
この日の結論を先に書くと、帰宅許可が降りた、という事。
ただ、工場に帰ってからが長い。 板金担当の方も交えて、外側から判るだけの所見と、今後どうするかを夕方から夜まで相談した。
目視だけでホイールベースの狂いが分る。足回り全部、無理クリ取り付けてあるであろうから、大部分を交換するのはホボ確実。 ポン付けで付けばまだ良い方で、付かない場合はボディ板金からやり直して、パーツとパーツの距離を許容範囲内にまで修正しなければならない。
ロア・アーム類交換だけで済めば、予算内ギリでセーフ。
修正板金まで行ったら…そこから先は泥沼。 治るまで掛かり続けるという事態に陥る。
私だって再度の修正も覚悟の上でお願いしているが、始まってからの損傷判明が起る可能性が高く、予算見積りと作業日数がすぐには出ない以上、「ナンボや?ナンボかかるんや?」とはチョット聞けない。
実際、交換作業が開始されてからも、ダメだった物が何カ所も出た。 その都度、工場から電話が来て、連絡と説明を懇懇として貰い、何度も工場へ出向いては進捗を確認させて頂いた。
整備手帳欄に出る画像はその時撮った物。
この時点(正確にはマダ1月31日の話!)では、無理クリな車の割に、それなりに走る。
「買ってスグ壊れる典型的な物件ですが、おそらく練馬までは持つでしょう。 遠くまで走ったり飛ばしたりしちゃダメですよ。 それとタイヤは一刻も早く取り替えて下さい。
工場が大混雑してるので、日程が全部組めるまで自宅待機願います。 その間に車高調を先に交換しといて下さい。 アライメントはとっちゃダメですからね。」
そう・・・車高調交換でアライメント取っても、その後にまた足周りいじっちゃうから工賃2倍かかっちゃうのだ。
入院までの束の間、所有する喜びが戻って来た。
ブリジストン・VAGGIOTK5(5穴)
F/17in R/18in、要らない。
Posted at 2011/02/26 03:29:35 | |
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