ワイドトレッドスペーサーを取り付け(その2)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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昨日のワイドトレッドスペーサー取り付けの続きを。
アウトバックのリアへの取り付けは無事に完了し、フロント側の取り付けを開始。リアと異なるのは、スペーサーの厚みが薄い点だけです(リア25mm、フロント15mm)。厚みが薄いことで懸念されるのは、車体側のハブボルトがスペーサーから突き出るため、アルミの裏側にそのボルトの「逃げ」がないと、アルミがはまらなくなることです。が、今取り付けているアルミの裏にはしっかりと「逃げ」があるので、問題なく取り付けられると判断。説明だけだと分かりにくいので以下、画像と一緒に紹介。
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フロント側の取り付け。厚みが薄いので、取り付けボルト(金色のボルト)も
特殊形状をしていて、専用アダプター(右上)を使って取り付け。
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しっかり留めるとこんな状態。車体側のハブボルトがスペーサーから飛び出しているのが分かります。(黒のボルトはスペーサー側のハブボルト)。
分かりやすいように、車体側のハブボルトが飛び出さない、
リア側と比較すると・・・
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こんな感じ。リアはスペーサーが厚いので、車体側のハブボルトはスペーサーから飛び出しません。
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飛び出した車体側のハブボルトとの干渉を回避するためには、
アルミ側に、飛び出したハブボルトが収まる凹み(逃げ)が必要。幸い、今付けているアルミには、この「逃げ」があります。
上の写真でいうと、ボルト取り付け穴の間にある、台形状の5つの凹み。ここに飛び出したハブボルトが入るようになります。
「逃げ」があるので、安心してスペーサーを取り付け、アルミをその上に装着して完成、と思っていたのですが、アルミを付けてナットを締めようとすると、なぜか、アルミがピッタリと付かずグラグラしてます。しっかりハマってないかと思い、アルミを入れ直しましたが、やはりグラグラ。なんかおかしい!もしかして「逃げ」に車体側のハブボルトが収まってない?!、と思い、アルミを外して裏側を見てみると・・・
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ガーン・・・・(ちょっと古い?)「逃げ」の部分の内側に、当たり傷が・・・
どうやら、「逃げ」が取り付け面に垂直にえぐられた凹みとなっておらず、若干斜めになっているため、車体側のハブボルトが十分「逃げ」に収まりきれずに当たってしまっているようです・・・・(ToT)
もう少し、よく考えて「逃げ」を設計して欲しかった・・・これだと「逃げ」の意味があまりないと思われます。
このままではフロント側のワイドトレッドスペーサーが無駄になってしまうので、対策として、3mmもしくは5mmのスペーサー(2000円程度で売っているもの)をワイドトレッドスペーサーの上に重ねてハブボルトの飛び出し量を少なくし、干渉をなくせないか思いました。が、長さを測ったりして検討すると、5mmのスペーサーでも干渉してしまうことが分かりNG。5mm以上だと干渉はなくせそうですが、今度は、ワイドトレッドスペーサーにアルミを取り付ける際の有効ボルト長(締め付けられる長さ)が10mm以下となってしまい、アルミ脱落の懸念があるのでこれまた無理。結局、フロント側のワイドトレッドスペーサーはお蔵入りに・・・(ToT)。
ワイドトレッドスペーサー無しで、普通のスペーサー(アルミ脱落防止の点から、せいぜい厚み3mmまで)を付けて、トレッドを少しだけ広げる手段は残っていますが、たかだか3mm広がるだけですので、今回はフロントはノーマルにしとくことにしました。
最後に、ワイドトレッドスペーサー取り付け後の画像を。完全に自己満足の世界ですが、だいぶ見た目が変わったと思います。リアだけでも付けてよかった^^。
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前から。
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後ろから。あと3mm程度でツライチです。
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取り付け前。
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取り付け後。かなり変わりました^^ (リアタイヤに注目)
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