先の記事について、今度はオープン2シーターということについて、書いておきます。
オープンカーというのは、確かに特殊なクルマといえば特殊なクルマであり、間違いなく特殊な空間を提供してくれます。
ですが、他の乗用車と比べて、屋根が開くということ以外、他のクルマとどれだけの違いがあるのでしょうか?
2シーターってそんなに不便?
ちなみに、4シーターのオープンカーもありますが、元記事がオープン2シータということで書かれていますので、ここでは敢えてそこには触れません。
お子さんが居るご家庭では、2シーターは確かに不便でしょう。
ですが、そうでない方にとって、後部座席に人が乗ることって、どれぐらいあるのでしょうか?
ライフスタイルによって、そのあたりは様々でしょうが、人によっては2人以上人を乗せることって、年に数回あるかないか、という人は決して少なくないと思います。
そういう人にとってしてみれば、座席は2つあれば十分です。
そういう人が、どうしても人を乗せなければいけない時があれば、レンタカーを借りたって良いと思います。
むしろ、7人乗りのミニバンに7人フル乗車することの方が、僕は少ない気がするのですが・・・
荷物が積めない?
オープンカーは荷物が積めないとよく言われますが、ほとんどのオープンカーが一般の乗用車よりも小さいとはいえ、きちんと荷物を積めるスペースは確保されています。
よほどの大荷物を積む必要性がなければ、オープンカーの荷室スペースで十分でしょうし、また、そういったよほどの大荷物を積む機会というのはいったい年にいかほどあるのでしょうか?
オープン2シーターでよく言われることは、以上2点が多いと思うのですが、細かいところでシートが倒せないとか、そんなこともあるんでしょうが、それまでのライフスタイルを考えて、そういったことが日常的にどれだけの頻度なのか考慮して、レンタカーや公共交通手段で補えないのであれば、それはやはり不向きと言わざるを得ませんが、そうでなければ、オープン2シーターでも十分なのではないのでしょうか?
もし、そうなのであれば、オープンカーは最高の乗り物です♪
乗りたいと思っている方は、是非、乗っていただきたい!
オープンカーに対する誤解①「夏は気持ち良さそうだけど、冬は寒そう」
オープンカーに対して非常に良くある誤解が、この季節におけるオープンカーのイメージです。
コレに対しては、まるっきり逆です。
夏は直射日光をもろに受けるため、とてもじゃないですがオープンにしては居られません。
夏のオープンカーはむしろ地獄です。
対する冬のオープンカーはとても寒そうに見えますが、実はヒーターが非常によく効くので、車内はとても暖かいのです。
寒がりな僕でも、冬場オープンにして、シャツ2枚程度でも全然OKで、頭上からわずかに入ってくるひんやりとした空気はとても心地よいものです。
例えて言うなら、冬場に入る露天風呂のようなものです。
春や秋はもちろんのこと、冬場こそがオープンカーにとって、一番良い季節なのです。
オープンカーに対する誤解②「風切音が凄くて、車内の音楽や会話が聞こえなさそう」
これもオープンカーに対する大きな誤解です。
オープン状態にしても、そこらへんは非常によく考えれれており、高速クルージングでもまったく問題はありません。
音楽も聞ければ、普通に会話もできます。
オープンカーに対する誤解③「雨に降られたら最後」
信号待ちで雨に降られたら最後ですが、実は多くのオープンカーはある一定速度以上で走っていれば、ほとんど雨は入ってきません。
実は私も過去に二度ほど高速道路で雨に降られた(しかも一度はかなりのどしゃ降り)ことがあるのですが、高速道路で渋滞もしていなかったので、100kmクルーズで難を逃れました。
上記①②③は、私も所有する前は同じようない印象を持っていました。
しかし、実際はそんなことはありませんでした。
じつはオープンカーの室内空間というのは、見た目とは裏腹に、かなり守られているのです。
但し、ここで注意しなければならないのは、
屋根は開けていても、窓は必ず閉めておくということです。
ひとたび、窓を開けてしまえば、たちまち外からの外気が室内に入り、寒い、うるさい、もちろん雨も入ってくることになります。
ただ、それは普通の乗用車でも同じことですね。
さて、そんなこんなで、オープン2シーターはそんなに不便なのか?ということを書いてみましたが、日常のドライブの中で、不便と感じることは意外と少ないかもしれません。
しかし、
オープンカーは普通のクルマにはないある特別な空間を提供してくれることは間違いありません。
さぁ、これからがもっともオープンカーにとって良い季節です♪
Posted at 2011/10/10 23:31:23 | |
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