
ネットを徘徊していたら、なんとも珍妙なニュースが飛び込んできた!
宇多田ヒカルが「Utada the best」に対し「ファンにお金を出させたくない」 | RBB TODAY (エンタメ、その他のニュース)
歌手の宇多田ヒカルが、11月24日にUniversal Japanから発売されるベストアルバム「Utada the best」に対して「予約を考えている人は、少し待ってください」とTwitterでコメントした。
以下、略
どうやら、来月24日に以下の2つのアルバムが発売されるようなのだが、この中で「Utada the best」は買わないように呼びかけているようだ。
Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2(EMI Music Japan)
Utada The Best(UNIVERSAL MUSIC) ← コチラが問題の作品
いったい何が・・・?
宇多田ヒカルさんのTwitter(http://twitter.com/utadahikaru)
その中身を読んでみると、
本人の意志とは無関係に、Universal Japanが
これまで発表したシングルのベストアルバムを
EMIのシングルコレクションが発売される同じ日に発売することが許せなかったらしい。
いやはや、なんとも・・・。
金の亡者が多い中、
汚いやり方で荒稼ぎしている音楽家に比べて、これまた
なんともファン思いなこと。
こんなことをしてしまえば、宇多田自身もタダでは済まないだろうに、コレには少々感心した。
が、その一方で、なんでこんな事態になってしまったんだ?という根本原因を考えてみる。
そもそも宇多田ヒカルは、「宇多田ヒカル」名義の国内向けアルバムはEMIと、「Utada」名義でリリースした海外向けのアルバムはUniversalと契約しているようだ。
この
一人で二つのレコード会社と契約しているとうことが、そもそも問題なのでは?
と思うのである。
コレが本人の意志とは無関係に契約されてたというなら話は違うが、そこは少なからずも本人の意志だろう。
しかも、宇多田の海外ブレイクは他ならぬUniversalの力あってこそだ。
それを今になって、やり方が気に入らないからと言ってその営業妨害的なマネをするのは如何なものだろうかと思ってしまう。
「ファンにお金を出させたくない、全く心のこもっていないモノです」と本人は述べているが、そこまで言うならどうしてソレを阻止できなかったのか?
なぜ、こうなる前にUniversalと事前にもっとよく話し合えなかったのか?
彼女の曲は僕も好きだし、その実力も賞賛に値する。
ファンを思う宇多田の気概は買うが、一方でその原因を作ってしまった彼女自身の所作を考えるとなんとも複雑で微妙な思いだ。
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気まぐれコラム | 日記
Posted at
2010/10/25 13:43:13