YOKOHAMA ADVAN Racing RG-D2  

【再レビュー】(2024/01/03)
サイズ：16インチ×7J、インセット42mm
カラー：マシニング＆レーシングハイパーブラック

チョイスに至った経緯はコチラ。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3195189/blog/47449647/
装着してしばらく経つので、改めてレビューを纏めます。




「その車が持つ特性・性質は、走り始めの数十メートルで大体分かる」「それくらいファーストインプレッションは大事」ということを、某モータージャーナリストの方がよく言います。

それで言えば、このホイールに交換して貰った直後、敷地内の駐車場で取り回す際に感じたこと…




「！？　なんかガッチリしてる！！何だこれ！？」




これが全てのような気がします(笑)

とにかく硬く、剛性の高いホイールです。

明確にゴツゴツ感や突き上げが強く、「ポコン系」の空洞共鳴の音もよく伝わるようになりました。

ボディへの入力も強くなったようで、ドアやAピラー周りのきしみも大きくなった気がします。

普通に走る分には乗り心地が悪くなっただけ…純正ホイールがいかにしなやかだったかがよく分かります。




引き換えに得られるのは、コーナリング時のスッキリ感。

ある程度攻め込んでいくと、ホイールの剛性により路面からの入力や脚の動きが分かりやすく、クリアなフィーリング…スポーツホイールとはこういうことなんですね。

ホイールもサスペンションの一部なんだということを思い知らされました。




重量的には純正比-0.6kgくらいでしたっけ？（うろ覚え）その効果は70km/h～の加速でスーッと前に出る感覚に表れてるような…出足やハンドリングでは正直感じられませんでした。

それよりは、追い込んだコーナリング時、3mmのオフセット増によって相対的にバネが弱くなったことをやはり感じますかね…11mmのワイトレを入れた時ほどではなく、目をつぶれるレベルですが…（若干引っ張られたタイヤと、ホイール自体の剛性がそれをカバーしている感覚もあります）。

※11mmのワイトレを入れた時
https://minkara.carview.co.jp/userid/3195189/car/3388618/12288368/parts.aspx




見た目的には、純正ホイールの時よりも不思議と車高が高くなったように見えます…車高自体は変わらないハズなのに…

リムのラインがハッキリしたことで、フェンダーとの距離が目で見て測れるようになったせいでは？とはNR-A仲間の方の見解…確かに。

ローダウンスプリング自体は既に手元にあるので、バネ強化の意味も含めて早く投入したいところです。




また、スポークの短さ故か径が小さく見えるのも美点だと思います。

NDロードスターの一つの定番として15インチ化がありますが、16インチでも小径感があってイイ感じ。

これなら逆に17インチでもアンバランス感無く履きこなせるのではないでしょうか。

なお、センターキャップはアドバン純正の「フラット」タイプ、ホイールナットはモンスタースポーツ製をチョイスしました。




あ、あと、掃除はすこぶるしやすいです(笑)

ただリムの切削部分…クリアは吹いてあるものの柔らかいのか、結構傷が付きやすいので注意が必要です。




以上、多少乗り心地が犠牲になるところで★マイナス１としましたが、それを許容出来てデザインが刺さる人なら文句なしにｵﾇﾇﾒ出来ます。

手前味噌ながらカッコ良いと思います(*´ω｀)