
ゲーム機による
再現画像付。
私、助手席。
工場の方が運転。
知りたい情報は、普通に転がしても見つからない。
いろんなカーブを選んで挙動を診てもらう。 交差点毎に違う距離からブレーキをかける。
「エンジンとシフトは酷くないスよ。 むしろ前の車の方が、ミズモさんの癖が付いてましたからね。」
同感だ。 初代ミズモ号は、かれこれ2~3年前からシフトフィールに、「ぬちゃっ」とした粘りがあった。
ところがこのコと来たら、ナンゾゴムでも換えてあるのでは?と思う位、「スコーンスコーン」と入る。
「万人向けっていうか、まだフレッシュ感ありますよ…。あながちメーターの走行距離はウソじゃないかもですよ…あ、リアのブレーキ、効きが悪いス。」
…整備記録簿から察すると、それは甚だ疑問。 前オーナー様が、およそ6年も所有してディーラーの定期点検をあれだけこまめに受けていた車好きならば、10万キロは走っていても不思議ではない。
走行距離メーターの表示…
秘密だが有り得ん位短い。それでも記録簿に記入されたキロ数から、事故で手放すまでの期間の数字そのものには、プラス2000キロなら、何とか辻褄が合う…
否。 やっぱりオカシイ。
6年間かけて走った累計距離のペースが
走ってなさ過ぎる。
週一しか乗らない人でも、6年あれば相当な距離になるはず。
下周りから見たボディやパーツ類の錆び方については、実は年数を推し量る事は出来ない。 「鉄」で作られている物…特に自動車やバイク、自転車等は、乗らないと驚く程ハイスピードで錆びて朽ちて行く。
結論…
この子の距離、もう気にスンナ!!今後のメンテこそが大事よ!!
整備記録簿その物が、誰かが偽造したかも知れんじゃないか? 消費者の立場からすると、偽装とかする会社は本当に困るよね。
疑い出したらキリが無いので、まさしく現在に於いて発見した不具合について対処しよう。そうしよう。
平日昼過ぎの
国道ニッキュッパは空いていた。 車線変更でちょっとだけシビアーな動きをやってもらい、冷や汗。
当然、ハンドルが左に取られるのも確認してもらう。 「左前から持って行かれてるのか?或いは左リアが車体を引っ張ってズレて行くのかは…下に潜ってみないと」
私が中古車屋からの帰路、抱いた淡い幻想は脆くも崩れた。
やはり、再整備と修理。

Posted at 2011/02/25 17:03:03 | |
トラックバック(0) |
ここはプロに | クルマ