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ユージ&ジェノスのブログ一覧

2012年04月29日 イイね!

誰に何を言われようが・・・

誰に何を言われようが・・・東名を嫁さんと走っていた時のこと。

突然、後ろを走る嫁さんから電話が掛かってきた。

なんだろう?と思って出てみると・・・

「今、すぐそこのインターからパトカーが入ってきてたみたいだから、気付いてないといけないと思って…」

先を走る僕も、インター入り口に潜むパトカーには気付いていた。
しかし、そのパトカーはハザードを点けたまま、決して本線に入ってくることはなく、獲物が来るのをこっそり待ち構えている様子だったことも。

確かに、一番右車線を走っていると、インター入り口に潜むその姿は見落としがちだが、僅かに見えるパトライトを、私も、そして、嫁さんも決して見逃すことはなかった。

止まっていたことまでは気付かなかったにしても、きちんと周囲の状況を警戒しながら走っていることに、自分の嫁ながら感心した。
いつも思うことだが、こうやって二人で走っていると、うちの嫁さんもなかなかのドライバーだなぁと思ってしまう。

僕にはもう何年もつるんで走っている友達が数人居る。
いずれも、みんな"超”が付くほどの車好きだ。
そういう友達とは、安心して走っていられる。
安心して、踏んで行ける。
前を走ろうが、後ろを走ろうが、互いが互いの位置を把握し、ベストな速度、ベストなラインで走って行く。

そして、それはうちの嫁さんも一緒だ。
うちの嫁さんは、嫁さんである前に、一人のクルマ仲間だ。

だから、そんなクルマ仲間に、クルマを降りろとは言えないし、言うつもりもない。
それを分かってるからこそ、嫁さんもまた、私には何も言わない。

そして、いつも一緒に走った後、思うのだ。

楽しかったと・・・

他人からしてみれば、夫婦でクルマを持ち、二人でドライブに行くことなど、とうてい理解できないことかもしれない。
なんて、無駄な!と思われるかもしれない。

しかし、誰に何を言われようが、自分達の意志でない限り、それはずっと続けるつもりだ。


もう何年も前の話。
あるロードスター乗りのつてで、とあるご夫婦の下にお邪魔したことがあった。
そのご夫婦は、確か年もそれほど離れていなかったように思う。
ロードスターが縁で知り合ったそのご夫婦は、共に一台ずつロードスターを所有していた。
その時は、純粋に凄いなぁと思っていたが・・・

その数年後、まさか自分が同じことをしているとは夢にも思わなかった。(笑)
Posted at 2012/05/01 12:43:15 | コメント(7) | トラックバック(0) | 気まぐれエッセイ | 日記
2012年04月05日 イイね!

大切なのは何か…

大切なのは何か…ある日のことだ。
会社の後輩の佐々木が、凄い形相で私の前にやって来て、こんなことを言い始めた。

「聞いてくださいよ!谷口の野郎、俺の車が古くてダサイって言うんですよ!」
谷口というのは、佐々木と同期の男だ。
「許せないですよ!」

「それで?」
「それで?って…人のクルマけなすとか許せなくないですか?!」
「お前さぁ、ガキじゃねんだから、いちいちそんなことで怒るなよ。」
私は佐々木をたしなめるように、そう返した。
当然、佐々木は納得いかず、ムッとして、こう反論してきた。
「じゃあ、ユージさんは自分のクルマをけなされても、腹立たないんですか?!」
「俺?」
「たたないよ。俺の車なんか、お前の車より更に古いし、しょっちゅう壊れるし…」
コレには佐々木もやや呆れ顔だ。
「でも、自分は大好きなクルマをけなされるの許せないです!」

「お前さぁ、好きな食べ物なんだよ?」
「え?」いきなりの質問に佐々木は面食らったようだ。
少し間をおき
「カレーライスですかね?」と答える。
「好きなアイドルは?」
「AKBの大島優子です。」
「じゃあ、俺がカレーライスも大島優子も嫌いだって言ったら、それで怒るのかよ?」
「いや…それは…」
「なんで?」
「そりゃあ、ユージさんと俺とじゃ、味覚も違えば、女の好みも違いますから…」
「だろ!だったら、イイじゃねぇか。」
「いや、でも、それとこれとは…」
「たいして変わらねぇよ!」

「お前、谷口が何の車乗ってるか、知ってるか?」
「ハイ」
「お前、アイツの車好きか?」
「いや、俺はああいうのはダメですね。」
「見ろ!お前だって一緒じゃねぇか。」
「谷口がそれを聞いたらどう思うかな?」
「好みなんてのは、人それぞれだし、誰だって、自分のクルマが一番だと思ってるに決まってんだろ!」
「まぁ…」
佐々木はそれでも納得いかない様子だった。

「分かってねえなぁ。」
「でも…」
「じゃあ聞くけど、お前はなんでアノ車に乗ってんだよ。」
「そりゃあ、アノ車が好きだから…」
「だろ!」
「別に誰かに誉められたくて乗ってるわけじゃねぇだろ?谷口に認められたくて乗ってるわけじゃねぇだろ?」
「そりゃまぁ、そうなんですけど…」

「そりゃあ、自分の好きなモノをけなされて、カッとなるお前の気持ちも分からないことはないよ。」
「でもな、大切なのはそういうことじゃないんだよ。」

「大切なのは、“お前が、アノ車を好きで乗ってる”ってことなんだよ。」

「俺だって、自分の車を好きで乗ってる。他人から見たら20年以上前のオンボロ車だよ。」
「燃費だって良くない。税金も高い。修理費だって掛かる。冷静に考えてみりゃ他人には理解できないだろうよ。それでも、俺はアノ車がいいんだよ。俺はアノ車が好きなんだよ。」
「理解して欲しいなんて思わない。自分さえ理解して、満足ならそれでいい。」
「だから、他人に何言われようが気にしない。」

「・・・」
佐々木はしばし口を閉ざしていた。

少しして、佐々木は口を開いた。
「そうですよね!それでいいんですよね。」
「だいたい谷口に、俺の車の良さなんて分かる訳ないです!」

「有り難うございました。なんかスッキリしました。」

立ち去ろうとした佐々木に、私は更に一言声を掛けた。
「一つ言い忘れてたよ。」
「はい?」
「俺はお前の車好きだよ。」

「有り難うございます!」
佐々木は、深々とお辞儀をして、その場を去って行った。
さっきまで歪んだ佐々木の表情は、まるで嵐でも去ったかのように晴れていた。

『俺にもあんな時があったなぁ…』
去り行く佐々木の後ろ姿に、私は若かりし頃の自分を重ねていた。

ふと窓の外を見ると、30年以上も前の旧車が走り去っていく姿が目に映った。

※この物語はたぶんフィクションです。(笑)
Posted at 2012/04/05 09:46:05 | コメント(9) | トラックバック(0) | 気まぐれエッセイ | 日記
2012年03月10日 イイね!

午前0時の鐘とともに…

午前0時の鐘とともに…今日という日は二度と来ない。

だから、今日できることはできる限りやろう。

だから、今日しなければならないことは今日しよう。

今日という日を振り返って、良い一日だったと思えるよう努力しよう。

そうすれば、それまでの人生を振り返った時、きっと良い人生だったと思えるだろう。

でも、時には休むことも必要だ。
だから、休める時は休んでおこう。

明日で良いことは、明日やろう。

かといって、休んでばかりいては、それはただの怠惰だ。

だらだらと無駄に過ごすのはよそう。

すべての人に等しく与えられたは1日24時間。

すべての人に等しく与えられたは1年365日。

後で後悔しないよう、今日という日を一生懸命生きよう。


午前0時の鐘が鳴る。

ああ、今日という日が終わる…

そして、また新たな1日が始まる。

でも、昨日という日は二度と来ない。
Posted at 2012/03/10 23:59:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 気まぐれエッセイ | モブログ
2011年09月29日 イイね!

あの日食べたあの味

会社帰り、妻の買い物に付き合い、いつもとは別の駅で降りた。

学生時代にはよく来た街も、社会人になるとあまり来なくなってしまう。

久しぶりに来ると、そこかしこの建物やお店はガラリと変わっている。

ここも昔は東急ハンズだったなぁ・・・そんな昔を思い出しながら、妻の買い物が終わるのを待っている。

買い物も終わり、夕食とする。
たまの外食も悪くない。

特に食べたいものが無いので、ふらふらと歩きながらどこか美味しそうなお店は無いか探してみる。

あぁ、あの角のゲームセンターは今は雑貨屋になったんだ。

あそこのパソコンショップは無くなったんだな。

アレ、あそこの自転車屋はまだあるんだ。

社会人になって十数年、そりゃぁ街並みも変わるはずだ・・・。

「ねぇ、あそこのビルに行ってみようか?」

妻が言ったのは、この街に古くからあるショッピングビルだ。
それほど大きなビルではないが、地下にはちょっとしたレストラン街もある。
学生の頃、バイト先の友達に連れられて美味しいお好み焼きを食べた思い出がある。

「いいよ。」

その高いビル・・・と言ってもたかだか4階建てのビルなのだが・・・は今も変わらず残っている。

ビルの入り口のフロア案内でレストラン街のお店に目を通す。

『アレ?!』

私は広島風お好み焼き屋と書かれたお店に目が留まった。

『まさか・・・』

私が訪れたのは、かれこれ十数年も前の話。

『まだ、残っているのか?』

私は迷うことなく、地下の階段を降りていった。

人の記憶と言うのは曖昧なものだ。
お店に来ても、かつて自分が来たお店だったのか、ハッキリとは思い出せない。

「いらっしゃいませ。二名様ですか?」
「お好きな席へどうぞ。」

席に座って、店内を見渡す。

学生時代に訪れたその店は、確かにこんな感じだった気がする。
しかし、そんな昔に訪れた店が、こんなにも目まぐるしく変わる街で、今もそのまま残っているというのは、正直、信じ難かった。

ふと、お店の中の中央の鉄板に目が留まった。

そうだ、確かにこんなだった。

「お冷をどうぞ」

お水を持ってきてくれた店員の女性は、私の母より少し若いぐらいの年配の女性だった。

私は思い切って聞いてみた。

「このお店って、結構、昔から在りますよね?」

「ハイ、24年続いております。」

「やっぱり!」僕は思わず大きな声をだしてしまった。

二言三言、その店員さんと言葉を交わした後、メニューに目を通した。

僕はスペシャルにそばを入れたものを。
妻はそれに更にトッピングしたものを注文した。
そして、普段はあまり飲まないのだが、この日はなんだか嬉しくて生ビールを頼んだ。

僕は古い友人に会ったみたいに、急に嬉しくなってしまった。

少しすると、お店のご主人が僕達が頼んだのを鉄板の上で焼き始める。
ご主人は、私の父と同じぐらいか、下手したらそれ以上の年配の方である。



「しまった!ダブルにすれば良かったな。」

「なぁに、ダブルって?」

「ダブルっていうのは、お好み焼きを焼くときの生地で使う玉子を二つにしてもらうことなんだよ。」

そんなことを教えてくれたのは、学生時代、僕をここへ初めて連れ来てくれた広島出身の友達だ。
思い返してみると、あの時も友人が言われるがまま、スペシャルにそばを入れて注文した記憶がある。

ようやく、頼んだお好み焼きが出てきた。



一口箸をつけてみる。

『うん、美味しい!』
『ああ、この味だ』十数年前に食べたお好み焼きは正にこの味だ。

僕は昔のことを思い出しながら、その美味しいお好み焼きをほおばった。


少しすると、別のお客がやってきて、再び、店のご主人が焼き始める。
ああ、あの人はああして24年、いろんな人のお好み焼きを焼いてきたんだなぁ・・・。
そんなことを考えていると、なんだか感慨深いものがある。


食事を終え、会計へ。

先ほどの年配の女性が対応してくれる。

支払いは携帯電話によるiDを使った。
今でこそ、当たり前のような支払方法だが、あの当時は携帯電話すらろくに無かった。

「とても美味しかったです。計算してみたら僕がここに来たのって、もう1○年前なんですよ。でも、あの頃と味もお店も変わってなくって本当、良かったです。これからも頑張ってください!」

「そうですか。ありがとうございます。また、是非いらしてください。」

気づけば、お店のご主人もすぐ側に居て、笑顔で僕を見送ってくれた。

僕はそのお二人にお辞儀をし、お店を後にした。


外に出ると、昔は無かった大きな駅ビルの照明がなんだか綺麗だった。
Posted at 2011/09/30 10:57:19 | コメント(4) | トラックバック(0) | 気まぐれエッセイ | 日記
2011年09月21日 イイね!

自分の身は自分で守る

自分の身は自分で守るかつてないほどの大規模な台風15号(2011年版)がやってきた。

これまでも大きな台風は何度か来ていたが、ここまでの台風が関東を直撃するのは、過去にあまり例は無い。

大規模な避難勧告、各地への警報。

『このまま来れば、かなりの確立で電車が止まるな・・・。』

そう思った私は、「帰れなくなると困るので、会社が何も対応しなければ、今日は午後半休します。」
出勤早々、上司にそう告げた。
上司もそれが賢明だと理解してくれた。

結局、午前中に会社からは何の音沙汰も無く、仕方ないので午後半休を取り、帰宅することとした。

会社を出ると、比較的穏やかで、ややもすれば傘なんていらないのではないかという天気だった。

『ああ、嵐の前の静けさってヤツか・・・』

真昼間の電車というのは、当然空いており、通勤ラッシュが嘘のようだ。

私はコンビニで昼食を買い、13時には自宅についていた。

それから、どのぐらいしてだろう、物凄い強風の吹く音が聞こえる。
なんだか、怖いぐらいだ。

ギィギィ・・・

何の音だ?・・・ふとベランダに目をやるとテレビの衛星アンテナが、あらぬ方向に曲がっていた。

気になって、首都圏の電車の情報を見てみると、案の定、あちらこちらで電車は運休している。
私が通勤に使っている電車も、予想通り止まったようだ。

『やはり、正解だったな。。。』

ややもすると、妻から連絡が入った。
会社は帰っても良いという指示を出したらしいのだが、時既に遅し。
あまりの強風で外へ出れたもんじゃないらしい。

しばらくして、再び、妻から連絡が入る。
途中までは電車で帰ってこれるようだが、ひとつ手前の駅までの折り返し運転になっているようだ。
仕方が無いので、私が車で迎えに行くことにした。

外に出てみると、とんでもない強風だった。
緊急車両のサイレンも聞こえる。
普段はビクともしないであろう看板が、強風で左右に揺れているのが分かる。
場所によっては、信号機があらぬ方向へ向いている。

私は妻と合流し、夕飯の買い物をして家へ帰った。

結局、私の通勤電車を含む多くの電車は夜遅くに運行を再開したようだ。
つくづく私は午後半休をとって良かったと思った。

後で聞いた話なのだが、結局、私の会社でも15時ごろに帰宅指示がでていたようなのだが、
その頃に出ていたなら、私は間違いなく帰れなかったであろう。

インターネットが普及して、こんなにも多くの情報が瞬時に手に入るようになったのに、それを利用し、判断し、決断できなければ意味が無い。

そして、「万が一に備える」ということは、何かコトが起きる前にしなければ意味は無く、コトが起きてからでは遅いのだ。

会社が判断できないのなら、自分で判断する。
自分の身は自分で守る。

そう強く感じた台風の日の出来事だった・・・。
Posted at 2011/09/22 14:28:00 | コメント(8) | トラックバック(0) | 気まぐれエッセイ | 日記

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人と同じが嫌いなひねくれ者。 車好きが高じて、半ば人生を踏み外した男。 見た目は大人、頭脳は子供?! レパード乗りのユージ@町田とVM180 ZAGATO...
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