
YouTubeとかを見ていると、アウトランダーPHEVの100Vコンセントを車外に設置しているのを見かけたので、自分もやりたくなったのでやってみました。
やはり、勇敢なる先人達が居るとやってみようという敷居がグッと下がりますね。
(自分の場合、先頭を切ってやってみようというのはとても億劫でして…(
わからない所があれば、先人達の知恵を借りればよいですし、とっても気が楽ですw
さて、先ずは施工にあたって部材が無いと何も始まりません。
という事で、ざっくりとこの辺りの部材をAmazonから購入しました。
(工具類はドリル、ホルソー、回転砥石、ペンドライバー、配線工具
こんなもんかなぁ…まぁ、色々と有ったほうが良いんですがある工具で頑張りましょう!(オィ
※一つ、二つ、注意点が。実は今回選定した延長コード、0.75spで許容電流が少ないので注意です。後、30cmの長さじゃ車内まで全然届きませんでした…
なので、この部材で作業をすると後々使える電流が少なかったり、車内に取り込むケーブルを5mケーブルから拝借しないといけなくなりますのでご注意を。
それでは、ここから作業開始です。対戦よろしくお願いします。(ボーナスステージ
100Vを引き出す、もしくは取り入れるだけのパターンだったら実は穴あけは必要ないのですが、自分は100Vを引き出しつつ、100Vを取り入れたかったので、車体に穴を開けることにしました。
さて、車体に穴を開ける、もしくは開けなくても車内に配線を入れるにはまずリッド内のカバーを外さないことには始まりません。
これ、外した後の写真なんですが、赤丸のところにクリップが、青丸のところにネジタイプのクリップが付いてます。
外からは、まず青丸のところのネジタイプクリップを取ってから、それから内装外しなどで赤丸部分のクリップ辺りを引っ張ってあげれば取れます。
(L字な工具などでカバー裏から引っ張ってあげる感じ?
リッド内のカバーの裏面写真です。こんな感じにクリップが付いてます。
さて、先程も話していましたが100Vを引き出す、もしくは取り入れるのどちらかの1回路だったら、緑丸(点線)の穴を使って車内との配線のやり取りをすればよいのですが、自分は100V引き出しつつ取り入れたいという欲張りセットをやりたかったので、赤丸のところに穴を空けてもう1回路用の通路を作りました。
さて、車体に穴を開ける前に先ずはカバーのところにどんな感じに付くのか仮合せを…
緑丸と赤丸の位置に合わすような感じで。
そして、取り付け位置が決まったらカバーに穴を空けて仮付けして良さげなのでコンセントソケットなどを一度取り外してカバーをリッド内に収めてボディーの穴開け位置合わせをします。
ボディーの穴開け位置が決まったら、穴を開ける前にカバーの方にコンセントソケットなどを取り付けます。
防水コネクタには取り付け用のビス等が付いていましたが、コンセントソケットの方にはそんなものは付いていないので、アルミL型アングルを加工してボルトを貫通させて取り付けました。
さて、いよいよこの作業の正念場、車体への貫通作業です!
いざ、マスカー敷いてホルソーでLet's開口です!!
この作業は先人様の知恵を発見できなかったのでドキドキでしたw
一応、車内側からもある程度問題がなさそうか確認はしました
(あっ、ちなみにこのマスカーじゃ熱々の鉄粉がマスカーを貫通してきます(
板金屋さんみたいに新聞紙とかでの養生のほうが良かったですね…
で、はい!開きました!案外綺麗に開いてくれてホッとしました。
が、ちょいと下を狙いすぎて内側の床(?)パネルも一緒に削っちゃいました…
ま、まぁ、見えないところだから錆止め塗料をヌリヌリしておけb…(
さて、穴が開いたら次は車内に電源コードを入れるために車内からの作業になります。
先ずは、ラゲッジルーム右後側にあるいかにも開きそうなカバーを取り外します。
その奥の防水カバーを外すと普通充電のソケットの裏側が見えます。
自分はあまり器用ではないので、普通充電のソケットのボルトを外してソケットをズラしてから電源コードを入線させました。
入線させたら今度は防水カバーの上部に切込みを入れて更にそこから線を入れます。
シーリング剤とかは塗りたくなかったのでそのままにしました。
(リッド開けっ放しで何回か雨を経験してますが、まだ浸水してきた事は起きてません
普通充電ソケットを戻して、防水カバーも戻したら、次はラゲッジルーム右側にあるドリンクホルダー下までケーブルを持っていきます。
(写真ではまだ入れていませんが、写真で言う左側の内装の中へコードを入れます
そして、ドリンクホルダー内で結線。
緑線(点線)が元々ラゲッジルーム内のコンセントの回路、そこからワンタッチコネクター(3分岐)を使って、充電リッド内のコンセントソケットまでの分岐回路(赤矢印)を作ります。
それと、もう一つの車外から100Vを貰う配線(青矢印)とコンセントソケットをこれもワンタッチコネクターで結線します。
(一応、結線させた時の矢印無しの写真も)
という訳で、完成しました!これで態々ドアウィンドウを開けてコードを垂らしてお外で家電を使うというあんまりスマートじゃない格好から開放される。
そして、キャンピングカーみたいに車外から電源をもらって駆動用バッテリーの心配もせず家電とかも使えるようになりました。
まだ、車内のどこにコンセントを付けるか迷っている状態ですが車内に100Vを取り入れると言う目標は達成できたのでこれでも満足ですw
いっぱい付いているカバーを全部開けてみたくなって開けた写真。
引き込み用ソケットの蓋が閉まっていると急速充電のカバーに干渉はするんですが、けどギリギリなんとか急速充電ガンは入ります(これは事前に分かってました
そして、引込用ケーブルを作って…
100Vコンセントから電源をもらって充電リッドまでコードを伸ばして…
そして、コネクターを差し込んで…
車内にコンセントソケットを引っ張り出して…
取り込み用100V確認!!ヨシッ!!
それと、車外に引っ張り出した100Vも確認!!ヨシッ!!
やぁ〜、ブログに書くと一瞬で終わったように見えますが、実はこれ6月頃からやってて、やっと出来上がったモノだったのでNKTで完成して良かったですw
けど、やり方さえ分かってしまえば簡単だと思いますし、皆さんもやりたいと思ったらやってみては如何でしょうか?w