最終的には、キャンセルが出たのか出発の数日前、8日夜に一室空きが出た為
速攻で予約して2日ともベッドを確保出来ました。
コストはかかりますが、早朝から丸一日動き回るパターンだし、ちゃんとお宿に
泊まって体を休めたかったから良かったw
昔は平気で車内泊してたんですけどね・・・年やなw
という事で、昨年夏以来の能登・・・ なんですが、何故か過去から能登に来ると
スッキリ晴れてくれません。
今回も到着してすぐは大丈夫だったものの、活動開始後は時々小雨がパラつく
状態。さらに予報では、これから一日完全に雨というw
まぁ数日前からシミュレーションで分かってたけど、日程も変えられないし初日は
雨覚悟で動く事になります。
さて。
まずは穴水駅構内の散策から。
の と ゴォゥ !w
やはり花いろラッピングを見ると能登に来たなーって気がしますw
留置されてたのは、NT202、203の2連。この日から運行開始の新ラッピング車は
どうやら車庫に入ってるらしく、朝の段階では見る事が出来ませんでした。
ちなみにこの花いろラッピング2連は、この日7:25穴水発の124Dに就いています。
これを中島カーブで撮影しようという事で、1本前の122Dで現地へ向かいます。
まだ駅の窓口が開いてないので、122Dの運転士さんからフリーきっぷを購入。
あぁ、まだ開いてないのかー、とぶつぶつ言ってましたww
122Dで能登中島へ
また来春来ます
この122Dが能登中島に到着するのが7:03。目的の花いろラッピング2連 124Dが
能登中島を発車するのが7:47。撮影場所までの移動を10分見ても30分待ちです。
駅の待合室には、この地に縁の深い仲代達也氏出演の映画演劇のポスターが
ずらりと並んでいます。駅の愛称も「演劇ロマン駅」だったりします。
ここでこれからの動きのシミュレーションなどをしつつ、7時半を過ぎた辺りで駅を
出て第一崎山踏切へ移動開始です。
しかし、そこそこの強さで雨が降ったり止んだりだったので、前回来た時と同じく
駅に置いてある傘をお借りしましたw (ちゃんと返しましたからねw)
っていうか何でまた雨なんだろうな・・・という残念感が酷かったw
撮影の立ち位置は、14年の夏に花いろラッピング第一弾退役記念で3連を撮った
時と同じ、七尾湾とは反対の踏切西側200Mくらいの所にしました。
2014年8月2日の3連運用
これは、今回退役になるNT203の北陸3部作面を撮りたいからです。
すでに稲刈りは終わってますが、その後生えて来ている雑草が一面緑の絨毯に
なってて、景色的にも良かったのが採用のポイントです。
という事で、花いろ2連を狙って待っていたのですが・・・ 能登中島発車の7:47を
過ぎても、一向に編成が見えません。
この付近は見通しも良く西岸側は山間部を抜けて小高い丘から下って来る感じ
なので、能登中島到着前の段階で列車が見えるんですが全然来ません。
元々ここで花いろ2連を撮影した後、すぐ駅へ戻り8:05発の穴水行きで帰る予定
だったのですが、7:50を過ぎてもまだ来ません。
撮影場所から駅まで10分は確保しておきたいので7:55には歩き始めねばならず
でも55分になっても花いろは来ないし・・・w
よく考えれば、基本単線だから七尾行きが遅れるなら穴水行きも同じ様に遅れる
わけで、7:56に田鶴浜で離合する運用の124Dが来なければ、自分が乗る予定の
123Dは田鶴浜を発車出来ないのです(間にある笠師保は単線で列車交換不可)
つまり花いろラッピングが来るまで大人しく待ってりゃ良かったんですw
ただ当時はそこまで頭が回らなかった気まぐれ王は、穴水行きに乗り遅れまいと
撮影を諦めて能登中島へ戻ってしまったのでした。
だってのと鉄道は1本逃すと次まで長いんですもんw
結局、7:46に着くはずの124D花いろラッピング2連は、17分遅れの8:03に到着。
自分が乗るつもりだった123Dも同じく約17分遅れで到着しました。
17分遅れで到着
それもすぐには発車せず、本来西岸で離合するハズの126Dを待ってから発車に
なりました。この126Dは、里山里海号の送り込み運用だし、123Dを待たせてでも
より多く遅れを取り戻したかったんだと思います。
126D のと里山里海送り込み
126Dを待ってる間に運転士さんと雑談してて遅れた理由を聞きましたが、西岸~
能登中島間のスギ林で124Dが車輪空転を起こして登坂出来なかったからとかw
だんだん雨量が増えて来たし、潰れたスギの葉が雨で浮いたりで余計悪条件に
なったみたいですね。
この123Dは能登中島に来る時乗ってた編成だったので運転士さんに、往路でも
ちょっと滑っとったやろ? と言われましたが、言われてみればやけにスピードが
遅いと感じた時があったのは、すでに空転してたからなのかw
という事で、久しぶりの能登遠征初日最初の活動は能登中島カーブでの花いろ
2連撮影は出来ず仕舞いで、かなり遅れて穴水へ戻る事になりました。
9時前にリターン
予定より遅くなったとは言え、実は9時まではやる事も無かったので特に影響は
無く、四季彩々の開店を待って、早速新花いろグッズを購入です。
今回新しく発売になるのが、クリアファイル7枚セットとB2タペストリーの2種類。
もちろん両方お買い上げで、さらに1,500円ごとに生原画の特典も付くので、3枚
頂けました。
親子3代
特典の生原画
中身は板前コンビ2枚と緒花1枚でした。生原画だけに手書きの文字もあったり
SHIROBAKOを思い出すいいアイテムになりそうです。
