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ハイエースを新車で購入してから初めての車検の時に写真のようにファンベルトか縦に裂けてしまい使用不能に。
この時の走行距離は32700キロで年数は3年とわずかで今までいろんな車を見てきて、整備もしてきましたけどこんなのは乗用車でしかもオートテンショナーなのに初めてでした。
でもこの時はハイエースに乗って間も無く、交換しないと車検を通せないから急ぎで情報もなく、担当Dと「なんでかはわからないけど何かの拍子に小石かなんかがプーリーとベルトの間に噛み込んじゃってそれが刺さるか何かで裂けちゃったのかね?」などと話していました。
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でもやっぱりベルトの縦裂けは納得がいかず前回の交換後から定期的にベルト類を点検していました。
なんせボンネットを開けてエンジンが見えるなら毎週、洗車の時に点検出来るのにハイエースはシートの下だからセンターコンソールを外したり、助手席の足置きを外したりと面倒くさいので億劫でしたが頑張りました。
そしたら先月、点検したところまた前回と同じところに縦裂けのはじまりを発見。
前回と同じ交換から32000キロ程度で年数は2年。確かに同じくらいじゃない?ハイエースはそんなもんなのでは?と思えば思えないことも。
でも納得いかなくて、担当Dに電話して状況を説明し、過去のデータベースなども調べてもらいとりあえず入庫の調整を。
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ちなみにベルトの内側はこんな感じでまぁ年数により軽いひび割れ程度。
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予定通りにDに入所し時間掛かってもいいからガッチリと点検と検証をして依頼。
その翌日に電話があり原因が判明。
ハイエースはF◯◯Xで購入した際に下周りの錆止めでエンドックスを依頼し、納車後にリフトで上げて点検したら、まぁー酷い雑な感じでした。
なので証拠写真を撮り販売店に行き再施行を依頼。
完成後も塗り残しは無くなったものの「ここは普通塗らないだろう」と言うところまで塗られていて残念の感じでした。
それがどうやら原因らしくベルトを外してプーリーを回して点検するとエンドックスの時のエンジン下側の養生不足?でエンドックスが飛び散りプーリーの谷間で固まりそれがベルトに当たり裂け目が出来ていました。
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写真でもわかるように1箇所ではなく無数ににあり、それが複数のプーリーで工具で取りのぞくのも考えましたがとんでもない作業とまた別なバリが出来てまたそこが原因で裂けるとも考えられるのでやらない事に。
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溝以外にもプーリー、エンジンブロック、ホース類などあらゆる所に飛び散って、養生不足と言うよりは面倒臭くて養生しないでやったんじゃないのか?って言うレベルです。
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この奥のローラー部分も使用して大分、剥がれたけどほぼ全塗装状態でした。
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上からだとこんな感じで、本当、車は嫌いじゃないけど整備員の技量の低さに愕然としました。
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オルタネーターのプーリーと隙間から入って内部にも付着していました。
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以上の結果による不具合部品の見積もりを出してもらい、購入店の店長に電話。
一回目のベルト交換からの経緯を説明。
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その後、Dの工場長とやりとりをしてもらい納得したらしいく「全部、当店のミスです。
Dできっちり整備してもらって下さい」と言う言葉をもらい交換する事に。
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今回、外して交換した部品類1
裂け目の原因にならない程度の飛び散りも数えきれないほど。
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部品類2
プーリー、テンショナー、ベルト。
とにかく酷いの言葉しかありませんでした?
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これはパワステのペーンポンプ。
これもプーリー類などが酷く、ASSYしかないので丸ごと交換でした。
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エアコンのコンプレッサーもASSYしかないので交換に。
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作業完了後のエンジンルーム。
やっぱり新車の時もこうあるべきだったんだと。
まさかこんなに長い時間をかけての不具合が出るとわ思いもよりませんでした。
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エアコンのコンプレッサーも綺麗
オルタネーターはワンウェイクラッチ付きでDでは交換できないのでメーカーで交換、締め付けで。
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パワステのペーンポンプもASSYで交換に。
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全体的に今回、交換した場所は赤丸の分部です。
今回の点検で原因がわかり販売店もすぐに対応してくれて、結果全てが解決しました。
やっぱりなんだかんだ行ってもDは頼りになりますね。
担当Dと工場長のおかげで今回もスムーズに終わりました。
これで気になってエンジン周りの点検をしなくても良くなりしばらくは安泰です。
また安心してどこでも行けます。
ハイエースにはまだまだ頑張ってもらわないといけないので。
交換距離68803キロ
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