
私が好きな漫画「湾岸ミッドナイト」の39巻が
昨日発売されました。
今日はこの「湾岸ミッドナイト」についてちょろっと書いてみます。
もう、ご存知の人も多いと思いますので、簡単に。
悪魔のZと呼ばれる初期型S30Zで湾岸を300kmオーバーで突っ走りながら、様々な仲間とバトルを繰り広げるクルマの漫画。
え?簡単すぎ?!
じゃあ、もうちょっと。。。
主人公朝倉アキオは、自分の愛車Z31で友達と湾岸線を走っていた。
そこを一台のクルマが追い抜いていく。
島達也が運転する「湾岸の黒い怪鳥・ブラックバード」ポルシェ911ターボだ。
アキオは・・・
って、長いよ!!このままじゃ、いつ終わるか分からないよ!!!
まぁ、内容が知りたい方は、どうぞ、ご覧になってください。
僕がこの漫画を知ったのは大学生のとき。
同じく、車が好きな大学の友人が「コレ、おまえなら絶対はまるから一度読んでみん」と言って、私に湾岸ミッドナイトの1、2巻を貸してくれた。
彼の言うとおり、見事にはまり、1巻~39巻と現在に至るまで、全て集めて読んでいる。
「湾岸ミッドナイト」同様、ヤングマガジンに連載される「
頭文字D」も私は好きで集めているが、「頭文字D」は単に
面白いねぇで終わるのだが、この「湾岸ミッドナイト」はタダ
単に面白いで終われない。
著者・楠みちはるさんは、様々な登場人物の台詞を非常にうまく描く。
単に
書くのではない、
描くのだ。
彼らの一言一言が非常に重く、考えさせられる。
そこには、楠さんの人生観のようなものや、読者へのメッセージが込められているのだろうが、これが、私には非常に考えさせられたり、共感したりするのだ。
かつて、これほど感銘を受けた漫画は私には無い。
ここで、ちょっとだけ、39巻からその一部をご紹介しよう。
「わからないと人はバカにしてしまうんですね」
「経験を重ねるとモノはわかる・・・だが、よけいなコトもわかってゆく」
「モノゴトが直感で判断できなくなっていくんだ」
「新しいコトをいつまでも追っかけるオヤジは見苦しいよな・・・でも、もっと見苦しいのは新しいコトをいっさい認めないオヤジだろ・・・」
「自分がその新しいコトをしなくてもいい・・・それが自分の好みじゃなくても認めるコトはしような」
もう、目から鱗ですよ。
ココでは敢えて上記に関して何も書きませんが、思うところは多々あります。
コレを見て何かを感じた人があればソレはソレで嬉しいです。
また、今回の39巻ではFCとFDの違いみたいな話も書いていますが、なるほどなぁと
思わせられたりもします。
クルマの漫画としても非常に面白いと思います。
ご興味ある方は、買わずとも一度ご覧になると良いと思います。
そのクルマは、くるおしく、まるで身をよじるように走るという。
Posted at 2007/12/07 11:18:49 | |
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湾岸ミッドナイト&頭文字D | 日記