タービン点検 バラし編その2(もう暇人の戯言と思って読んで下さい)🤣
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バラし編その2に行ってみたいと思います。
今回タービン点検で注文した部品は
コンプレッサーホイール入力側配管のOリング左右分で2個
その配管を固定しているボルト左右2本ずつの4本
インタークーラーとスロットルバルブの間のメガネ型のOリング1個
オイルセパレーターからコンプレッサーホイール入力側への戻り配管の配管クリップ(再使用不可)2個
カットオフバルブからコンプレッサーホイール上流側に戻るホースに使われているバンドクリップ(再使用不可)左右2個づつ合計4個
部品代は合計7800円
結構しますね。。。
やはりOリング類が高いですね。
使い捨てクリップも結構高いです。。。
結局、殆ど再利用で組み付け直して、
使ったのは、3000円分ぐらいでした。
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図の緑線
本来であれば、スロットルバルブとインタークーラー間で縁切りしてしまえば、ごそっと塊で取れるかと思いましたが、コンプレッサーホイール吐き出し出口とスロットルバルブを接続するゴムホースが邪魔でホース下にあるボルトにアクセス出来なかったため、バラバラ事件にする事にしました。
なるべく最短で上手くやろうかと考えた末の段取りだったのですが残念です。
意味がありませんでした😓
ただ、一回バラしてしまえば、次からはゴムホースなどは格段に外れやすくなるとは思います。
次回は緑線でバラしてみたいと思います。
なので、
この部品結局作業性を考えてゴムホースになっているんですね。コレが金属配管だと外すの厳しい。。
金属製の配管になっている車多いのに、何故だと思いましたが、これなら頷けます。
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今回点検の為に取り寄せた部品です。
結局のところ使用したのは、コンプレッサーハウジングの吸入側に嵌まり込む、配管部分のOリング二つと、正面から見て右側のタービンとカットオフバルブを接続する部分の再使用不可ホースクリップの二つでした。
部品代では7800円ほど掛かってますが、実際に使用した部品代は3000円ぐらいでした。
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クランプって結構値段するんですよね。
日本車で使われてる、水道ホースなんかに使われるステンレス製のバンドクリップでも行けそう。。
セントピアさんで購入。
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青丸のT型の工具は、ワーゲンのカプラーを外す工具で800円ほど、無くても作業出来ますが、ないと厳しい部分にカプラーがある場合もあるのでポチっておくと便利かも。
緑矢印のクランプをカシメる工具は1300円
二つともAmazonで購入。
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コレはカットオフバルブをスロットルから外した図です。
良く、スロットルを戻した(閉じた)時に、タービンから過給され続けているエアを一時的にスロットルバルブ上部からコンプレッサー配管の上流吸入側に戻す事でタービンへの負担を軽減すると共にコンプレッサーの回転を落とさない様にするための装置です。
昔ブローオフバルブって言う装置が流行りましたが、コレはスロットルバルブ上部の糞ずまったエアをそのまま大気に放出する事でプシュー!
って音してましたね💡
コレ、過給エアを再循環出来ないので、タービンの回転を維持できなくなってしまうので次にアクセル踏んだ時にタービンが立ち上がるまでラグが生まれてしまう意味のない装置でした。
おまけに、ブローバイガスまで大気解放です。
話変わりますが、カットオフバルブ外してみたら、黄色い丸の部分に入っているアルミのカラーが最初から付いていなかった。。。
確認で何度も周囲を見渡しましたが、落ちていなかったので間違いないと思うんですが。。。。
ドイツ車って意外と雑。。
問題ないのでそのまま再組み付けです。
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エアクリーナーからコンプレッサーに向かう配管です。
緑の矢印がオイルセパレーターからの戻り配管。
青い矢印がカットオフバルブからの戻り配管です。
セパレーターに近いからこちらの方の配管にオイルが少し貯まっているかと思いきや、反対側も同じぐらいオイル貯まってました。赤矢印の部分です。
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じゃじゃ〜ん💕
そしてコレが僕の主治医の所で載せ替える最新品番のタービンです♪
僕のがほぼエスハチ誕生した初年度モデルなので、僕のから数えて、
少なくとも4回ぐらいは変わっているみたいです。
タービンバラし編その1で載せている同じような角度の写真と比べてみて下さいね💡
結構僕の古いタービンと形状が違う所や付いていない部品がある事に気付きます。
良く見ると羽の奥側エンド部分にスリットが切ってあったり、
タービンハウジング吸入ポートの部分が旧品と違いテーパー形状になっていたりします💕
スリットは空気の通過時の抵抗が増しここで空気を掴み取るので反力が増えてより羽根が回る様になっていたりするのでしょうか?
低回転だけ?
高回転時はなんか抵抗になりそう。。
不明。。。
テーパー構造は少しハイフロー化を狙っているのでしょうね?
コレも不明。。
結果として主治医と打ち合わせて、ストレーナーだけでなく、タービンもやる事にしました。
😏
外したタービンはオーバーホールとバランス取りの両方をやってくれるショップに依頼して再生させます。
バランス取りはメーカー出荷時の物よりシビアに行われますので、純正タービンよりもより品質の高いバランスの取れた回転をするタービンとなって生まれ変わるでしょう。
このショップはフルフローをボールベアリング化する改造などを施してくれたりもするショップですが、僕のは直噴エンジンなのでそもそもマッピング変更しなくてはならなくなってしまいますので今回は純正オーバーホールのタービンバランス取りまでとします。
バランス取りを行うとタービンの立ち上がりが純正よりも数百回転以上良くなる物もあるとか。ないとか。。
ショップは苦労して色々なタービンメーカーの技術部の方に聴き込みをして教えてもらって開拓しました。
予備のタービンとして所有しようかと思いますが、困った人で欲しい人おられましたら、格安でお譲りします。
メール下さい。
今回、僕が主治医に依頼した内容はタービン交換だけで無く、タービンオイルラインストレーナーを改造してタービンとのバイパス部分に個別のオイルフィルター(メンテナンス可能フィルター)を付ける改造も依頼しました。
修理完了したら、バイパスフィルターと合わせてまた投稿したいと思います。、
次回は新しいタービンとの出会い編となります💕
ご期待下さい。
注意
タービン保証はリビルト屋さんの保証は付いているでしょうから、出来る工場でやってもらう分には問題ないと思います。
必ずフィルターとセットでやって下さいね。。
タービン交換で良くある事ですが、新品のタービンやリビルトタービンを組み付けた際に修理工場の修理方法が悪くてゴミなどが介在したり、組み付け精度が悪くてタービンブローしたりしても、工場の方はタービンが悪いと言ったりする所もあります。
タービン載せ替えの際は、
タービンが悪いのか、交換精度が悪いのか、ちゃんと説明してくれる工場にご入庫下さい。、
ご理解のいただける方にリビルトタービンは格安でお譲り致します。
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