
つい最近、caniOnと燃費マネージャーとの電費数値が違うとつぶやいてたので実際にどれくらい差があるのか気になったので、測定してきていました。
ついでに去年した容量測定の数値と合わせて、どちらのメーターが正しい数値に近いのかも考察していきたいと思います。
(あくまでも、数値上でのお話になりますが
元々、電費マネージャーは他のOBD2機器と併用して使えるということだったのでcaniOnと一緒に使っていました。
燃費マネージャーを併用して利用する利点としては、今回距離、今回電費、今回料金が見れるところで、区間の使用料を把握しやすくなるところです。
後はcaniOnはTripA、燃費マネージャーはTripB的な使い方もできるところです。
さて、使い方やら機器の感想はここまでにしてここからは考察タイム。
先ずは昨日の走行リザルトを。
とりあえず、走行距離は80.3km走りました。
caniOnの平均電費は9,1km/kWh、燃費マネージャーの平均電費は9.5km/kWh

※燃費マネージャーの画面は写真編集して2つにしてあります
そして、去年受けた容量測定の結果からの全体の電池容量を計算してみます
(受けた時の結果表は手元に無かったので数値だけですいませんが
測定時電池容量 29.8Ah(新車時電池容量 48Ah)
容量残存率 29.8÷48=0.620……(まぁ、ざっくりと62%で)
電池容量(kWh)16kWh✕0.62=9.92kWh(caniOn基準だと10.16…kWh)
そこから、今回のcaniOnと電費マネージャーが教えてくれた電費と走行距離を参考に色々と計算していきましょう。
走行距離 80.3km
caniOn 平均電費 9,1km/kWh
燃費マネージャー 平均電費 9.5km/kWh
先ずは、caniOnから計算していくと
走行距離80.3km÷電費9.1km/kWh=消費電力8.82kWh(約)
次に、電費マネージャーの計算をすると
走行距離80.3km÷電費9.5km/kWh=消費電力8.45kWh(約)
SoCは帰宅時に13.5%でした。(逆を言えば、使用したのは全体の86.5%です)
そこに、各測定機の消費電力量を入れて100%使用した時の消費電力量を計算してみます。
caniOn 8.82kWh ÷ 86.5 × 100 = 10.19kWh(約)
電費マネージャー 8.45kWh ÷ 86.5 × 100 = 9.76kWh(約)
さて、計算してみると何となく電費マネージャーの方がそれっぽい数値になりましたねぇ。
ただ、caniOnの方も、当たり前ですがcaniOn基準だとそれっぽい数値になってますねぇ…
ってなわけで、過去に測定したAhの数値ベースでは燃費マネージャーの電費が正しくて、caniOnのAhの数値ベースでは当たり前ですがcaniOnの電費が正しいという結果になりました。
もう一年以上前の容量測定の結果で話をしているので、もう一度容量測定をして改めて計算したほうがより正確な計測が出来そうですね…
(後、今更ですが電費から消費電力を計算しなくても、caniOnにも燃費マネージャーにも積算電力を表示する項目もあるので、そちらベースで計算したほうがズレが少なくなるかもしれませんね(
(この記事を書いてる途中に思いました…(
最後にSoC13.5%の状態から100%まで充電した時に、caniOnをリセットしてずっと充電監視をしていたので、そちらの結果も上げておきます。
結果は7kWh(Wh reg)ほど入力されていたみたいです…
あれ、何かおかしくないですかねぇ…
caniOnでは100%から13,5%までの消費電力は約8.82kWhってなってた気がしたんですがねぇ…
仮に、0%から100%まで充電した時の消費電力を計算してみても、
7 ÷ 86.5 × 100 = 8.09....kWhで0.7kWh分が見当たりません…
もしかして、(Wh reg)の項目の意味を誤認識してますかねぇ…
まぁ、今回はどっちのメーターが正し目の電費を表示するかの考察だったので、ここはあまり深く考えないことにしました…(
あっ、後タイトルの「caniOnと燃費マネージャーの同時使用」はうちの環境では使えてますの報告も。
Bluetoothのドングルと一緒に併用できてます!
今のところ、車両に大きな問題とかは起きていません!
イグニッションをONにした時にタイミングによっては燃費マネージャーが一瞬起動して落ちてしまいますが、それ以外は普通に併用して使用できています。
※追記1
イグニッションをONにした時に燃費マネージャーが落ちるタイミングは大体ドアのアンロックをしてから車内灯が消えるまでかもしれません。
何がトリガーになってるか分かりませんが、急いでいない限りはゆっくりと時間を置いてイグニッションを回したほうが良さそうです。
※追記2
今のところ、車両に大きな問題とかは起きていませんとか言ってましたが、
先日警告灯が点灯して回生ブレーキが効かなくなりました。
一度、安全な所に止めて再度イグニッションをONにしたら、警告灯が消えて回生ブレーキも使えるようになりました。
イグニッションを入れるタイミングによってはECUか何かに影響が出るかもしれませんね…
警告灯と回生ブレーキが使えなくなったのはこの一回きりで、今のところは再発はしていません。