
先ごろ英国三菱が、『ランサーエボリューションX FQ-400』を発表しました。
2000ccながら、最大出力は403ps/6500rpm、最大トルクは53.5kgm/3500rpmを発生。
いやはや、凄いものですね。
ランエボXは国内においても、最大出力300psを発生する凄いクルマです。
以前、私も試乗したことありますが、その加速は凄まじいものです。
ところで、このランエボX、国内仕様はもとより、この英国仕様を逆輸入しても、自動車税は2リッタークラス。39,500円です。
ここで、一つの疑問…いや、憤りを感じるわけです。
それは、何故に未だロータリーエンジンは2リッタークラスの自動車税を払わなければいけないのかということです!
ご存知の方も多いと思いますが、ロータリーエンジンの自動車税の排気量区分は
「
単室容積×ローター数×1.5」 で計算されます。
排気量的には1308ccの我が家の8さんも、ロータリーエンジンであるが為に、5000円も多く税金を払わされてるワケです。
以前、 「
ロータリーエンジン誕生40周年『ロータリーファン感謝』クリスマスイベント」に行った際、マツダの方に、どうして自動車税の排気量区分においてロータリーエンジンは1.5倍されるのか聞いてみたところ、
それはロータリーエンジンの出力が、通常のレシプロエンジンと比較した際、
1.5倍相当の出力だったからだそうです。
じゃあ、このランエボXは何?(-∀ー#)
軽く3リッタークラスの出力は出てますよ!
こんなの不公平じゃありません?
別に、ランエボXを含め世の中に出てる低排気量高出力エンジン車の税金を上げろと言ってるわけではないです。
そんなことしたら基準がめちゃくちゃになって訳分からなくなるだけです。
単純に排気量区分だけにして、素直に
ロータリーエンジンを1.5リッタークラスに入れて欲しいと思うわけです!
そもそも
排気量区分にしているのに、
出力換算してるのが間違いですよ。
出力換算するのであれば、
出力区分にすればいいんですよ!
通常のレシプロエンジンと比較した際、1.5倍相当の出力だったってのは、何十年前のお話です?
時代が変わって、車の性能も格段に変わってるわけですから、こういうのも見直して欲しいものです。
Posted at 2009/05/28 13:49:00 | |
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